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NEWS ロードバイク タグ 記事一覧

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RACE

2022.09.08

トライアスロン・ロングディスタンス日本選手権で小田倉選手が優勝!

9/4(日)新潟県佐渡島で開催された「第26回 トライアスロン・ロングディスタンスナショナルチャンピオンシップ」で、GIANTがサポートする小田倉真選手(三井住友海上/東京)が優勝しました。 ロングディスタンスに初挑戦した小田倉選手は、国内トップ選手17名が出走したレースで2kmのスイムを2位で終えると、平坦基調の80km+起伏が激しい28kmによる計108kmのバイクコースに「PROPEL ADVANCED SL DISC」+「CADEX 65 DISC TLホイール」を選択してトップタイムを出しレースをリードします。小田倉選手は得意のランで、21.1kmをトップタイムで走り抜けて優勝しました。 小田倉選手コメント 以前から興味があったロングディスタンスに初めて挑戦しました。苦手なバイクパートを強化していくなかで、ドラフティングができず単独走となるロングディスタンスで走力を確認したい思いもありました。機材は、佐渡の108kmのコースプロファイルを最速で走る抜けるために、エアロロードのPROPELと65mmハイトのCADEXを選択しました。他の全参加者がTTバイクを選択する中、唯一ロードバイクで走りましたが、後半の上り坂を含めてPROPELの性能を十分に発揮してバイクラップを最速で終えることができました。最後のランニングでも100km以上走行したとは思えないほど脚が残っていて、最後まで崩れることなく優勝することができました。 来年はパリ五輪に向けてオリンピックディスタンスに集中しますが、世界ロングディスタンス選手権やアイアンマン70.3への挑戦も考えていきたいと思います。

RACE

2022.09.01

グローブスがブエルタ・ア・エスパーニャでスプリント勝負を制す!

チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのカーデン・グローブス(Kaden Groves)は、ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージでスプリントを決め、自身初のグランツールステージ優勝を獲得しました。 エルポソ・アリメンタシオンからカボ・デ・ガタまでの191.2kmの第11ステージは、スプリンターたちの活躍が期待される1日でした。スペイン南部を走るほぼ平坦なルートは、うだるような暑さと横風でライダーたちを苦しめました。残り26kmで3人の逃げ集団が捕まると、ステージ優勝を狙うチーム同士の位置取り争いが始まります。その結果、バイクエクスチェンジ・ジェイコは最も良い位置を取り、グローブスはこれまでのキャリアで最大の勝利を手にすることになりました。 CADEX WheelSystemを搭載した新しいエアロロードバイク、Propel Advanced SLを駆るグローブスは、チームメイトの完璧なリードアウトに続き、残り約100メートルでスプリントを開始。オランダのスプリンター、ダニー・ファンポッぺルとベルギーのティム・メルリールを抑えて、フィニッシュしました。 「残り50mから100mの地点で、他の選手よりも余力を残せていた。そして有難いことに、良い位置からスプリントを始めることができたんだ。グランドツアーで初めて優勝できたのは、この上ない喜びだよ。ここで勝てたのは本当に嬉しいし、まだまだステージは続くよ」と、グローブスは語っています。 グローブスは今シーズン、ツアー・オブ・ターキーとボルタ・ア・カタルーニャでもステージ優勝しており、今季3つ目の勝利となりました。 この日、総合5位につけていたチームリーダーのサイモン・イェーツ(Simon Yates)は、スタート前に新型コロナウイルスの陽性反応により、ツアーを棄権せざるを得なくなりました。グローブスがもたらした今年のブエルタでの初勝利は、エースのリタイアによって失望していたチームを盛り上げました。 「関係者全員にとって、本当に感動的な一日だった。サイモンの欠場という知らせで目が覚めたが、そこから気持ちを切り替えるのは大変なことだ。しかし、みんなは集中力を高め、体制を立て直し、カーデンをフィニッシュさせるための素晴らしい計画を立ててくれた。全員が自分の役割を果たし、全員が素晴らしい仕事をし、リードアウトも完璧だった」と、チームのスポーツディレクターであるジーン・ベイツは語っています。 「みんなに感謝しなければならない。ルーク(Luke Durbridge)は一日中走り回ってくれ、強風のために早めに準備をした。もう少し早くから横風が吹くと思っていたけれど、最後の4キロで先頭を引くまで何もなかった。みんなが完璧な仕事をしてくれたから、僕が前方で余力を残しておくことができたんだ。」 ブエルタ・ア・エスパーニャは、本日の第12ステージに続き9月11日にマドリードで幕を閉じます。

