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NEWS ロードバイク タグ 記事一覧

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RACE

2022.04.12

グローブスがツアー・オブ・ターキー2日目で勝利、総合首位を獲得!

ツアー・オブ・ターキーの第2ステージで、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのケイデン・グローブス(Kaden Groves)がゴールスプリントを制して優勝し、総合首位のリーダージャージを獲得しました。 Cor Vos photo 先月のツアー・オブ・カタルーニャでワールドツアー初優勝を挙げた23歳のグローブスは、その勢いをキープしてツアー・オブ・ターキーに臨みました。スプリントステージでの勝利を目標とするチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコは、第1ステージで3位入賞を果たした後、第2ステージでグローブスがCADEX WheelSystemを搭載したPropel Advanced SL Discに乗り勝利して、目標を達成しました。 グローブスは、「信じられないよ。今シーズン2勝目をあげられてとても嬉しいし、最高の仕事をしてくれたチームには感謝してもしきれないほどだ」と語っています。 セルチュクからアラカティまでの156kmの第2ステージでは、序盤に8名の選手が集団を形成しメイン集団に最大約2分半のリードを築きました。レース後半になると、スプリンター選手達が主導権を握るようになりリードは縮まり始めます。 「残り4kmのところで大通りを抜けるまで、ずっと待っていたんだ。みんなが自分の役割と、どこに連れて行くべきか分かっていて、最後はとても教科書通りだったよ」とグローブスは言います。 Cor Vos photo この勝利で、2位のヤスパー・フィリプセン(Jasper Philipsen)に2秒の差をつけ、グローブスは総合首位に立ちました。第1ステージ優勝のカレブ・ユアン(Caleb Ewan)は、4秒差で総合3位につけています。

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2022.03.23

グローブスがボルタ・ア・カタルーニャ第2ステージで勝利し、チームに2連勝をもたらす!

ペルピニャンで行われた ボルタ・ア・カタルーニャ 第2ステージでケイデン・グローブス(Kaden Groves)がスプリントを決めて優勝し、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコは2日連続で勝利を収めました。 23歳のグローブスは 、第1ステージ勝者のマイケル・マシューズ(Michael Matthews)のリードアウトによってスプリントを制して、チームに二日連続の勝利をもたらしました。2021年のオーストラリア クリテリウム チャンピオンでもあるグローブスは、Propel Advanced SL Discを駆り、ドイツのフィル・バウハウス(Phil Bauhaus)を抑え、これまでで最大の勝利を手に入れました。 「長い間この時を待っていた。とても素晴らしい気分です」と、優勝したグローブスは語りました。「このステージが好きで、勝利を得るためにこのステージを選びました。勝てたことが、まだ信じられないです。」 横風にさらされた厳しい1日を乗り切った約30人の先頭集団の中で、グローブスは最速でゴールしました。レスカラをスタートし、地中海沿岸のフランス領カタルーニャの州都であるペルピニャンまでの202kmの戦いで、プロトンはエシュロンに分かれました。 「かなり厳しい戦いでした」とグローブスは言います。「マイケルと僕が先頭を走り、周りにはモビスターやユンボなど強力なチームもたくさんいたんです。彼らは一日中、先頭の良いポジションで素晴らしい仕事をしてくれました。逃げ集団が近くにいることを確認してスプリント勝負になるようにできましたし、横風の前にポジションにつきました。」 先頭グループでゴールしたマシューズは、レースリーダーでノルウェー出身のヨナス・ヴィデバーグ(Jonas Hvideberg)に1秒差の、総合2位でこの日を終えました。ピレネー山脈に入る第3ステージでは、カテゴリー1の上りが3つあるため総合順位が大きく変動すると予想されています。 Photo: Cor Vos

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2022.03.22

マシューズがボルタ・ア・カタルーニャ第1ステージを制す!

