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GIANTファクトリーオフロードチームのマルセロ・グティエレス(コロンビア)が、スコットランドのフォート・ウィリアムで開催されたUCIワールドカップ・ダウンヒル(DH)決勝で4位となり、2大会連続となる上位入賞を果たしました。
ワールドカップ・DHのラウンド2として迎えたフォート・ウィリアムで、グティエレスはチームを率いるエースライダーとして快走。グティエレスは決勝で4位入賞を決めると、ポイント加算によりワールドカップ2017シリーズランキングで2位へと浮上しました。
「2大会連続の入賞なんて初めてだ。そして、ランキング1位とはたったの2ポイント差につけている。ここまできたらやるしかないね」
グティエレスは長く険しいフォート・ウィリアムのコース攻略に全力を注ぎ、予選4位で決勝レースを迎えました。刻々と変わる天候により路面コンディションがシビアになっていく中、グティエレスはGLORY ADVANCEDと共にタフなコースへと立ち向かいました。
「バイクの調子は完璧だった。おかげで気負わずにレースに集中することができたんだ」
フォート・ウィリアムでの一戦はチーム一丸となって善戦し、ジェイコブ・ディクソン(アイルランド)が22位、エリオット・ジャクソン(アメリカ)が28位でフィニッシュし、それぞれシリーズランキングで順位を上げています。
チームマネージャーのジョー・ストーブは語ります。
「チームが1つになってハードワークを積んできたから、今回の結果には大満足だ。ディクソンは着々と実力をつけてきているし、ジャクソンのスピードには目を見張るものがある。このシーズンは、メンバーの誰かがサプライズを起こすことになりそうだ。期待してほしいね」
次戦となるワールドカップ・ラウンド3を見据え、チームはオーストリアのレオガングへと渡ります。これを皮切りに、チームは8月までに7つのレースを転戦していきます。