RACE

2022.08.30

ブルメンフェルトが新型プロペルでワールドカップの表彰台を獲得!

現アイアンマン世界チャンピオンのクリスティアン・ブルメンフェルト(Kristian Blummenfelt)は、ノルウェーで開催された2022ワールドトライアスロンカップ・ベルゲンで、新しいレースバイクPropel Advanced SLを使用して2位を獲得し、プロ男子で最も速いバイクスプリットを記録しました。 ノルウェー出身のブルメンフェルトは、ベルゲンの通りに並んだ2万人以上の地元ファンの前で印象的なパフォーマンスを披露しました。現在、彼は10月にコナで開催されるアイアンマン世界選手権のタイトル防衛に重点を置いていますが、ショートのトライアスロンの経験も豊富で、アイアンマンでの活躍に加えて東京オリンピック金メダリストであり、2021年世界トライアスロン選手権シリーズ優勝者でもある、ノルウェーのスーパースターなのです。 並み居る強豪を前に苦戦を強いられたブルメンフェルトでしたが、スタートからそのスピードとパワーを見せつけました。彼は、750mの短いスイムを先頭のニコロ・ストラーダ(イタリア)から約20秒遅れで終えました。そこから新しいレースバイク、Propel Advanced SLに乗り換えたブルメンフェルトは、順位を上げ始めすぐに先頭グループに追いつきました。 今夏のツール・ド・フランスで発表された新しいPropelは、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコが使用して2つのステージ優勝を獲得しました。この新型Propelは、前世代よりもさらに空力的に優れており、また大幅な軽量化と効率性の向上も実現しています。ブルメンフェルトのバイクは、新しいCADEX 50 Ultra WheelSystemとCADEX Aeroタイヤがアッセンブルされ、そのエアロ効率とスピードをさらに高めています。また、東京オリンピック金メダル、アイアンマン世界選手権、トライアスロン世界選手権など、彼の近年の活躍を記念したカスタムグラフィックが施されています。 このバイクを使用して、ブルメンフェルトは20. 8kmのバイク区間で31分ジャストという最速のスプリットを記録しました。石畳のセクションやテクニカルなコーナーがある地元のコースに慣れていたブルメンフェルトは、そのまま先頭に立ち12名の先頭グループを牽引し、第2トランジションまで追走グループに45秒の差をつけました。 先頭集団は5kmのランで徐々に絞られ、最後の上りでブルメンフェルトとドリアン・コニンクス(フランス)が優勝を争うことになりました。コニンクスはブルーカーペットが敷かれたゴール前の最後の上り坂で速度を上げ、スリリングなスプリント勝負の後、ブルメンフェルトを抑え、ゴールしました。 「今年はロングディスタンスのレースが多かったけど、1年中ベルゲンのために準備してきたんだ。地元ベルゲンで、多くの観客の前でレースができたことが本当に嬉しい。信じられないくらいだよ」と、ブルメンフェルトは語っています。 またブルメンフェルトと同じノルウェー出身で、GIANTがサポートするトライアスリートのグスタブ・イデン(Gustav Iden)は、15位入賞を果たしました。 新しいPropelについて、詳しくはこちらをご覧ください。