マイケル・マシューズ(Michael Matthews)は、スペインで開催されたボルタ・ア・カタルーニャのオープニングステージでスプリントを決め、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコでの今シーズン初優勝を飾りました。 Getty Sport Images サン・フェリウ・デ・ギホルスをスタート・ゴールとする1週間のステージレースで、初日を制したマシューズはリーダージャージを手に入れました。2日前のミラノ~サンレモで惜しくも表彰台こそ逃したマシューズでしたが、CADEX WheelSystemを搭載した新しいチームバイクTCR Advanced SL Discで1年以上ぶりに勝利して、絶好調であることを証明しました。 ジロ・デ・イタリアを目指す選手たちの登竜門となるこの大会の開幕ステージでは、短くパンチの効いた登りと上り坂でのフィニッシュがライダーを待ち受けます。横風と雨によって、より困難なコースとなりましたがマシューズのモチベーションは高く、チームも彼を勝利に導きました。2019年のボルタで同ステージを制した経験を持つ彼は、このフィニッシュを知り尽くしていました。 Cor Vos photo 「長い間勝利から遠ざかっていたので、よく知っているフィニッシュに戻ってきて再び勝利できたことは、とても意味のあること」と、マシューズは語りました。「厳しいレースで、ゴールまで上り坂のスプリントとなるこのコースは、自分に合っているんだ。」 レースは今週引き続き開催され、日曜日にバルセロナでゴールします。 「本当に素晴らしいチームだよ」とマシューズは言います。「今日のようなフィニッシュのために僕がいるし、平坦スプリントのためにはケイデン・グローブス、個人総合狙いや山岳ステージのためにサイモン・イェーツがいる。だから、すべてのステージをカバーできるし、これまでで最高の形でスタートできたと思う。」 Getty Sport Images

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2022.03.14

パリ〜ニース最終日、イェーツが独走勝利!

チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのサイモン・イェーツ(Simon Yates)は、パリ~ニースの最終ステージで見事な独走優勝を飾りました。 チームリーダーのイェーツは最終ステージで決定的な攻撃を仕掛け、ユンボ・ヴィスマのプリモシュ・ログリッチとワウト・ファンアールトを抑えて優勝し、8日間のワールドツアーレースで総合2位を獲得しました。 フランスで1週間を通して最高のパフォーマンスを見せたイギリス人のイェーツは、重要な第4ステージのタイムトライアルでGIANT Trinity Advanced Pro TTバイクを使用して5位に入り、山岳ステージではトップクライマーの一人に躍り出ました。 CADEX WheelSystemを搭載したGIANT TCR Advanced SLを駆り第7ステージのコル・ド・チュリーニで3位に入ったイェーツは、ニースでの日曜日の最終ステージで勝利を飾りました。 最終ステージは、急勾配の登り坂と冷たい雨のコンディションで、ライダーたちに試練を与えました。イェーツは、116kmのレースの中、5つの登り坂でトップ集団から離れずに忍耐力を証明しました。そして最後の登りであるコル・デズで勝負に出たのです。 「登り始めは、ナイロ・キンタナがペースをつくっていた」と、GIANT REV PROヘルメットを着用しステージ優勝したイェーツは語りました。「彼は本当に強いテンポで走っていて、僕はステージ優勝のことだけを考えていた。アドバンテージを得る自信はなかったが、やってみなければ分からないので、やってみた。実を言えば、戦術はなかったんだ。」 イェーツはレースリーダーのログリッチから47秒のビハインドでスタートしました。上りで25秒のアドバンテージを得ましたが、フィニッシュへの最後の下りでユンボ・ヴィスマの2選手に厳しい状況を強いられます。 「総合優勝は常に頭の片隅にあるけれど、ダウンヒルでは自分はあまり体が大きくないので、タイムロスすることは分かっていたし、後ろの2人を考えると、難しい戦いになることはわかっていた」と、イェーツは語ります。「天気の状況も良くなかったけれど、過去にこの場所で雨の経験があったので、準備はできていたよ。」 イェーツはパリ・ニースで4度目のステージ優勝を果たし、2度目の個人総合表彰台を獲得しました。「これで総合2位を2回獲得したことになり、とても嬉しいよ。いつかまた戻ってきて優勝を狙うかもしれないけど、今回の結果には満足している。」 このステージ優勝は、イェーツの今シーズン最大の目標である5月のジロ・デ・イタリアに向けて、彼の自信に繋がりました。 Photo: Cor Vos

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2022.02.24

アイアンマン70.3ジーロングでアップルトンが優勝!

