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チーム・サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がツール・ド・フランス第3ステージのゴールスプリントを争い2位を獲得しました。この結果マシューズは総合3位となり、序盤から好調な滑り出しとなりました。
今年のツールはドイツで開幕し、ベルギー、ルクセンブルグを経て、第3ステージでいよいよフランスへ入ります。
その第3ステージは全長212kmの丘陵地帯を抜けるコースで、最終ゴール手前から登りのスプリントステージ。
TCR ADVANCED SLを駆るマシューズはチームメイトのサポートと共に最終スプリントへ挑みましたが、惜しくも世界チャンピオンであるペテル・サガン(スロバキア)の後塵を拝する結果となりました。
チーム・サンウェブのコーチであるアイク・ヴィスビークは以下のようにコメントしています。
「今日のレースは、終始先頭集団でローレンス・テンダム(オランダ)を中心としたコントロールが出来ていた。戦略通りに進んで、最後の登りに入る時点で前方にワレン・バルギル(フランス)とシモン・ゲシュケ(ドイツ)が揃っていたけど、マシューズが2人と離れてしまいスタミナを温存できず、僅差で負けてしまう残念な結果だった。でもステージ全体としては良いタイミングで動けたし、良いレースだった。マシューズはこのまま調子を上げていけば勝ってくれるはずさ」
第3ステージ終了後に総合3位へと順位を上げたマシューズは、この3日で3種異なるバイクで出場しました。
第1ステージの個人TTでは、TRINITY ADVANCED PROを駆り16位に。
チームとしてはニキアス・アルント(ドイツ)が11位でトップリザルトでした。
ドイツのデュッセルドルフからベルギーのリエージュまで平坦基調の203kmを走る第2ステージで、マシューズはプロトタイプのPROPELを選択。
雨の影響で残り30km地点で大規模なクラッシュが発生したものの、サンウェブのライダー達は難を逃れました。
最終スプリントはタフな争いとなり、残念ながらマシューズは位置取りに失敗して9位でした。
マシューズはPROPELと共に駆けた第1ステージ終了後、以下のようにコメントしています。
「今日このバイクで走れたのは最高だった。エアロダイナミクスを存分に発揮してくれた。速く走りたいときには最適なバイクさ」
第4ステージはモンドール=レ=バンからヴィッテルまで、4級山岳も含む207kmの平坦基調のコースを争います。