BIKE

2022.08.19

エアロロードバイク「PROPEL」がフルモデルチェンジ

GIANTはこの度、2022ツール・ド・フランスでそのヴェールを脱ぎ、ステージ優勝2回の活躍を見せた新型エアロロードバイク「PROPEL(プロペル)」シリーズを2023モデルとして発表いたします。 新型PROPELシリーズは前世代と比較し、さらに改善されたエアロダイナミクスと効率性、ポジション調整の容易さを兼ね備えたカーボンフレームによって構成されており、パフォーマンス志向のロードライダーにとって、より用途が広く、非常に能力の高い選択肢となります。 株式会社ジャイアントは、「PROPEL ADVANCED SL(2製品)」、「PROPEL ADVANCED PRO(3製品)」、「PROPEL ADVANCED(2製品)」の計3シリーズ7製品を、8月下旬より販売開始いたします。 また、今回の完成車が採用する新型のホイールやハンドル、ステムなども同時に発表いたします。 新型PROPELの旗艦モデルである「PROPEL ADVANCED SL」は、風洞実験施設とリアルな道路における数年間もの開発とテストを経て、2022ツール・ド・フランスでチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのメインバイクとして初披露されました。早速、スプリンターのディラン・フルーネウェーヘンが第3ステージで優勝。さらに、過酷なアップダウンが続く第14ステージで、マイケル・マシューズが単独アタックによる劇的な勝利を収めたことによって、新型PROPELは単なるスプリント専用機ではないことを証明しました。フルーネウェーヘン、マシューズのようなスプリンターの勝敗を分けるのは、位置取り、追走、アタックなどが激しく起こる最後の数キロです。肘のぶつかり合い、大きく体を傾けて曲がるテクニカルなコーナー、前方で受ける突風。新型PROPELは、このような状況下で他に一歩先んじることができるのです。 新型PROPELは、完成車状態での風洞実験における高速性能の測定値では前世代との有意差を示し、フレーム単体でも、やはり前世代より非常に軽量かつ高剛性です。さらに、新型PROPELは、滑らかな舗装路、荒れた道、厳しい登坂路、高速の下り坂まで、様々な状況で卓越したコントロール性能を発揮し、ダイナミックなライドクオリティを実現します。その進化はエアロダイナミクスにとどまりません。スリムになったシートステイも、新形状のベクターシートポストも、ライドクオリティ向上のために完全新設計となっているのです。 なお、ベクターシートポストは、「PROPEL ADVANCED SL」グレードが採用するフレーム一体型と、「ADVANCED PRO」および「ADVANCED」グレードが採用する一般的な別体式ポストの2種類です。 そして、新型PROPELは、プロロードレーサーはもとより、他の競技者にまで幅広く適応します。 詳細につきましては、新型PROPELスペシャルサイトをご覧ください。 ■新型PROPELスペシャルサイト   ■新型PROPELラインナップ PROPEL ADVANCED SL 「プロペル」がより軽く、剛性とエアロ性能を高めてフルモデルチェンジ。前世代比較で重量剛性比を26.4%高め、新形状の採用で快適性も向上。独自のケーブル内装システムがエアロ性能とメンテナンス性を両立する新世代のエアロロード。 PROPEL ADVANCED SL 0 標準価格 : ¥1,595,000(税込)サイズ : 680(XS),710(S),740(M)mm 重量 : 6.8kg(740mm)カラー : スターダスト>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED SL FRAME SET 標準価格 : ¥550,000(税込)サイズ : 680(XS),710(S),740(M),770(ML)mm 重量 : FRAME / 920g(710mm),FORK / 395gカラー : ネビュラ>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO 0 ULTEGRA