GIANTがスポンサーを務めるトライアスリート、サム・アップルトン(Sam Appleton)は、2022年レースシーズンの幕を開け、アイアンマン70.3 ジーロングで自身3度目の優勝を果たしました。オーストラリア男子トップ選手に挙げられる、同じGIANT所属のティム・バン・バーケル(Tim Van Berkel)も、トップ5入りを果たしました。 アップルトンは、同じオーストラリア出身のジョシュ・アンバーガーとルーク・ウィリアムに続いて3位でスイムを終えました。バイクに乗り走り出すと、アップルトンは他の選手とは一線を画す走りを見せました。Trinity Advanced ProにCADEX Aero WheelSystemを装着したアップルトンは、90kmのバイク区間をこの日の最速タイムで駆け抜けたのです。 「優勝するためには、速く泳いで集団から離れる必要があると分かっていた。幸いなことに、ジョシュ・アンバーガーも同じようなレース戦術をとっていたので、バイクではうまく協力し合いながら走ることができたんだ。」と、アップルトンは語りました。 2回目のトランジションへ向かう頃、アップルトンはこのレースで最も重要となる動きを見せました。バイクの終盤でアンバーガーに対してわずかなアドバンテージを得ると、その後一度も後退することなく走り続けたのです。 「バイクの終盤でジョシュを引き離し、単独でトランジションに入ったときは血の味を感じるほどだったけれど、その勢いのままランをスタートした。後続選手との差を広げてそのままフィニッシュし、タイトルを獲得することができた。」 バン・バーケルは5位入賞を果たし、GIANTのトライアスリート2名がトップ5入りを果たしました。 レース後アップルトンは以下のように語っています。 「まだこの先の目標も見据えていますが、ジーロングで3度目の優勝を飾れたことはとても嬉しいです。」 「昨年末にコーチを変えて、今までとは少し違ったトレーニング方法を取っていました。この結果によって、自分たちが正しい道を歩んでいると確信できたことが、今後の大きな自信につながると思います。長いシーズンで、私にとっての大きな目標は今年の後半にありますが、シーズン序盤にレースをすることは身体の状態や今後取り組むべきことを確認するための素晴らしいテストになります。今シーズンは高い目標を掲げているし、常に改善すべき点があると思っています。」 Photo: Korupt Vision photo

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2022.02.07

フルーネウェーヘンがサウジツアー最終ステージで2度目の勝利!

チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)が、サウジツアーの最終第5ステージを制し、ツアー中2度目のステージ優勝を果たしました。チームとしても今シーズン初のステージレースを素晴らしい勝利で締めくくりました。 Getty Sport Images 第3ステージで新チームでの初優勝を飾ったフルーネウェーヘンは、再びシーズン序盤の好調ぶりをアピール。チームメイトの堅実なリードアウトの後、28歳の彼はPropel Advanced SL Discチームバイクを駆り、2位のダニエル・マクレー(Daniel McLay)と3位のダヴィデ・バッレリーニ(Davide Ballerini)を破ってゴールしました。 Cor Vos photo CADEX WheelSystemとGiant Pursuitヘルメットを使用したフルーネウェーヘンは、「チームメイトが本当に良い仕事をしてくれた」と語りました。「本当にすぐにチームワークを身に付けて、出来る限り良いことをしようと挑戦していた。そして今、僕達は2勝を挙げた。ツアー中3つのスプリントステージのうち2回勝てたんだから、本当に良かったよ。」 Cor Vos photo 139kmの最終ステージでは、序盤に4人の逃げ集団が形成されましたが、最後はスプリントで締めくくられることになりました。スプリンター達は逃げを試みようとする選手達を抑え続け、残り10kmで再び一つの集団にまとまりました。 Cor Vos photo 第4ステージで2位を獲得したチームメイトのルカ・メズゲッツ(Luka Mezgec)がフルーネウェーヘンをゴールまで送り届け、マクレー、バッレリーニを抑えて優勝を果たしました。この勝利でフルーネウェーヘンは赤いポイント賞ジャージを獲得し、チームにとって成功した1週間となりました。 Getty Sport Images

