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2022.08.19

BIKE

エアロロードバイク「PROPEL」がフルモデルチェンジ

GIANTはこの度、2022ツール・ド・フランスでそのヴェールを脱ぎ、ステージ優勝2回の活躍を見せた新型エアロロードバイク「PROPEL(プロペル)」シリーズを2023モデルとして発表いたします。 新型PROPELシリーズは前世代と比較し、さらに改善されたエアロダイナミクスと効率性、ポジション調整の容易さを兼ね備えたカーボンフレームによって構成されており、パフォーマンス志向のロードライダーにとって、より用途が広く、非常に能力の高い選択肢となります。 株式会社ジャイアントは、「PROPEL ADVANCED SL(2製品)」、「PROPEL ADVANCED PRO(3製品)」、「PROPEL ADVANCED(2製品)」の計3シリーズ7製品を、8月下旬より販売開始いたします。 また、今回の完成車が採用する新型のホイールやハンドル、ステムなども同時に発表いたします。 新型PROPELの旗艦モデルである「PROPEL ADVANCED SL」は、風洞実験施設とリアルな道路における数年間もの開発とテストを経て、2022ツール・ド・フランスでチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのメインバイクとして初披露されました。早速、スプリンターのディラン・フルーネウェーヘンが第3ステージで優勝。さらに、過酷なアップダウンが続く第14ステージで、マイケル・マシューズが単独アタックによる劇的な勝利を収めたことによって、新型PROPELは単なるスプリント専用機ではないことを証明しました。フルーネウェーヘン、マシューズのようなスプリンターの勝敗を分けるのは、位置取り、追走、アタックなどが激しく起こる最後の数キロです。肘のぶつかり合い、大きく体を傾けて曲がるテクニカルなコーナー、前方で受ける突風。新型PROPELは、このような状況下で他に一歩先んじることができるのです。 新型PROPELは、完成車状態での風洞実験における高速性能の測定値では前世代との有意差を示し、フレーム単体でも、やはり前世代より非常に軽量かつ高剛性です。さらに、新型PROPELは、滑らかな舗装路、荒れた道、厳しい登坂路、高速の下り坂まで、様々な状況で卓越したコントロール性能を発揮し、ダイナミックなライドクオリティを実現します。その進化はエアロダイナミクスにとどまりません。スリムになったシートステイも、新形状のベクターシートポストも、ライドクオリティ向上のために完全新設計となっているのです。 なお、ベクターシートポストは、「PROPEL ADVANCED SL」グレードが採用するフレーム一体型と、「ADVANCED PRO」および「ADVANCED」グレードが採用する一般的な別体式ポストの2種類です。 そして、新型PROPELは、プロロードレーサーはもとより、他の競技者にまで幅広く適応します。 詳細につきましては、新型PROPELスペシャルサイトをご覧ください。 ■新型PROPELスペシャルサイト   ■新型PROPELラインナップ PROPEL ADVANCED SL 「プロペル」がより軽く、剛性とエアロ性能を高めてフルモデルチェンジ。前世代比較で重量剛性比を26.4%高め、新形状の採用で快適性も向上。独自のケーブル内装システムがエアロ性能とメンテナンス性を両立する新世代のエアロロード。 PROPEL ADVANCED SL 0 標準価格 : ¥1,595,000(税込)サイズ : 680(XS),710(S),740(M)mm 重量 : 6.8kg(740mm)カラー : スターダスト>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED SL FRAME SET 標準価格 : ¥550,000(税込)サイズ : 680(XS),710(S),740(M),770(ML)mm 重量 : FRAME / 920g(710mm),FORK / 395gカラー : ネビュラ>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO 0 ULTEGRA DI2 標準価格 : ¥825,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : 7.3kg(520mm)カラー : ブラックカラント>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP 標準価格 : ¥946,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : 7.6kg(520mm)カラー : ブラックカラント>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO FRAME SET 標準価格 : ¥330,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : FRAME / 1120g(500mm),FORK / 395gカラー : スーパーノヴァ>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED 1 標準価格 : ¥660,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : 8.4kg(520mm)カラー : オリオンネビュラ>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED 2 標準価格 : ¥418,000(税込)サイズ : 465(XS),500(S),520(M),545(ML)mm 重量 : -kgカラー : コバルト>>詳しくはこちら   ■ギア新製品 SLR 1 50 DISC HOOKLESS WHEELSYSTEM フロント ¥88,000、リア ¥121,000(税込)ホイールサイズ : 700C リムプロファイル : ハイト50mm、フックレスリム、内幅22.4mm、外幅30mm重量 : 1518g(フロント703g/リア815g)リム素材 : 超軽量フルカーボンコンポジット卓越した空力性能を持つ軽量ハイパフォーマンスカーボンエアロホイール。ワイドな内幅と厚みのあるフレックスリムビード部がタイヤ剛性を高めて優れた路面追従性とコーナリング性能を、また、外幅30mmに拡大した50mmハイトのエアロリム形状がタイヤとホイールの気流を最適化して圧倒的なエアロ性能を提供。さらに、ダイナミックバランスドレーシング(DBL)テクノロジーが駆動剛性と横剛性を高め、低摩擦ハブが圧倒的な転がり抵抗を実現。   SLR 2 50 DISC HOOKLESS WHEELSYSTEM フロント ¥71,500、リア ¥82,500(税込)ホイールサイズ : 700C リムプロファイル : ハイト50mm、フックレスリム、内幅22.4mm、外幅30mm重量 : 1686g(フロント745g/リア941g)リム素材 : 超軽量フルカーボンコンポジットスピード、ハンドリングを進化させたリーズナブルなカーボンロードホイール。SLR 1 50 DISCと同じワイドな軽量カーボンフレックスリムを採用して、優れた路面追従性とコーナリング性能、圧倒的なエアロ性能を実現。   CONTACT SLR AERO DROP FOR MY23 PROPEL ¥49,500(税込) CONTACT SL AERO DROP FOR MY23 PROPEL ¥16,500(税込) 新型PROPEL純正のケーブル内装式ドロップバー。ハンドル上部のフラット形状がエアロ効率と掌の快適性を高め、コンパクトなショートリーチ&シャロ―形状でブラケットからドロップ部への素早いアクセスが可能。SLRはカーボン製、SLはアルミ製。   CONTACT SLR AERO STEM FOR MY23 PROPEL ¥44,000(税込) CONTACT SL AERO STEM FOR MY23 PROPEL ¥14,300(税込) 新型PROPEL専用設計のケーブル内装式ステム。エアロ効率とすっきりとした外観を両立する独自のチャンネル形状で、ケーブルを外すことなく容易なステム交換が可能。SLRはカーボン製、SLはアルミ製。