DI2 標準価格 : ¥825,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : 7.3kg(520mm)カラー : ブラックカラント>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP 標準価格 : ¥946,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : 7.6kg(520mm)カラー : ブラックカラント>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO FRAME SET 標準価格 : ¥330,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : FRAME / 1120g(500mm),FORK / 395gカラー : スーパーノヴァ>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED 1 標準価格 : ¥660,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : 8.4kg(520mm)カラー : オリオンネビュラ>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED 2 標準価格 : ¥418,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : -kgカラー : コバルト>>詳しくはこちら   ■ギア新製品 SLR 1 50 DISC HOOKLESS WHEELSYSTEM フロント ¥88,000、リア ¥121,000(税込)ホイールサイズ : 700C リムプロファイル : ハイト50mm、フックレスリム、内幅22.4mm、外幅30mm重量 : 1518g(フロント703g/リア815g)リム素材 : 超軽量フルカーボンコンポジット卓越した空力性能を持つ軽量ハイパフォーマンスカーボンエアロホイール。ワイドな内幅と厚みのあるフレックスリムビード部がタイヤ剛性を高めて優れた路面追従性とコーナリング性能を、また、外幅30mmに拡大した50mmハイトのエアロリム形状がタイヤとホイールの気流を最適化して圧倒的なエアロ性能を提供。さらに、ダイナミックバランスドレーシング(DBL)テクノロジーが駆動剛性と横剛性を高め、低摩擦ハブが圧倒的な転がり抵抗を実現。   SLR 2 50 DISC HOOKLESS WHEELSYSTEM フロント ¥71,500、リア ¥82,500(税込)ホイールサイズ : 700C リムプロファイル : ハイト50mm、フックレスリム、内幅22.4mm、外幅30mm重量 : 1686g(フロント745g/リア941g)リム素材 : 超軽量フルカーボンコンポジットスピード、ハンドリングを進化させたリーズナブルなカーボンロードホイール。SLR 1 50 DISCと同じワイドな軽量カーボンフレックスリムを採用して、優れた路面追従性とコーナリング性能、圧倒的なエアロ性能を実現。   CONTACT SLR AERO DROP FOR MY23 PROPEL ¥49,500(税込) CONTACT SL AERO DROP FOR MY23 PROPEL ¥16,500(税込) 新型PROPEL純正のケーブル内装式ドロップバー。ハンドル上部のフラット形状がエアロ効率と掌の快適性を高め、コンパクトなショートリーチ&シャロ―形状でブラケットからドロップ部への素早いアクセスが可能。SLRはカーボン製、SLはアルミ製。   CONTACT SLR AERO STEM FOR MY23 PROPEL ¥44,000(税込) CONTACT SL AERO STEM FOR MY23 PROPEL ¥14,300(税込) 新型PROPEL専用設計のケーブル内装式ステム。エアロ効率とすっきりとした外観を両立する独自のチャンネル形状で、ケーブルを外すことなく容易なステム交換が可能。SLRはカーボン製、SLはアルミ製。

