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INFORMATION
2023.04.18
東日本大震災復興支援マウンテンバイクについてのNHK報道の紹介
NHKが東北地方の情報を掲載する公式WEB「知っトク東北」に、東日本大震災復興支援マウンテンバイクについての記事が4/12付で公開されましたので、記事へのリンクをご紹介させていただきます。ぜひこ高覧ください。※NHK了承済みです。
EVENT
2022.09.29
2022年9月17日(土)-18日(日)に、宮城県の南三陸エリアで実施された「ツール・ド・東北2022」。ジャイアントは今年もオフィシャルメカニックとして参加してまいりました。 大会当日の夜明け前から参加者を待ち受けるオフィシャルメカニックサポートブース。 ■ 3年ぶりのリアル開催「ツール・ド・東北」は、復興支援と震災の記憶継承を目的に2013年から開催されているロングライドイベントです。私たちジャイアントは大会趣旨に強く賛同し、第1回大会の準備段階から「オフィシャル・テクニカル・サプライヤーパートナー」として運営協力を継続しています。しかしながら、「10年間継続してサイクリスト経由で復興の軌跡を伝える」という高邁な決意も世界的なコロナ禍には抗えず、本来は第8回大会となるはずだった一昨年は中止に。1年繰り越された昨年の第8回大会も会期直前で通常開催を断念し、ツール・ド・東北フレンズなど一部関係者のみによるバーチャル開催となりました。 ※以下の「ツール・ド・東北 2021 ダイジェスト動画(ロングバージョン)」もぜひご覧ください。 こうした経緯から、今回3年ぶりのリアル開催となった「9回目のツール・ド・東北」は、参加者はもちろん、エイドステーションや沿道で参加者を応援してくださる地元の皆さま、そして大会関係者まで、すべての人にとって待望の特別な大会となりました。 ■ 9月17日(土):大会前日今回は感染予防措置として参加定員をコロナ前の半数以下に抑え、大会受付を当日のみとしたことで、土曜日の大会会場はかなりゆったりとした状況でしたが、それでもおそらく100名から200名ほどの参加者がメカニックサービスエリアにいらっしゃいました。想定以上に初参加の方が多く、なかには重篤な整備不良バイクもありましたが、いつもの年に比べれば余裕をもって作業できましたので、全員の完走を期して最大限対応しました。 参加者のバイクを整備。普段は他ブランドのバイクに触る機会のない本社スタッフには良い勉強の機会でもあります。 「応援飯」は地元に食で貢献する当大会独自の取り組み。スタッフのお昼も石巻やきそばやカキフライなどのご当地尽くし。 ■ 9月18日(日):大会当日心配されていた台風の進行が少し遅れ、朝から最高の秋晴れに恵まれた日曜日。私たち「オフィシャル・テクニカル・サプライヤーパートナー」は、朝5時前からメカニックサービス対応を開始しましたが、大会受付がスタート順に応じた時間帯指定となったせいか、メンテナンス希望者が重なることもなく落ち着いて対応できました。 検車で不備が見つかったバイクにすぐ対応できるよう最後尾のサポートカーを召集ゲート脇に配置。 もっとも、大会当日のメカニックサービスは、会場内よりもスタート後にコース上で対応する時間の方が長く、より重要です。メカニックサービスを行うサポートカーは、会場から時差スタートしていく参加者概ね200人毎に1台がコースに出て、参加者と混走しながら大会本部からの救援要請連絡で現場に移動して修理作業等に対応します。 また、私たちジャイアントは、大会PRについても貢献したいという思いから、ツール・ド・東北フレンズやタレントなどのゲストが大会に参加するためのバイクやギア類も毎回ご用意しています。 東松島市ご出身のパンサー尾形さんはご自分の愛車「ジャイアント・プロペル」で「女川・雄勝フォンド」に参加。 フレンズの中西哲生さんは今年から当地「いしのまき観光大使」に就任。尾形さんとはサッカーつながりで仲が良い。 スタートセレモニーでは必ず全員で黙祷。左は大会オフィシャルアドバイザーとして安全を担う安藤隼人さん。 