2022.08.09

EVENT

第37回 シマノ鈴鹿ロードに出展いたします<8/19更新>

GIANTは今週末の8月20日(土)、8月21日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催される「シマノ鈴鹿ロード」にCADEXとともにブース出展いたします。 GIANTブースでは、本日発表となった2023モデル新型PROPELシリーズの全グレードを展示します。 CADEXブースでは、同じく今週発表となったCADEX 50 ULTRA WheelsystemとCADEX AEROタイヤを含む、革新的な製品群を展示します。 ワールドツアーチームが使用するGIANTの最新エアロロードバイクと、革新的なCADEXコンポーネントを、ぜひブースでご覧ください。 GIANT展示車 ・PROPEL ADVANCED SL 0 (S)・PROPEL ADVANCED PRO 0 AXS (S)・PROPEL ADVANCED 1 (M)・PROPEL ADVANCED SL FRAME SET (XS)・PROPEL ADVANCED PRO FRAME SET (S) CADEX展示品 ・CADEX 50 ULTRA DISC・CADEX 36 DISC・CADEX FOUR SPOKE AERO TUBULAR・CADEX AERO DISC TUBULAR・CADEX AERO TIRE・CADEX RACE TIRE・CADEX CLASSICS TIRE・CADEX BOOST SADDLE・CADEX RACE HANDLEBAR また、大会のホストとしてレースに参戦するGIANTが機材サポートするシマノレーシングチームの活躍にもご期待ください。