EVENT

2022.08.09

第37回 シマノ鈴鹿ロードに出展いたします<8/19更新>

GIANTは今週末の8月20日(土)、8月21日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催される「シマノ鈴鹿ロード」にCADEXとともにブース出展いたします。 GIANTブースでは、本日発表となった2023モデル新型PROPELシリーズの全グレードを展示します。 CADEXブースでは、同じく今週発表となったCADEX 50 ULTRA WheelsystemとCADEX AEROタイヤを含む、革新的な製品群を展示します。 ワールドツアーチームが使用するGIANTの最新エアロロードバイクと、革新的なCADEXコンポーネントを、ぜひブースでご覧ください。 GIANT展示車 ・PROPEL ADVANCED SL 0 (S)・PROPEL ADVANCED PRO 0 AXS (S)・PROPEL ADVANCED 1 (M)・PROPEL ADVANCED SL FRAME SET (XS)・PROPEL ADVANCED PRO FRAME SET (S) CADEX展示品 ・CADEX 50 ULTRA DISC・CADEX 36 DISC・CADEX FOUR SPOKE AERO TUBULAR・CADEX AERO DISC TUBULAR・CADEX AERO TIRE・CADEX RACE TIRE・CADEX CLASSICS TIRE・CADEX BOOST SADDLE・CADEX RACE HANDLEBAR また、大会のホストとしてレースに参戦するGIANTが機材サポートするシマノレーシングチームの活躍にもご期待ください。