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2022.02.04

フルーネウェーヘンがスプリントで今季初勝利!

@gettysports photo チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)が、サウジツアーの第3ステージをスプリントで制して、チーム移籍後の初勝利を上げました。 今年からチームに加わったフルーネウェーヘンは、CADEX WheelSystemを搭載したPropel Advanced SL Discのチームバイクで、強力なチームワークによってライバルのダニエル・マクレーとカレブ・ユアンをスプリントで制しました。GIANT Pursuitヘルメットは、スプリントでのエアロアドバンテージに貢献しました。GIANTは今年の初めにチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコとのパートナーシップを発表しましたが、フルーネウェーヘンは新しいバイクとギアがすでに体に馴染んでいることを示しました。 @gettysports photo 「初戦で勝てたのは本当にすごいことだ。」レース後、フルーネウェーヘンは語りました。「とても良い計画でしたし、戦術も素晴らしかった。みんな本当によくやってくれた。僕にとっては今年2回目のスプリントだけど、もう2年間一緒に仕事をしているような気分だよ。」 @Cor Vos photo UCIアジアツアーのひとつであるサウジツアーの第3ステージは、サウジアラビアのアルウラ旧市街遺跡にゴールします。181kmのステージでは、序盤から突風によりエシュロンが分断される展開となりました。先頭集団に残ったのはフルーネウェーヘンとチームメイトのルカ・メズゲッツら27名。最終的にその集団は捕まり、約50人の集団でゴールへのスプリントが行われました。 @gettysports photo 「本当にクレイジーなステージだった。」とフルーネウェーヘンはレースを振り返ります。「チームメイトのルカ・メズゲッツが近くにいましたが、向かい風にすべて押し流されました。ゴール前で全員が揃ったことは、僕達にとって良いことだった。」 2022年サウジアラビアツアーは第4ステージに続き、土曜日の最終第5ステージで幕を閉じる予定です。