202207.27

RACE

チームBEX、ツール・ド・フランスを大成功のうちに締めくくる

チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)は、パリでのツール最終ステージで力強い2位フィニッシュを決め、2022年のツール・ド・フランスの締めくくりに花を添えました。3週間のグランツールを終え、チームは2つのステージ優勝と4つの2位フィニッシュを獲得した成功を祝いました。 「今日のチームは本当に素晴らしかった。スプリントを開始するのが少し早すぎたけど、他に選択肢はなかったと思う。ラッキーな時もあれば、今日のように2番手になるときもあるのさ」とフルーネウェーヘンは最終ステージを終えた後に語りました。 あと少しのところでパリでの勝利を逃してしまったことは残念でしたが、今年最大のステージレースで、フルーネウェーヘンをはじめチームのライダー達は多くの活躍を見せました。 「7ヶ月前にチームと契約したが、今大会では最高の仕事を成し遂げられた。この大きなチャンスに、本当に、本当に感謝しているよ。チームは2つのステージで勝利を収めており、本当に誇りに思う。」 ここからは、2022年のツール・ド・フランスを大成功のうちに締めくくったチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコの名場面を振り返ってみましょう。   ステージ優勝を目指して フルーネウェーヘンとマイケル・マシューズ(Michael Matthews)はツアー全体を通してチームを引っ張り、それぞれ1勝といくつかの2位を決め、ステージ優勝を獲得するというチームの目標を達成しました。 デンマークのセナボーで行われた第3ステージでフルーネウェーヘンが優勝すると、チームの勢いは増し物事が動き始めました。CADEX WheelSystemを搭載した新しいPropel Advanced SLチームバイクに乗ったフルーネウェーヘンは、ベルギーのワウト・ファンアールトとツール・ド・フランスのポイント賞を7度獲得したペテル・サガンを破り、2019年以来のツール ステージ優勝を果たしました。 「ディランにとって大きな勝利だ。チーム移籍は決して簡単なことではないが、今シーズン、彼はよく働いてくれたし、彼の周りには本当に強力で献身的なアシストがいる」と、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのヘッドスポーツディレクター、マット・ホワイトは語りました。 チームの次の大きなチャンスは、バンシュからロンウィまで220kmを走る厳しい第6ステージでやってきました。マシューズは力強い走りを見せて、過去2大会のディフェンディングチャンピオンであるタデイ・ポガチャルに次ぐ2位でフィニッシュ。ポガチャルは、マシューズを上り坂のスプリントで引き離しイエロージャージを獲得しています。2日後の第8ステージでは、ワウト・ファンアールトに続く2位でフィニッシュし、再び勝利に近づきました。 「最善を尽くしたよ。チームは僕を好位置へ導くために素晴らしい走りをしたし、また2位になった。うまくいけば、勝利が手に入るはずだ」とマシューズは2度目の2位獲得の後に語りました。 その2日後の第10ステージでは、ツール・ド・フランス今年初出場のニック・シュルツ(Nick Schultz)が僅差で2位に。 チームメイトのジャック・バウアー(Jack Bauer)と共にこの日のメイン集団に入ったシュルツは、上り坂フィニッシュのレースで適切な動きをみせ、ムジェーヴへのアプローチをクリアすると、マグナス・コルト(Magnus Cort)との劇的なスプリント争いとなり、最終的には数センチの差で惜しくも敗れて2位を獲得しました。 「ほぼ完璧だったが、マグナス・コルトは以前グランツールでステージ優勝しているし、彼の方が1枚上手だったよ。2位は本当に嬉しいけど、正直動揺してるよ。ツール・ド・フランスのステージで勝つチャンスはなかなかないけど、これからも挑戦し続けて、チャンスをつかみたいね」とシュルツは語りました。   マシューズが大躍進 すでに2度の2位フィニッシュを飾ったマシューズは、ツール開幕から積極的な走りを見せており、勝利を収めるのは時間の問題でした。ツール・ド・フランスのポイント賞を過去に獲得しタフなクラシックタイプのレースに秀でていた彼は、次のチャンスとしてサンテティエンヌからマンドまでの第14ステージに目を向けていました。第14ステージはフランス南部の中央山塊を通過する192kmのコースで、5つのカテゴリー山岳を含み獲得標高は3,400m以上にもなります。レースは灼熱の太陽のもとで開催され、非常にタフなレースとなりました。 序盤にできた大規模な逃げ集団に加わったマシューズは、ゴールまで50km地点で単独アタックします。その後、メンデ飛行場への最後の上りに差し掛かったところで3人が合流しました。 最後の上りでアルベルト・ベッティオルがアタックして、一時離されてしまったマシューズでしたが、その後ペースアップして最後の1kmでベッティオルを引き離すことに成功しました。CADEX WheelSystemを搭載したGIANT Propel Advanced SLエアロロードバイクで独走してフィニッシュラインを通過したマシューズは、両手を広げて空を見上げ5年ぶりのツールステージ優勝を味わいました。 「これは僕のキャリアの中でもかなり重要な勝利だと思う。これまで、ジェットコースターのような浮き沈みをたくさん経験して、何度も打ちのめされたけど何度も立ち直ってきた。自分が単なるスプリンターではないこと、今日のような走りもできることを皆に示したかった。そして、最後の上り坂からフィニッシュまでの間は、娘と妻のことを考えていた。私の夢を叶えるために、彼女達がどれだけ犠牲を払ってくれているか。今日、その理由を彼女達に示すことができたと思う」とマシューズは語りました。 パリでのフィニッシュ後、チームオーナーのジェリー・ライアンは、今まで彼が見てきた中で最強のチームだったと語りました。 「素晴らしいツアーだったし、私が関わってきたチームがこれほど上手く、メンバーが一丸となって仕事をしているのを見たことがない。初日から今日までの絆は、とても特別なものです。2つのステージ優勝と4つの2位、来年また戻ってきて、もっと強くなれる。これから先がとても楽しみだよ。」