RACE

202207.27

チームBEX、ツール・ド・フランスを大成功のうちに締めくくる

チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)は、パリでのツール最終ステージで力強い2位フィニッシュを決め、2022年のツール・ド・フランスの締めくくりに花を添えました。3週間のグランツールを終え、チームは2つのステージ優勝と4つの2位フィニッシュを獲得した成功を祝いました。 「今日のチームは本当に素晴らしかった。スプリントを開始するのが少し早すぎたけど、他に選択肢はなかったと思う。ラッキーな時もあれば、今日のように2番手になるときもあるのさ」とフルーネウェーヘンは最終ステージを終えた後に語りました。 あと少しのところでパリでの勝利を逃してしまったことは残念でしたが、今年最大のステージレースで、フルーネウェーヘンをはじめチームのライダー達は多くの活躍を見せました。 「7ヶ月前にチームと契約したが、今大会では最高の仕事を成し遂げられた。この大きなチャンスに、本当に、本当に感謝しているよ。チームは2つのステージで勝利を収めており、本当に誇りに思う。」 ここからは、2022年のツール・ド・フランスを大成功のうちに締めくくったチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコの名場面を振り返ってみましょう。   ステージ優勝を目指して フルーネウェーヘンとマイケル・マシューズ(Michael Matthews)はツアー全体を通してチームを引っ張り、それぞれ1勝といくつかの2位を決め、ステージ優勝を獲得するというチームの目標を達成しました。 デンマークのセナボーで行われた第3ステージでフルーネウェーヘンが優勝すると、チームの勢いは増し物事が動き始めました。CADEX WheelSystemを搭載した新しいPropel Advanced SLチームバイクに乗ったフルーネウェーヘンは、ベルギーのワウト・ファンアールトとツール・ド・フランスのポイント賞を7度獲得したペテル・サガンを破り、2019年以来のツール ステージ優勝を果たしました。 「ディランにとって大きな勝利だ。チーム移籍は決して簡単なことではないが、今シーズン、彼はよく働いてくれたし、彼の周りには本当に強力で献身的なアシストがいる」と、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのヘッドスポーツディレクター、マット・ホワイトは語りました。 チームの次の大きなチャンスは、バンシュからロンウィまで220kmを走る厳しい第6ステージでやってきました。マシューズは力強い走りを見せて、過去2大会のディフェンディングチャンピオンであるタデイ・ポガチャルに次ぐ2位でフィニッシュ。ポガチャルは、マシューズを上り坂のスプリントで引き離しイエロージャージを獲得しています。2日後の第8ステージでは、ワウト・ファンアールトに続く2位でフィニッシュし、再び勝利に近づきました。 「最善を尽くしたよ。チームは僕を好位置へ導くために素晴らしい走りをしたし、また2位になった。うまくいけば、勝利が手に入るはずだ」とマシューズは2度目の2位獲得の後に語りました。 その2日後の第10ステージでは、ツール・ド・フランス今年初出場のニック・シュルツ(Nick Schultz)が僅差で2位に。 チームメイトのジャック・バウアー(Jack Bauer)と共にこの日のメイン集団に入ったシュルツは、上り坂フィニッシュのレースで適切な動きをみせ、ムジェーヴへのアプローチをクリアすると、マグナス・コルト(Magnus Cort)との劇的なスプリント争いとなり、最終的には数センチの差で惜しくも敗れて2位を獲得しました。 「ほぼ完璧だったが、マグナス・コルトは以前グランツールでステージ優勝しているし、彼の方が1枚上手だったよ。2位は本当に嬉しいけど、正直動揺してるよ。ツール・ド・フランスのステージで勝つチャンスはなかなかないけど、これからも挑戦し続けて、チャンスをつかみたいね」とシュルツは語りました。   マシューズが大躍進 すでに2度の2位フィニッシュを飾ったマシューズは、ツール開幕から積極的な走りを見せており、勝利を収めるのは時間の問題でした。ツール・ド・フランスのポイント賞を過去に獲得しタフなクラシックタイプのレースに秀でていた彼は、次のチャンスとしてサンテティエンヌからマンドまでの第14ステージに目を向けていました。第14ステージはフランス南部の中央山塊を通過する192kmのコースで、5つのカテゴリー山岳を含み獲得標高は3,400m以上にもなります。レースは灼熱の太陽のもとで開催され、非常にタフなレースとなりました。 序盤にできた大規模な逃げ集団に加わったマシューズは、ゴールまで50km地点で単独アタックします。その後、メンデ飛行場への最後の上りに差し掛かったところで3人が合流しました。 最後の上りでアルベルト・ベッティオルがアタックして、一時離されてしまったマシューズでしたが、その後ペースアップして最後の1kmでベッティオルを引き離すことに成功しました。CADEX WheelSystemを搭載したGIANT Propel Advanced SLエアロロードバイクで独走してフィニッシュラインを通過したマシューズは、両手を広げて空を見上げ5年ぶりのツールステージ優勝を味わいました。 「これは僕のキャリアの中でもかなり重要な勝利だと思う。これまで、ジェットコースターのような浮き沈みをたくさん経験して、何度も打ちのめされたけど何度も立ち直ってきた。自分が単なるスプリンターではないこと、今日のような走りもできることを皆に示したかった。そして、最後の上り坂からフィニッシュまでの間は、娘と妻のことを考えていた。私の夢を叶えるために、彼女達がどれだけ犠牲を払ってくれているか。今日、その理由を彼女達に示すことができたと思う」とマシューズは語りました。 パリでのフィニッシュ後、チームオーナーのジェリー・ライアンは、今まで彼が見てきた中で最強のチームだったと語りました。 「素晴らしいツアーだったし、私が関わってきたチームがこれほど上手く、メンバーが一丸となって仕事をしているのを見たことがない。初日から今日までの絆は、とても特別なものです。2つのステージ優勝と4つの2位、来年また戻ってきて、もっと強くなれる。これから先がとても楽しみだよ。」