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2022.01.17

東京五輪代表トライアスリート 小田倉真選手とサポート契約

GIANTは、東京オリンピックトライアスロン競技に日本代表選手として参戦した小田倉真選手とサポート契約を締結しました。 2024年パリ五輪出場という小田倉選手の目標達成に向けて、GIANTは機材面でサポートしていきます。 小学生3年生のときに始めた水泳を高校3年生まで続けた小田倉選手は、日本体育大学入学を機にトライアスロン競技を開始すると、翌年にはU23の日本代表としてアジア選手権に参戦するなど頭角を現します。大学卒業後の2017年からは三井住友海上のトライアスロン部に所属して競技に専念。同年アジアカップ大阪&村上大会で連続して2位、アジア選手権パレンバン大会で2位、日本トライアスロン選手権で3位になるなど、国内トップレベルで活躍するようになりました。2021年には、世界トライアスロン選手権シリーズ横浜大会で日本人最上位の16位となり、代表選考基準をクリアして五輪代表入りを果たしました。東京2020五輪ではトライアスロン個人で19位、リレーで13位の活躍を見せてくれました。 2021年のトライアスロン・ジャパンランキング2位の小田倉選手は、今後GIANTのTCR ADVANCED SL DISCとPROPEL ADVANCED SL DISCに乗り、CADEX 42 DISCと65 DISCホイールをコースレイアウトによって使い分けて、トライアスロン・オリンピックディスタンスで世界に挑みます。2024年パリ五輪出場を目標に、2022年は世界トライアスロンチャンピオンシップシリーズ6戦と、アジアスプリントトライアスロン選手権、アジア競技大会に出場予定です。   小田倉真さんコメント この度、GIANTと契約させていただきました小田倉真です。私がトライアスロンを始めた時に初めて手にしたバイクはGIANTのTCRでした。東京2020五輪に向けて、メンテナンスでお世話になっている地元小平市のしずおかサイクル店長と相談しながら最新機材として導入し、ともにオリンピックを戦ったのもGIANTのTCR ADVANCED SL DISCです。今後、かねてから縁のあるGIANTとパリ五輪に向けてタッグを組んで挑戦できることを心から嬉しく思っております。 氏名: 小田倉 真(おだくら まこと) 所属チーム: 三井住友海上 生年月日: 1993年7月20日 主な競技カテゴリー: トライアスロン・オリンピックディスタンス 使用機材: PROPEL ADVANCED SL DISC、TCR ADVANCED SL DISC 【主な戦績】2013年 U23アジアトライアスロン選手権日本代表2014年 日本トライアスロン選手権 7位2016年 アジアカップ(村上)2位    国民体育大会(岩手)2位    日本トライアスロン選手権 5位2017年 アジアカップ(大阪)2位    アジアトライアスロン選手権 2位    アジアカップ(村上)2位    日本トライアスロン選手権 3位    シーズン日本年間ランキング 2位2018年 アジア競技大会(ジャカルタ) 7位2019年 アジアカップ(徳興) 2位    アジアカップ(ポカラ) 優勝    日本トライアスロン選手権 3位    ワールドカップ(サント・ドミンゴ) 8位    アジアカップ(シャントウ) 3位    シーズン日本年間ランキング3位2021年 東京五輪日本代表 個人19位、リレー13位    シーズン日本年間ランキング 2位   GIANT ライダー/チームページ:https://www.giant.co.jp/giant22/teamsriders/