2022.07.26

GEAR

GIANTフックレスリム互換タイヤリスト更新

GIANTコンポーネントはシステムとして設計されているため、GIANTホイールシステムにはGIANTおよびCADEXタイヤの使用が最適です。GIANTロードバイク用フックレスリムに、最大空気圧が72.5psi(5 bar)を超える他社ブランドタイヤの使用をご希望の場合は、ウェブサイトに公開しているテストに合格したタイヤリストをご確認のうえ、ご使用ください。 このたび、互換タイヤリストを更新いたしました。今後もGIANTでは適時テストを続けて、リストを更新していく予定です。 https://www.giant.co.jp/giant23/showcase/hookless-technology/ なお、タイヤに表示される最大空気圧が72.5psi(5 bar)未満で、タイヤブランドの推奨に従ってフックレスリムと互換性がある場合は、GIANTフックレスリムでご使用いただけます。

2022.07.22

BIKE

「BikeExchange-Jayco」チームキットを発売

7月下旬より、「BikeExchange-Jayco(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)」チームキットとして、「TCR ADVANCED SL DISC TEAM FRAME SET」やレプリカジャージ上下、ヘルメットを発売いたします。   フレームセット クラス最高レベルの重量剛性比を追求した「トータルレースバイク・TCR」にバイクエクスチェンジ・ジェイコチームカラーをほどこした特別仕様。空力性能と軽量化を両立するチューブ形状、フレームと完全にインテグレートされたディスクブレーキや、32mmまで対応するタイヤクリアランスで高いコントロール性を実現。 TCR ADVANCED SL DISC TEAM FRAME SET 標準価格 : ¥506,000(税込)サイズ : 680(XS),710(S),740(M),770(ML)mm 重量 : FRAME / 770g(710mm),FORK / 340gカラー : チーム>>詳しくはこちら   ギア 数多くのレースで勝利を飾り、ワールドツアーで活躍するチームバイクエクスチェンジ・ジェイコのAle社製レプリカジャージ&ビブショーツ TEAM BIKE EXCHANGE SS JERSEY ¥16,500(税込)サイズ : S[XS]、M[S]、L[M]、XL[L]カラー : ブルー TEAM BIKE EXCHANGE BIBSHORTS ¥18,150(税込)サイズ : S[XS]、M[S]、L[M]、XL[L]カラー : ブルー   軽量ロードヘルメット「REV MIPS」とエアロロードヘルメット「PURSUIT MIPS」の開発で培った多くのノウハウを基に、軽量性、冷却性、空力性、安全性を同時に実現した究極のオールラウンドヘルメットの特別カラー REV PRO ASIA MIPS TEAM BIKE EXCHANGE ¥27,500(税込)サイズ : M(55-58cm)、 L(59-61cm)カラー : グロスブルー  

2022.07.19

RACE

ツール・ド・フランス第14ステージでマシューズが優勝!

