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チーム・サンウェブのトム・デュムラン(オランダ)がジロ・デ・イタリア第14ステージで優勝を飾り、総合ランキングでさらにリードを拡大しました。
第10ステージの個人TTに続き今期ジロ2勝目を挙げたデュムランは、さらなるリードを得て総合ランキング首位の座を固めることに成功。また、TCR ADVANCED SLとともにオローパの登りを制し、世界最高のオールラウンダーへと飛躍したことを印象付けました。
デュムランはレース後、以下のように語ります。
「予想外の勝利だ。このステージ優勝を夢見ていたけれど、それを達成できるだなんて思ってなかったよ」
レースはカステッラーニアからオローパの登りゴールに至る131kmで争われました。
マリアローザを着たデュムランはチームメイトのアシストを受け、フレッシュな状態でオローパの登りに突入。
ハイペースを刻んだデュムランはライバルであるナイロ・キンタナのアタックを封じ込め、イルヌール・ザカリンとミケル・ランダをゴール前で引き離し見事勝利を掴みました。
この勝利によりボーナスタイムを得たデュムランは、2位のキンタナに2分47秒、3位のティボ・ピノーに3分25秒のタイム差をつけることに成功し、総合リードを拡大しています。
「とてもタフな登りだったけど、キンタナから遅れた時も集中を切らさず、リラックスしてマイペースの走りに徹したんだ。終盤では追いついて、そこからまだ加速できる力が残っていた。信じられないよ」
ジロは第15ステージと翌日の休息日を終えた後、激しい総合争いが予想される第3週へ突入します。
デュムランとチームメイト達は、マリアローザ防衛のためさらなる挑戦を続けます。
「マリアローザを着て第3週を迎えることは大きなアドバンテージだけど、この先何が起きてもおかしくない。ミラノへの道はまだまだ続くんだ」