GEAR

2022.07.26

GIANTフックレスリム互換タイヤリスト更新

GIANTコンポーネントはシステムとして設計されているため、GIANTホイールシステムにはGIANTおよびCADEXタイヤの使用が最適です。GIANTロードバイク用フックレスリムに、最大空気圧が72.5psi(5 bar)を超える他社ブランドタイヤの使用をご希望の場合は、ウェブサイトに公開しているテストに合格したタイヤリストをご確認のうえ、ご使用ください。 このたび、互換タイヤリストを更新いたしました。今後もGIANTでは適時テストを続けて、リストを更新していく予定です。 https://www.giant.co.jp/giant23/showcase/hookless-technology/ なお、タイヤに表示される最大空気圧が72.5psi(5 bar)未満で、タイヤブランドの推奨に従ってフックレスリムと互換性がある場合は、GIANTフックレスリムでご使用いただけます。

BIKE

2022.07.22

「BikeExchange-Jayco」チームキットを発売

7月下旬より、「BikeExchange-Jayco(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)」チームキットとして、「TCR ADVANCED SL DISC TEAM FRAME SET」やレプリカジャージ上下、ヘルメットを発売いたします。   フレームセット クラス最高レベルの重量剛性比を追求した「トータルレースバイク・TCR」にバイクエクスチェンジ・ジェイコチームカラーをほどこした特別仕様。空力性能と軽量化を両立するチューブ形状、フレームと完全にインテグレートされたディスクブレーキや、32mmまで対応するタイヤクリアランスで高いコントロール性を実現。 TCR ADVANCED SL DISC TEAM FRAME SET 標準価格 : ¥506,000(税込)サイズ : 680(XS),710(S),740(M),770(ML)mm 重量 : FRAME / 770g(710mm),FORK / 340gカラー : チーム>>詳しくはこちら   ギア 数多くのレースで勝利を飾り、ワールドツアーで活躍するチームバイクエクスチェンジ・ジェイコのAle社製レプリカジャージ&ビブショーツ TEAM BIKE EXCHANGE SS JERSEY ¥16,500(税込)サイズ : S[XS]、M[S]、L[M]、XL[L]カラー : ブルー TEAM BIKE EXCHANGE BIBSHORTS ¥18,150(税込)サイズ : S[XS]、M[S]、L[M]、XL[L]カラー : ブルー   軽量ロードヘルメット「REV MIPS」とエアロロードヘルメット「PURSUIT MIPS」の開発で培った多くのノウハウを基に、軽量性、冷却性、空力性、安全性を同時に実現した究極のオールラウンドヘルメットの特別カラー REV PRO ASIA MIPS TEAM BIKE EXCHANGE ¥27,500(税込)サイズ : M(55-58cm)、 L(59-61cm)カラー : グロスブルー  

RACE

2022.07.19

ツール・ド・フランス第14ステージでマシューズが優勝!

ツール・ド・フランス2022は、いよいよ最終週を迎えます。マイケル・マシューズ(Michael Matthews)の第14ステージ優勝をはじめとする、数々の見せ場を生んだチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのツール2週目を振り返ります。 今年のツールで開幕から積極的な走りを見せたマシューズは、第6ステージと第8ステージで2位を獲得しました。過去のツールでポイント賞を獲得している31歳のマシューズが、その攻撃的なスタイルで勝利を収めるのは時間の問題でした。 第14ステージはフランス南部の中央山塊を通過する192kmのコースで、5つのカテゴリー山岳を含み獲得標高は3,400m以上にもなります。レースは灼熱の太陽のもとで開催され、非常にタフなレースとなりました。序盤にできた大規模な逃げ集団に加わったマシューズは、ゴールまで50km地点で単独アタックします。その後、メンデ飛行場への最後の上りに差し掛かったところで3人が合流しました。 最後の上りでアルベルト・ベッティオルがアタックして、一時離されてしまったマシューズでしたが、その後ペースアップして最後の1kmでベッティオルを引き離すことに成功しました。CADEX WheelSystemを搭載したGIANT Propel Advanced SLエアロロードバイクで独走してフィニッシュラインを通過したマシューズは、両手を広げて空を見上げ5年ぶりのツールステージ優勝を味わいました。 「これは僕のキャリアの中でもかなり重要な勝利だと思う。これまで、ジェットコースターのような浮き沈みをたくさん経験して、何度も打ちのめされたけど何度も立ち直ってきた。自分が単なるスプリンターではないこと、今日のような走りもできることを皆に示したかった。そして、最後の上り坂からフィニッシュまでの間は、娘と妻のことを考えていた。私の夢を叶えるために、彼女達がどれだけ犠牲を払ってくれているか。今日、その理由を彼女達に示すことができたと思う」とマシューズは語りました。 第3ステージでディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)がスプリント勝利した後、第14ステージでのマシューズの優勝は、チームにとって今大会2勝目となりました。チームはステージ優勝を目指してツールに臨み、選手達はそれぞれの役割を担い懸命に戦ってきました。 僅差で2位を2回獲得したマシューズに続いて、チームで唯一のツール初参加ライダーであるオーストラリアのニック・シュルツ(Nick Schultz)は、第10ステージでチームメイトのジャック・バウアー(Jack Bauer)と共にこの日のメイン集団に入り、148kmのステージを2位で終えました。 シュルツは上り坂フィニッシュのレースで適切な動きをみせ、ムジェーヴへのアプローチをクリアすると、マグナス・コルト(Magnus Cort)との劇的なスプリント争いとなり、最終的には数センチの差で惜しくも敗れて2位を獲得しました。 「ほぼ完璧だったが、マグナス・コルトは以前グランツールでステージ優勝しているし、彼の方が1枚上手だったよ。2位は本当に嬉しいけど、正直動揺してるよ。ツール・ド・フランスのステージで勝つチャンスはなかなかないけど、これからも挑戦し続けて、チャンスをつかみたいね」とシュルツは語りました。 「挑戦し続ける」これが今年のツールでチームが掲げるスローガンであり、ピレネー山脈に向かうレースは7月24日のパリでのフィニッシュまで、まだまだ多くのドラマが見られるはずです。 Photos: Cor Vos photo, Getty Sports photos