ツール・ド・フランス2022は、いよいよ最終週を迎えます。マイケル・マシューズ(Michael Matthews)の第14ステージ優勝をはじめとする、数々の見せ場を生んだチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのツール2週目を振り返ります。 今年のツールで開幕から積極的な走りを見せたマシューズは、第6ステージと第8ステージで2位を獲得しました。過去のツールでポイント賞を獲得している31歳のマシューズが、その攻撃的なスタイルで勝利を収めるのは時間の問題でした。 第14ステージはフランス南部の中央山塊を通過する192kmのコースで、5つのカテゴリー山岳を含み獲得標高は3,400m以上にもなります。レースは灼熱の太陽のもとで開催され、非常にタフなレースとなりました。序盤にできた大規模な逃げ集団に加わったマシューズは、ゴールまで50km地点で単独アタックします。その後、メンデ飛行場への最後の上りに差し掛かったところで3人が合流しました。 最後の上りでアルベルト・ベッティオルがアタックして、一時離されてしまったマシューズでしたが、その後ペースアップして最後の1kmでベッティオルを引き離すことに成功しました。CADEX WheelSystemを搭載したGIANT Propel Advanced SLエアロロードバイクで独走してフィニッシュラインを通過したマシューズは、両手を広げて空を見上げ5年ぶりのツールステージ優勝を味わいました。 「これは僕のキャリアの中でもかなり重要な勝利だと思う。これまで、ジェットコースターのような浮き沈みをたくさん経験して、何度も打ちのめされたけど何度も立ち直ってきた。自分が単なるスプリンターではないこと、今日のような走りもできることを皆に示したかった。そして、最後の上り坂からフィニッシュまでの間は、娘と妻のことを考えていた。私の夢を叶えるために、彼女達がどれだけ犠牲を払ってくれているか。今日、その理由を彼女達に示すことができたと思う」とマシューズは語りました。 第3ステージでディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)がスプリント勝利した後、第14ステージでのマシューズの優勝は、チームにとって今大会2勝目となりました。チームはステージ優勝を目指してツールに臨み、選手達はそれぞれの役割を担い懸命に戦ってきました。 僅差で2位を2回獲得したマシューズに続いて、チームで唯一のツール初参加ライダーであるオーストラリアのニック・シュルツ(Nick Schultz)は、第10ステージでチームメイトのジャック・バウアー(Jack Bauer)と共にこの日のメイン集団に入り、148kmのステージを2位で終えました。 シュルツは上り坂フィニッシュのレースで適切な動きをみせ、ムジェーヴへのアプローチをクリアすると、マグナス・コルト(Magnus Cort)との劇的なスプリント争いとなり、最終的には数センチの差で惜しくも敗れて2位を獲得しました。 「ほぼ完璧だったが、マグナス・コルトは以前グランツールでステージ優勝しているし、彼の方が1枚上手だったよ。2位は本当に嬉しいけど、正直動揺してるよ。ツール・ド・フランスのステージで勝つチャンスはなかなかないけど、これからも挑戦し続けて、チャンスをつかみたいね」とシュルツは語りました。 「挑戦し続ける」これが今年のツールでチームが掲げるスローガンであり、ピレネー山脈に向かうレースは7月24日のパリでのフィニッシュまで、まだまだ多くのドラマが見られるはずです。 Photos: Cor Vos photo, Getty Sports photos

