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「CCCチーム」がツール・ド・フランスで好調なスタート2020.08.31

コロナ禍による様々な試練を乗り越え、ついに開幕した「2020ツール・ド・フランス」。GIANTがスポンサードするCCCチームももちろん参戦しており、好スタートをきりました。

「第1ステージ」で、ミヒャエル・シェアー(スイス)がスタート直後から逃げグループに入り、好調な走りをみせました。山岳賞ジャージこそ惜しくも逃しましたが、「敢闘賞(ドサール・ルージュ)」を獲得し、存在感を示すことができました。

今後のステージでも力強い走りをみせてくれると期待しています。

第107回ツール・ド・フランスは、3週間のグランツアーの中でも最も過酷なルートが特徴で、ニースを発着した開幕ステージは、厳しい気象条件の中での激しいレースとなり、ファンに多くのドラマを提供しました。

PROPEL ADVANCED SL DISCにCADEX WHEELSYSTEMをアッセンブルし、GIANT REV PROヘルメットを装備したCCCチームのアシストライダー、ミヒャエル・シェアー(スイス)は、第1ステージのスタート直後に形成された逃げグループに残り、降り始めた雨も影響してメイン集団からリードを奪います。

「雨が降ればレースは予想外のものとなり、また雨の中の下りは簡単ではない、と分かっていた。」「実際は、タイヤを信頼してたし空気圧も完璧だったから、とても快適だったよ」とシェアーは語りました。

シェアーはその日の2番目の登りでKOMポイントを獲得したものの、ゴールまで残り数km地点での落車により残念ながらマイヨアポワ(山岳賞)ジャージの獲得はならず、共に先行したファビアン・グルリエ(フランス、トタル・ディレクトエネルジー)のものとなってしまいました。

「ポイント数は同じだったので、山岳賞ジャージを獲得するためには相手より先にゴールする必要があった。でも、スプリンターがひしめき合い、落車がいつ起こるか分からない最悪な位置取りの自分にとって良くない状況でした。残り3kmの下りで、私の目の前でコルブレッリが激しく落車し、ブレーキをかけたけど路面が滑ってホイールが横向きになり、ハンドルバーを飛び越えて転倒してしまった。」とシェアーは語りました。

最終的に、シェアーは第1ステージで敢闘賞を獲得しました。

翌日はCCCチームのリーダー、グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー)が勝利に近づき、さらにエキサイティングなレース展開が見られました。グレッグは、2つの1級山岳に加え、エズ峠の上りも含まれる山岳ステージの最前線にいました。

激しいレース展開を見せた一日も終わりに向かい、ヴァンアーヴェルマートとチームメイトのイルヌール・ザカリン(ロシア)を含めた、大幅に人数を減らしたプロトンは最後の山岳の頂上地点に。その時ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)が攻撃を開始し、他の2人のライダーが彼に加わり、このグループが約20秒のリードを獲得しました。

最後の1kmで、ヴァンアーヴェルマートを含む集団は、逃げグループに近づきましたが、最終的には200m足りませんでした。結果、アラフィリップがステージ優勝とイエロージャージを獲得。ヴァンアーヴェルマートは、集団スプリントで4位ゴールとなりました。

「ステージ優勝とイエロージャージを狙っていたので、ワンデーレースのようにすべてをかけて走った。残念ながら3名が前にいて、もちろん彼らの走りは最高だった。自分の能力は出したつもりだから結果は残念だね。」

失望しているに見えたヴァンアーヴェルマートでしたが「ステージ優勝のチャンスはこれが最後ではないと願いたい。」と、今後のチャンスに期待を示しました。

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