今回の参加者数は2019年の概ね半分でしたが、メカニックサポートカーは2019年大会と同数の、SHIMANOさんx3台、IRCさんx1台、ジャイアントx3台、トータル7台とかなり潤沢でしたので「あまり出番は無いのでは?」とタカをくくっていました。しかしながら、少なくとも「女川・雄勝フォンド(65km)」の最後尾を担当した筆者(ジャイアント広報担当)が運行した7号車は、会場出発の直後からフィニッシュ制限時刻の17時まで概ね稼働し続けていましたので、サポートカー7台のフル体制とした甲斐はあっただろうと感じています。 トラブル対応の最多はやはりパンク。ご自身で対応できる上級者でもサポートカーのフロアポンプに安堵の表情。 「女川・雄勝フォンド」を親子で満喫される参加者。偶然ジャイアントストア仙台のお客様とあって二重に感激。 体調不良でリタイアされる参加者をサポートライダーと協力してケアするのもメカニックサポートカーのお仕事。 もちろん、ライド途中でのトラブルなど無いに越した事はないのですが、サイクリングには熱中症や落車のリスクがつきものですし、事前にどれだけ整備してもパンクなどの機材トラブルは一定数発生してしまいます。そうした局面でサイクリストのお役に立つ機会をいただくことで、私たち「オフィシャル・テクニカル・サプライヤーパートナー」も大会の一部となり、僅かながらも地域復興への一助となる。そうした関係性に大きな意義とやりがいを感じて、ともに大会協力を継続しています。 エイドステーションでも「応援飯」。復興著しい女川町ではサンマすり身がタップリの「女川汁」が美味しい。 雄勝エイドでは恒例の「焼きホタテ」と「宮城米のおにぎり」。サポートスタッフにも振る舞われるのが本当に嬉しい。 「北上フォンド(100km)」71km地点の北上エイドは三陸の定番「めかぶ」と「塩ウニ」でスペシャルな塩分チャージ。 おかげさまで、今回も大きな落車や事故はなく、天候も夜まで持ち堪えてくれたため、参加者も大会関係者も久しぶりのリアルなツール・ド・東北を最後まで楽しむことができました。来年の「ツール・ド・東北 2023」はいよいよ節目となる第10回大会。多くのサイクリストと再び現地でお目に掛かることを心から楽しみにしています。 2022年9月 ジャイアントジャパン広報・イベント担当 渋井亮太郎
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2011.05.31
2011年4月5日に告知いたしました「復興支援マウンテンバイク:1,000台」につきまして、 関係自治体および現地NPO法人等と調整の結果、下記の地域に寄贈させていただきました。 <寄贈先 ※市町村> ・岩手県: 久慈市、岩泉町、盛岡市、宮古市、山田町、大槌町、遠野市、大船渡市 (写真左から:みやこさいがいエフエム様、山田八幡宮様、山田高校避難所様、大槌小学校避難所様) ・宮城県: 気仙沼市、登米市、女川町、石巻市、東松島市、松島町、七ヶ浜町、多賀城市、大河原町、亘理町、角田市、山元町 (写真左右とも:石巻市大指/フェアトレード東北様) (写真左から:石巻市小渕浜、石巻市小寺/いずれもフェアトレード東北様) (写真左:七ヶ浜中学校様の体育館、写真右:中学生に校庭で乗り方講習) ・福島県: 新地町、相馬市、南相馬市 (写真左から:相馬市役所様、南相馬市社会福祉協議会様) <配送日程> ・第一便:2011年4月27日・・・・360台 ・第二便:2011年5月7日・・・・・40台 ・第三便:2011年5月19 - 20日・・600台 配送については内外日東株式会社の全面支援を受け、960台をチャーター便で現地まで輸送。 うち450台と第二便の40台についてはジャイアントのスタッフが現地で荷渡し対応を行い、 受渡し時にはメンテナンスなどの注意事項、変速や乗り方について簡単な講習を行いました。 本件につき、起案当初は現地で復興支援業務に従事されます自治体職員やNPO職員、 避難所ボランティアの方々などの移動手段として、使途を想定しておりましたが、 2ヶ月ほどで道路整備が進んだこともあり、復興支援業務上のご要望は自動車が主となりました。 一方、自転車へのご要望は、市街地から離れた地区の自宅被災者、特に遠距離通学を強いられる 中学生・高校生から寄せられ、これに応じるかたちで、今回の1,000台のうち相当数が、 小学校高学年から中学生、高校生までの子供たちに分配されることになりました。 ジャイアントは今後とも、自転車愛好家の皆様、ならびに自転車販売に関わる業界の皆様とともに、 自転車の可能性を追い求めてまいります。 皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。 2011年5月末日 株式会社ジャイアント