2022.07.19

EVENT

第30回 シマノ・バイカーズフェスティバルに出展いたします

GIANTは、7月30日(土)、31日(日)に長野県富士見パノラマリゾートで開催される「シマノ・バイカーズフェスティバル」にブース出展いたします。 ブースでは、トレイルライドを身近にするEマウンテンバイク「TRANCE E+ PRO」と、「FATHOM E+ PRO」の試乗車をご用意。パワフルながら自然なアシストを本格的な試乗コースでご体験いただけます。 その他、2022年にフレームを一新し大幅な軽量化と剛性アップを実現した「ANTHEM ADVANCED PRO 29ER」と、よりアグレッシブなグラベルライドにも対応する新型「REVOLT ADVANCED」にも、ご試乗いただけます。   また、トレイル・グラベルライドに最適なギアも展示。実際に手に取ってご覧いただける他、一部のギアは試乗車にアッセンブルしていますので、実際の使用に近い状況で体験いただけます! イベント期間中は、ぜひGIANTブースへお立ち寄りください。 試乗車 ブランド モデル名 サイズ GIANT TRANCE E+ PRO 405(S) GIANT FATHOM E+ PRO 405(S) GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 29ER 2 420(M) GIANT REVOLT ADVANCED 2 470(M)  

2022.07.07

GEAR

高木三千成選手(さいたまディレーブ)が「SURGE PRO」を使用開始

国内プロロードレースリーグ「JCL(ジャパンサイクルリーグ)」で活躍する高木三千成選手(さいたまディレーブ)が、GIANT史上最軽量かつ効率的なロードシューズ「SURGE PRO」を7月から使用してレースを戦います。 これまで多くのロードシューズを使用してきた高木選手に、SURGE PROの決断理由とシューズの特長についてコメントいただきました。   高木選手のコメント SURGE PROを一度試したときに、軽量性と足を包み込むようなフィット感に惹かれました。特に気に入っているのは、ダイレクトかつパワー伝達に優れている点です。特長的なアウトソールは剛性が高いだけではなく、レーシングモデルにありがちな過剰な硬さがなくて自然に踏み切ることができます。クリート取り付けエリアには高い剛性を与える一方で、ロール方向へしなやかに捻じれることで足への負担を軽減してくれます。どのようなスタイルにも合うシンプルなデザインも気に入っています。SURGE PROを履いて参戦するレースが楽しみです。   高木選手プロフィール 氏名: 高木 三千成(たかぎ みちなり)生年月日: 1993年4月16日身長: 175cm体重: 58kgチーム: さいたまディレーブタイプ: オールラウンダーシューズサイズ: 42   新型ロードシューズ SURGE PRO および Liv MACHA PROの試着ツアーを全国のジャイアントで開催中です。 詳細は以下ニュースでご確認いただけます。 https://www.giant.co.jp/news/gear/7123 <試着ツアー日程・会場> 日程 会場 住所 URL 7/8(金)- 10(日) ジャイアントストア名古屋 愛知県長久手市砂子101 https://giant-store.jp/nagoya/ 7/15(金)- 17(日) ジャイアントストア二子玉川 東京都世田谷区玉川1-10-7 https://giant-store.jp/futakotamagawa/ 7/22(金)- 24(日) ジャイアントストア仙台 宮城県仙台市若林区荒井東1-4-3 https://giant-store.jp/sendai/ ※試着可能時間は、各会場の情報をご確認ください。

2022.07.04

RACE

ツール3日目 フルーネウェーヘンがスプリント勝負を制する!

