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新型トライアスロンバイクTRINITYをアイアンマン世界選手権で発表!2015.10.10

GIANTは、今週末ハワイのコナで開催されるトライアスロン・アイアンマン世界選手権の前に、
現地で新型TRINITYのグローバルメディア発表会を行いました。
新型カーボントライアスロンバイクのTRINITYシリーズは、 TRINITY ADVANCED PROと
TRINITY ADVANCEDの2グレード展開です。
また、フレームセットのTRINITY ADVANCED PRO TTは、ロードのタイムトライアル用に
UCI規則をクリアしています。

Trinity_Advanced_Pro

ティム・バン・バーケル(オーストラリア)選手がアイアンマン・コナで使用する、フラッグシップモデルの
TRINITY ADVANCED PROは、実際のレースコンディションで世界最速性能をもつバイクとして開発されました。
GIANTの空力思想であるAeroSystem成形技術や、一体型ハイドレーションとストレージのAeroVaultシステム
などのトライアスロン専用スペックが、トライアスリートにアドバンテージを与えます。

先月「アイアンマン70.3 サンシャインコースト」でプロトタイプのTRINITYに乗り優勝したバーケルは
以下のようにコメントしています。
「レースに完全対応している新型TRINITY ADVANCED PROを本当に気に入っているよ。
エアロ形状のフレームとフォークは新しいジオメトリで最適なポジションを出せるし、
ハイドレーションとストレージも一体化されて使いやすさとエアロを両立している。
トレーニングでもレースでも速く走るためはこのバイクじゃなきゃダメなんだ」

Trinity Berkel 1Trinity Berkel 2

新型TRINITYの開発にあたり、GIANTはフランスのマニクール・サーキットにある
空力研究施設「ACE」と提携し、数々のCFD(数値流体力学)分析と風洞実験により、
最終形状に至るまで250以上のフレーム設計を経て、新型TRINITY ADVANCED PROが生まれました。
GIANTとACEは、バイクとライダーが走行中に実際に受ける空気抵抗を正確に計測するため、
関節が動きペダリング動作が可能な動的マネキンを開発し計測を行いました。

最終版のTRINITY ADVANCED PROは、ハイドレーションとストレージシステムを装備した
競合の主要トライアスロンバイク4台と比較テストを行い、最もエアロダイナミクス性能に
優れていることを証明しました。

GIANTのオンロード・カテゴリーマネージャーであるニクソン・ファンは以下のようにコメントしています。
「レースを想定したエアロダイナミクス性能を計測するため、私たちは全てのバイクで
補給システム“有り”と“無し”の両方でテストを行いました。
TRINITYは補給システム無しでは競合製品とほとんど同等でしたが、
実際のレースに必要な装備を付けた状態でのTRINITYは、速さで勝るだけでなく、
唯一補給システム無しの状態よりも高いエアロ性能であることが証明されました」

<トライアスロン専用設計>
AeroVault System

新型TRINITYは今までのAeroSystem 成形技術を更に進化させ、フレームやフォーク、その他部位への
空気抵抗や空気の流れを分析し、それらを最小化させることを目標に設計されました。
アドバンスドグレードカーボン製のAeroDrive トライアスロンフォークは、5:1比率の翼型形状で、
一体化デザインのステムとともに高いステアリング性能を維持しつつ、高いエアロ性能を実現します。

ハンドルまわりには、新たにAeroDrive Triベースバーが搭載されました。
5:1比率の翼型形状ベースバーは、リバーシブルデザインで40mmの高さ調整が可能です。
SpeedControlブレーキもトライアスロン仕様で、フロントはフォークと一体化したデザインで空気抵抗を
軽減します。またリアブレーキは流線型カバーを採用することで、50km/hの時に3ワットの抵抗を軽減します。

TRINITY ADVANCED PROの特徴の一つは、レース中の補給が簡単に行える一体型AeroVaultシステムです。
前方のハイドレーションユニットはエアロかつ飲み口までアクセスしやすい形状で、フレームサイズに応じて
最大700mlの容量を持ちます。また、ダウンチューブにも440mlのエアロ形状ボトルを装着しています。

AeroVaultストレージボックスは、ステム後部のトップチューブ上部に配置されます。
290mlの容量を持ち、補給食や予備のパーツを入れることができます。空力性能を高める形状で、
後付けのストレージボックスの弱点である、スタンドオーバーハイトの高さも改善しています。
ソフト素材の採用で左右両面からの開口が可能で、水や汗などの浸透も防止してます。
また、シマノDi2用のジャンクションも収納可能で、調整や充電が容易に行えます。

ジオメトリーの改良とポジション調整機能の向上が新型TRINITYでの大きな課題でした。
フレームサイズの展開は今までの3つから、4つへと増えました。
また、AeroDriveベースバーはアームパット部やその他可動部で高い調整機構を備えています。

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