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2011.4.5
【東日本大震災復興支援活動について】 2011年4月5日 プレスリリースNo.11040401 「被災地に特別仕様のマウンテンバイク1,000台を無償提供」 このたびの東日本大震災被害で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 株式会社ジャイアント(本社:神奈川県川崎市中原区、代表取締役社長:李 瑞發)と ジャイアントグループ(www.giant-bicycles.com)(本社:台湾省台中市大甲区)は、 被災地での使途を考慮した特別仕様のマウンテンバイク、合計1,000(一千)台を 被災地域に無償提供します。 スポーツ自転車メーカーであるジャイアントとしてお役に立てることを検討した結果、 当面道路の舗装整備が困難と想定される被災地において復興に奔走される被災者 ならびに団体職員、ボランティアの皆様の移動手段として有効な「マウンテンバイク」 を提供することといたしました。 また、自転車の提供に当たって大きな労力となる「配送」につきましては、 内外日東株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:木島 勲)によって、 1000台すべてについて国内到着後、現地への配送が無償提供されます。 概要は以下の通りです。尚、提供先や納入日等につきましては決定次第、 別途ご連絡申し上げます。 ■ 製品:GIANT ROCK(ジャイアント・ロック) "震災復興支援 特別仕様車" ・ 26インチタイヤ、21段変速、前サスペンション機能付きマウンテンバイク ・ 震災後に急遽生産ラインを確保して生産した緊急特別生産モデル。 ・ 軽量で丈夫なアルミフレームのマウンテンバイクをベースに、 リアキャリア(後部の荷台/最大積載量25㎏)と荷ゴム、サイドスタンド、 フロントヘッドライト(前照灯)を標準装備。 ・ 使用者の安全性を最優先として、被視認性が高いイエローxレッドのフレーム色を採用。 ・ 公共的な使途を促進するため、車体中央部に「震災復興支援品」と明記し、 市販の製品との差別化を図りました。 ・ メンテナンス用として、フロアポンプ(空気入れ)とハンディツール(携帯工具)、 チューブ1台分(2個)を5台に1セットずつ同梱。 ■提供台数:全1,000台 ・フレームサイズ内訳: 356mm/XS (適応身長155-165cm) x 400台 406mm/S(適応身長160-175cm)x 600台 ※タイヤサイズはXS、Sともに26インチです。 ■ 提供先 ・被災地の地方公共団体を通じて、避難所や仮設住宅、 ボランティア統括事務局等へ提供することを想定。 ■納入までのスケジュール: ・ 初回納入(800台を予定):4月末頃に納入予定。 ・ 残数:連休後1〜2週間で納入予定。 ■納入形態:納入後すぐに使用することが出来るよう、完全に組み立てた状態で配送。 ・組み立て作業はジャイアント社員および協力各社のスタッフが担当します。 ■ 納入後に現地で想定される懸念事項: ・ タイヤの空気圧管理、パンク修理への対応。変速やブレーキ調整等の整備作業など。 >今回のタイミングでご用意できる最低限のメンテナンス用品を5台に1セット付属させますが、 通常メンテナンスについては現地周辺の自転車店などでのご対応をお願いしたいと存じます。 ※お問い合わせは 株式会社ジャイアント TEL:044-738-2200(代表)までお願いいたします。