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GIANTはフルモデルチェンジしたエンデュランスロード「DEFY」シリーズを発表いたします。
新型DEFYは、GIANT独自のD-FUSEテクノロジー採用コンポーネントを拡張することで、特に厳しい道のりのロングライドで、ライダーにより滑らかで快適な乗り心地を提供します。
ADVANCED PROとADVANCEDの2グレードで展開される新型DEFYシリーズは、アップデートしたジオメトリを含む新設計のフレームがより太いタイヤの装着を可能にして、エンデュランスロードライダーにさらなる快適性とコントロール性、多様性を提供します。
GIANTのシニア・グローバル・ロードカテゴリーマネージャーであるニクソン・ファンは、以下のようにプロジェクトを説明します。
「DEFYは、世界中のエンデュランスライダーやテストライダーから長い間人気を得ているシリーズです。今回のプロジェクトは、DEFYの効率性と高性能を損なうことなく、疲労を最小限に抑えるために、より滑らかで洗練された乗り心地を実現する新しい方法を見つけることを重視しました」
過去2年間、GIANTのエンジニアはこの目標を達成するために様々なコンセプトをテストし、最終的にD-FUSEテクノロジーを拡張することで、画期的な結果を得ることができました。元々、2014モデルのシクロクロスバイク用に発表されたD-FUSEは、前面に丸い形状、後面に平らなデザインを持つ独特のチューブデザインが、衝撃と振動吸収を高めることでライダーに悪路でも高いコントロール性を提供しています。世界選手権優勝を含むTCXシクロクロスバイクでの成功に続いて、D-FUSEピラーは2015モデルからDEFYに採用され、ロングライドでの疲労軽減に貢献しています。
GIANTは、2019モデルから新たにD-FUSEテクノロジーをハンドルバーに採用します。自転車の前方に採用したD-FUSEハンドルバーの役割は、ライダーとバイクの重要な接点の快適性を大幅に改善することにより、ライダーに高い乗り心地を提供します。
D-FUSEハンドルバーは、カーボンのCONTACT SLR D-FUSEとアルミのCONTACT SL D-FUSEの2種類で、カーボン製CONTACT SLR D-FUSEとノーマル形状のCONTACT SLRの比較では、路面からの突き上げに対して快適性が+10%。反対にスプリント時にハンドルを引き上げる動作に対しては剛性が+30%向上しています。
「この結果から、荒れた路面でより快適性を高めるだけでなく、ダンシングやスプリントでも十分な剛性を備えていると言えます。さらに、複雑なピヴォットなどを一切使わないデザインなので、軽量でシンプルなメンテナンスを保ったまま、D-FUSEピラーとともにバイクとの重要な2つの接点に快適性を追加しています」とニクソン・ファンは説明します。
より太い32Cタイヤを装着可能にした新型DEFYは、ジオメトリもわずかに変化しました。タイヤのエアボリュームで高まったBBハイトを前モデルから5mm下げ、ヘッドチューブ長も微調整しました。新型DEFYの全モデルは、フラットマウントと12mmスルーアクスルを採用したディスクブレーキ専用設計で、チューブレスレディホイールとタイヤの「GIANT TUBELESS SYSTEM」を標準装備してます。
新型フレームとD-FUSEの他に、2019モデルDEFYシリーズの最上位モデルDEFY ADVANCED PRO 0にはGIANTのクランク型パワーメーター「POWER PRO」が採用されています。左右デュアルサイドのパワーメーターは、パワー出力データをANT+対応コンピューターに提供することで、ライダーがペダリングパフォーマンスの把握、分析、向上するためのサポートを行います。
なお、新型DEFYシリーズの日本国内でのラインナップや価格は、8月末に発表予定です。