RACE

2022.07.04

ツール3日目 フルーネウェーヘンがスプリント勝負を制する!

デンマークのセナボーで行われたツール・ド・フランス 第3ステージで、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)がスプリント勝負を制し、チームに2022年のツール・ド・フランス最初のステージ優勝をもたらしました。 今年からチームに加入した29歳のフルーネウェーヘンは、CADEX WheelSystemを搭載した新しいGIANT Propel Advanced SL エアロロードバイクでレースに臨み、感動的な勝利を収めました。彼のキャリアの中で5回目のツール・ド・フランスでのステージ優勝であり、2019年以来の勝利となりました。 「ディランにとって大きな勝利だ。チーム移籍は決して簡単なことではないが、今シーズン、彼はよく働いてくれたし、彼の周りには本当に強力で献身的なアシストがいる。今日の結果を見れば、彼らがいかに献身的であったかがわかるだろう。彼らはディランに勝つためのあらゆる機会を与え、ディランはそれをうまくやり遂げたのだ」と、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのスポーツディレクター、マット・ホワイトは語りました。 「このような良い状態で再びツール出場でき、チーム、そして家族や友人に感謝しなければならない」と、フルーネウェーヘンはレース後に彼の勝利を支えたチームメイトの功績を称えました。 バイレからセナボーまで182kmを南下する、ほぼ平坦な第3ステージはスプリンター対決となることが予想されましたが、まさにその通りの展開となりました。レース序盤、デンマーク人ライダーのマグナス・コルトは単独で逃げ、この日のKOMポイントをすべて獲得してマイヨアポワ(山岳賞)ポイントを積算。多くの地元ファンを魅了しました。 残り53kmでこの日最後のKOMを登った後、スプリンター選手勢が主導権を握る時が来ました。コルトはすぐに集団に捕まり、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコは集団の先頭で走り続け、フルーネウェーヘンのためにポジション争いを繰り広げました。フルーネウェーヘンは、第2ステージのスプリントで結果を残せなかったことに落胆しており、チームは強い意志でこの戦いに立ち向かいました。 「昨日は思い通りにいかなかったが、早く次に進まなければならない。それが、人生でもスポーツでも、何かを成し遂げる秘訣なのです。メンバーたちは、昨日の失敗の後でもまったくひるむことなく、ディランに100パーセントのコミットメントをしてくれました」とホワイトは言います。 フルーネウェーヘンは最後の10kmを目まぐるしい速さで走り抜け、2位から4位に入ったワウト・ファン・アールト、ヤスパー・フィリプセン、ペテル・サガンら世界最速のスプリンターを抑えて完璧な動きを見せました。 「昨日は自分の不甲斐なさに少し腹が立った。今日は、長時間集団内で身動きがとれないまま、残り9キロのところで落車に少し巻き込まれた。それでも、チームが僕を良い位置に戻してくれ、冷静に対処することができた。最終局面で僕は右側にいて、アームングルンダール(ヤンセン)が左コーナーのすごくいい位置まで運んでくれた。そこでの位置取りでは少し苦しんだけど、勝つのに十分なところまで上がることができた。この勝利がまだ信じられないよ」と、優勝したフルーネウェーヘンはコメントしました。 戦いの舞台はデンマークからフランスへと移り、ダンケルクからカレーまでの172kmのクラシックな丘陵コースに設定された第4ステージで、火曜日に再開されます。

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