デンマークのセナボーで行われたツール・ド・フランス 第3ステージで、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)がスプリント勝負を制し、チームに2022年のツール・ド・フランス最初のステージ優勝をもたらしました。 今年からチームに加入した29歳のフルーネウェーヘンは、CADEX WheelSystemを搭載した新しいGIANT Propel Advanced SL エアロロードバイクでレースに臨み、感動的な勝利を収めました。彼のキャリアの中で5回目のツール・ド・フランスでのステージ優勝であり、2019年以来の勝利となりました。 「ディランにとって大きな勝利だ。チーム移籍は決して簡単なことではないが、今シーズン、彼はよく働いてくれたし、彼の周りには本当に強力で献身的なアシストがいる。今日の結果を見れば、彼らがいかに献身的であったかがわかるだろう。彼らはディランに勝つためのあらゆる機会を与え、ディランはそれをうまくやり遂げたのだ」と、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのスポーツディレクター、マット・ホワイトは語りました。 「このような良い状態で再びツール出場でき、チーム、そして家族や友人に感謝しなければならない」と、フルーネウェーヘンはレース後に彼の勝利を支えたチームメイトの功績を称えました。 バイレからセナボーまで182kmを南下する、ほぼ平坦な第3ステージはスプリンター対決となることが予想されましたが、まさにその通りの展開となりました。レース序盤、デンマーク人ライダーのマグナス・コルトは単独で逃げ、この日のKOMポイントをすべて獲得してマイヨアポワ(山岳賞)ポイントを積算。多くの地元ファンを魅了しました。 残り53kmでこの日最後のKOMを登った後、スプリンター選手勢が主導権を握る時が来ました。コルトはすぐに集団に捕まり、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコは集団の先頭で走り続け、フルーネウェーヘンのためにポジション争いを繰り広げました。フルーネウェーヘンは、第2ステージのスプリントで結果を残せなかったことに落胆しており、チームは強い意志でこの戦いに立ち向かいました。 「昨日は思い通りにいかなかったが、早く次に進まなければならない。それが、人生でもスポーツでも、何かを成し遂げる秘訣なのです。メンバーたちは、昨日の失敗の後でもまったくひるむことなく、ディランに100パーセントのコミットメントをしてくれました」とホワイトは言います。 フルーネウェーヘンは最後の10kmを目まぐるしい速さで走り抜け、2位から4位に入ったワウト・ファン・アールト、ヤスパー・フィリプセン、ペテル・サガンら世界最速のスプリンターを抑えて完璧な動きを見せました。 「昨日は自分の不甲斐なさに少し腹が立った。今日は、長時間集団内で身動きがとれないまま、残り9キロのところで落車に少し巻き込まれた。それでも、チームが僕を良い位置に戻してくれ、冷静に対処することができた。最終局面で僕は右側にいて、アームングルンダール(ヤンセン)が左コーナーのすごくいい位置まで運んでくれた。そこでの位置取りでは少し苦しんだけど、勝つのに十分なところまで上がることができた。この勝利がまだ信じられないよ」と、優勝したフルーネウェーヘンはコメントしました。 戦いの舞台はデンマークからフランスへと移り、ダンケルクからカレーまでの172kmのクラシックな丘陵コースに設定された第4ステージで、火曜日に再開されます。

