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チーム・サンウェブは7/1(土)に開幕する「ツール・ド・フランス2017」(以下ツール)参加メンバーを発表しました。
チームはイタリアでの高地トレーニングキャンプを経て、3週間にわたる世界最高峰のステージレースに挑みます。
今年のツールは開幕の地「グランデパール」をドイツに迎えてスタートとなり、ドイツ籍のチーム・サンウェブにとっても今年のツールは意義深いものとなります。
全21ステージに及ぶ戦いは、デュッセルドルフ市街のライン川と並走する14kmの個人TTで幕を開けます。
第2ステージはデュッセルドルフから国境を越え、スプリングクラシックの舞台として名高いベルギーのリエージュまで、203.5kmが設定されています。
過去4年のツールで通算11回ステージ優勝をしているチーム・サンウェブは、今年のツールでもエーススプリンターのマイケル・マシューズを中心に勝利量産を目指します。
今季「ツール・ド・スイス」第3ステージでスプリント勝利して調子を上げているマシューズは、ツール開幕を見据えて以下のようにコメントしました。
「自分の脚質に合う数ステージをターゲットに、チームのサポートを受けて勝ちを狙いに行くよ。チームは皆モチベーションが高い状態だよ」
コーチのアイク・ヴィスビークはツール2017のメンバー構成に付いてコメントしました。
「チームはマシューズのステージ優勝にフォーカスし、彼をサポートする強い意志を持つ9名を選んだ。強力なスプリントトレインを組めるメンバーを揃えているよ」
今季1勝を挙げたニキアス・アルントをリードアウトの主軸に据え、オランダチャンピオンのラモン・シンケルダム、マイク・テウニッセン、アルバート・ティマー、ロイ・カーヴァスがトレインの牽引役を担います。
スプリントステージでのチャンスに加え、チームは山岳コース、そして総合ランキングでの上位進出も狙えるメンバー構成で臨みます。
過去ブエルタ・ア・エスパーニャで総合トップ10入りを果たしたワレン・バルギルを山岳エースに起用し、シモン・ゲシュケやローレンス・テンダムがアシストを務めます。
チームは、TCR ADVANCED SLとTRINITY ADVANCED PROを今ツールで使用し、全てのバイクにGIANT CONTACT SLRサドル、ハンドル、ステム、そしてNEOS TRACKサイクルコンピューターを装備します。ヘルメットは、REV、PURSUIT、RIVET、RIVET TTをコースにより使い分けます。
【ツール・ド・フランス2017 出走メンバーリスト】
ニキアス・アルント(ドイツ) スプリンター
ワレン・バルギル(フランス) クライマー
ロイ・カーヴァス(オランダ) キャプテン/オールラウンダー
シモン・ゲシュケ(ドイツ) オールラウンダー
マイケル・マシューズ(オーストラリア) スプリンター
ラモン・シンケルダム(オランダ) スプリンター
ローレンス・テンダム(オランダ) クライマー
マイク・テウニッセン(オランダ) リードアウトマン
アルバート・ティマー(オランダ) オールラウンダー