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スイスを舞台にした9日間のステージレース「ツール・ド・スイス」第3ステージで、チーム・サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がスプリント勝利を挙げました。
初日のタイムトライアルで4位と好位置につけていたマシューズは、第3ステージで現ロード世界チャンピオンのピーター・サガンを破り、10秒のボーナスタイムを得て総合ランキング首位へと浮上しました。
3つのカテゴリー山岳を越えて160km先のベルンへとゴールする第3ステージは、スプリンターにとってタフなコースとなりました。序盤は2名のエスケープが9分以上先行したものの、チームはマシューズのスプリントを狙うべくメイン集団をコントロールし続けました。
残り13kmで逃げを捉えると、マシューズは3人のチームメイトとともにポジション争いへと合流。ゴールへと至る登りで力を温存したマシューズは、ニキアス・アルント(ドイツ)の巧みなリードアウトを受けて先頭へと飛び出しステージ優勝を掴み取りました。
チームはマシューズのリーダージャージ獲得に加え、ジロ優勝者のトム・デュムラン(オランダ)が10秒差の総合2位につける理想的な展開で第4ステージへと進みます。
マシューズはレース後、以下のようにコメントしました。
「登りではそこまで調子が良くなかったけど、ゴール前に残るためには十分だった。素晴らしいアシストをしてくれるアルントが近くにいてくれたことで、レース中モチベーションを保てたんだ。彼のおかげで、完璧なタイミングでスプリントを開始できたよ」
「明日のレースでリーダージャージを着られて嬉しい。ジロ・デ・イタリアで優勝した経験が、チームをより強くしてると感じているよ」