2022.07.01

RACE

【シマノレーシング】全日本選手権ロードレースで中井選手が4位に

6/24(金)~26(日)に広島県の広島市立中央森林公園で開催された「全日本自転車競技選手権大会」にシマノレーシングが参戦しました。 大会最終日の6/26(日)に開催されたロードレース・エリートクラスは、1周12.3kmのを15周回する計184.5km、獲得標高3300mのコースで争いました。シマノレーシングの総勢7名は、ナショナルチャンピオンを目指してレースに挑みます。 チームからエースを任された中井選手は、梅雨明け直前の蒸し暑い中で4時間半を超えるサバイバルレースでしっかり最終局面まで残るものの、最終周回直前でかかったアタックで分断した集団に残る形になってしまい、優勝争い3名に続く集団の頭を押さえて4位でゴールしました。 以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。   シマノレーシングレースレポート 全日本自転車競技選手権大会ロードレース Menエリート場所:広島県・三原市 広島県立中央森林公園距離:184.5km(12.3km×15周)出場選手:湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、尾形尚彦、佐藤宇志 チームの年間目標である「全日本自転車競技選手権大会ロードレース男子エリート」。 世界を目指すために必要となるナショナルチャンピオンの称号を獲得すべく、持てる力のすべてを尽くして、レースに臨みました。レースは、1周12.3kmを15周回する184.5kmの長丁場で行われ、蒸し暑いコンディションの中でのスタートになりました。 1周目、各チームがお互いを探り合う展開の中で、松田祥位選手(チームブリヂストンサイクリング)がアタックし、独走のまま2周目に入りました。 2周目には、松田祥位選手は集団に戻ります。そこからは、チーム右京が中心に厳しい展開を作るために集団の牽引開始します。 5周目に、床井亮太含む15名程が先行するが、すぐにメイン集団に吸収されます。 6周目に入り、風間翔眞が単独で落車してしまい、後輪をニュートラルサービスで交換後、リスタートします。 6周目、7周目、8周目の三段坂の上り区間でキナンレーシングチームがペースを上げ集団の人数を減らすべく攻撃を開始しました。このペースアップで6周目に尾形尚彦が、8周目に床井亮太が遅れてしまいます。 8周目に阿部嵩之選手(宇都宮ブリッツェン)、小森亮平選手(マトリックスパワータグ)河野翔輝選手(チームブリヂストンサイクリング)の3名が逃げを形成します。 9周目にて白川幸希選手(シエルブルー鹿屋)が単独ブリッジを掛け逃げに追いつきます。 1分前後のタイム差をキープしていた、メイン集団から湊諒、風間翔眞が遅れてしまう。 10周目に入り優勝候補の新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が動き始める。 各チームの有力選手が動きだしたタイミングで横山航太も遅れてしまい、シマノレーシングはエースを任された中井唯晶が残るのみとなってしまいます。 12周目に逃げ集団を吸収したメイン集団から小石祐馬選手(チーム右京)がアタックし、30秒差を保つ力強い走りで独走を始めます。 14周目に入るホームストレートで先頭小石祐馬選手を追う有力選手6名に中井唯晶が入ります。14周目の3段坂区間で逃げ続けた小石祐馬選手が、再度一つになった中井唯晶含めた14名ほどのメイン集団に吸収されます。 その後の下り区間で山本大喜選手(キナンレーシングチーム)がアタックし、最終周回に突入。10秒差で新城幸也選手、新城雄大(キナンレーシングチーム)が追走します。中井唯晶も後続グループのペースを上げようとするもタイム差を詰めることが出来ません。 最終周、三段坂で先頭は3名となり、そこから更に新城幸也選手がアタックをしかけ、新城雄大選手との一騎打ちに持ち込みます。最後はゴールスプリントの末に新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が勝利しました。新城幸也選手は圧倒的な強さを示してのナショナルチャンピオン獲得となりました。 中井唯晶は、最後の下り区間でアタックをしかけ、後続グループの先頭4位でゴール。 リザルト1位 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)4時間36分28秒2位 新城雄大(キナンレーシングチーム)+0秒3位 山本大喜(キナンレーシングチーム)+15秒4位 中井唯晶 +45秒DNF 横山航太DNF 佐藤宇志DNF 湊諒DNF 床井亮太DNF 風間翔眞DNF 尾形尚彦 中井唯晶選手コメント 全日本1週間前のJBCFの大会で好調を見せる事が出来、その結果から全日本では自分を中心にオーダーを組んでもらい、最後の勝負所まで残り勝負をする、エースを任されて走りました。レースは小集団の逃げと集団という展開で進んでいき、キナンチームによる三段坂のペースアップで集団を小さくしながら逃げとのタイム差を小さくしていき、残り3周で逃げを吸収し、チーム右京小石選手が独走を開始し、それを追う集団となりました。そして小石選手を吸収と同時にキナン山本選手が独走を開始し、それを追う集団からバーレーン新城選手とキナンの新城選手のアタックがあり、3名の逃げが出来てしまいました。その3名を追おうと集団の前方でペースを上げようとしましたが、キナンが選手を複数人残しており、集団はペースが上がらず、結局逃げ切られてしまいました。最終周回の三段坂からの下り区間で集団から抜け出しに成功して前を追いましたが届かず4位という結果に終わってしまいました。 表彰台まであと一歩の結果なので悔しいですが、初めて全日本選手権でのシングルリザルトなので少し嬉しい気持ちもあり、次に繋がる結果になったと思っています。 野寺秀徳監督コメント 強豪選手の誰もが最大の集中力を持ち合わせスタートする全日本選手権はある意味シンプルなレース。勝つ事を明確にイメージできる数名の選手を見定め、チャレンジしてゆく事が最低限必要でした。勝利には届かなかったものの、エースを任された中井唯晶が最高の集中力でもぎ取った4位は数字以上に大きな意味があると感じています。チームとしては全く力が足りなかった印象がある一日ですが、これまで行った取り組みが一つの結果を生み出したことで、来年以降のチャレンジに向けたイメージが明確に見えた気がします。

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