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2022.01.05

ワールドツアーチーム「BikeExchange-Jayco」とパートナー契約を締結

GIANTは、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ(Team BikeExchange-Jayco)との新たなパートナーシップを発表し、世界をリードするサイクリングブランドとしてUCIワールドツアーレベルのプロロードレースへの復帰を果たしました。 男子チームは2024年までGIANTのバイクとギアを使用し、グランツールやワンデイクラシックなど世界各地の主要なロードレースを中心に参戦します。女子チームには、GIANTの姉妹ブランドであるLivがスポンサーとして参加します。 ワールドツアーで11シーズン目を迎えるチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコにとって、GIANTとのパートナーシップは大きな節目となるものです。ブエルタ・ア・エスパーニャ2018年総合優勝のサイモン・イェーツ(イギリス)やツール・ド・フランスでグリーンジャージを獲得したマイケル・マシューズ(オーストラリア)など、新人とベテランが混在するチームは、スプリンター、クライマー、タイムトライアルスペシャリスト、総合クラス争いの選手など、多彩な顔ぶれを誇っています。 「GIANTブランドは20年以上にわたってプロロードレースの最前線で活躍してきました。このたび、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコと共にワールドツアーに復帰できることを嬉しく思います」と、GIANTグループの最高ブランド責任者(CBO)であるフィービー・リューは述べました。「トッププロレーサーやサポートスタッフと協力することで、世界中のライダーに最高のサイクリング体験を創造しつづける、イノベーションのリーダーであり続けることができます。」 今年のチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコの男子チームには、12カ国から29名のライダーが参加しています。イェーツとマシューズに加え、58勝を挙げているオランダのスプリンター、ディラン・フルーネウェーヘンもチームに加わります。 今年の新戦力は、アメリカのタイムトライアル チャンピオン、ローソン・クラドックとイタリアのタイムトライアル チャンピオン、マッテオ・ソブレロ、そしてトラックのスペシャリスト、ケランド・オブライエン(オーストラリア)とキャンベル・スチュアート(ニュージーランド)、さらに若手のアレックス・バルマー(スイス)やヘスス・ダビド・ペーニャ(コロンビア)、ヤン・マース(オランダ)などがいます。 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのゼネラルマネージャーであるブレント・コープランドは、「GIANTが男子チームのテクニカルパートナーになることを大変嬉しく思います。すでに、彼らがチームに与えてくれたサポート、そしてリソースの数は信じられないほどで、多くの興奮を与えてくれています。私たちのパートナーシップは、強い共通の目標を持って始まり、その目標に到達するために必要なことはすべて一緒にやっていきます。自信とモチベーションを持って2022年シーズンをスタートして、この素晴らしい道のりを楽しみにしています」 と語っています。 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのライダーは、あらゆるレースに対応できるよう、GIANTのバイクをフルラインナップで用意します。すべてのバイクには、CADEXホイールシステムとSHIMANOドライブトレイン・コンポーネントが装備されます。 また、GIANT のRev ProやPursuit TTヘルメットも年間を通して使用します。さらに、チームはGIANTのプロダクトデザイナーやエンジニアと協力して、今年後半に導入される最先端の新製品を開発・テストします。 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのライダーがシーズンを通してレースで使用する主要なGIANTバイクを紹介します。 TCR ADVANCED SL DISC 「トータルレースバイク」として知られるこのオールラウンダーは、20年以上にわたってレースパフォーマンスの限界に挑み続けています。ブエルタ・ア・エスパーニャでの総合優勝、ジロ・デ・イタリアでの表彰台、ツール・ド・フランスで複数のステージ優勝を果たしたサイモン・イェーツをはじめ、ステージレーサー、クライマー、オールラウンダーにとって、長年にわたり数多くの勝利を収めてきたTCRはナンバーワンの選択です。クラス最高レベルの効率性、優れたエアロダイナミクス、高いコントロール性を実現するために設計され、厳しい山岳ステージ、険しいクラシックコース、困難な地形での長いトレーニングにも最適です。   PROPEL ADVANCED SL DISC このエアロロードは、ツール・ド・フランスでの数々のステージ優勝、モニュメントでの勝利、世界中のスプリント勝利に貢献しています。ツール・ド・フランスでグリーンジャージを獲得したマイケル・マシューズ、ジロ・デ・イタリアのステージ優勝者ルカ・メズゲッツ、ツール・ド・フランスで複数回ステージ優勝経験のあるディラン・フルーネウェーヘンらチームスプリンター達が、Propel Advanced SL Discを駆りスプリントを制する日を期待してください。   TRINITY ADVANCED PRO タイムトライアルの世界チャンピオンの要求に応え、CFD解析と風洞試験を駆使して設計されたこのTTバイクは、実際のレースコンディションで優れたエアロ性能を発揮します。ローソン・クラドックやマッテオ・ソブレロといった、タイムトライアルナショナルチャンピオンが、最も重要な場面でタイムを短縮できるよう、AeroSystemチューブ形状を採用しています。   チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ 男子チーム、およびLivがスポンサーを務める女子チームの詳細については、こちらをご覧ください。 2022年 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ メンバーリスト Alex Balmer【アレックス・バルマー(スイス)】Jack Bauer【ジャック・バウアー(ニュージーランド)】Sam Bewley【サム・ビューリー(ニュージーランド)】Lawson Craddock【ローソン・クラドック(アメリカ)】Kevin Colleoni【ケヴィン・コッレオーニ(イタリア)】Luke Durbridge【ルーク・ダーブリッジ(オーストラリア)】Alex Edmondson【アレックス・エドモンソン(オーストラリア)】Dylan Groenewegen【ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)】Tsgabu Grmay【ツガブ・グルメイ(エチオピア)】Lucas Hamilton【ルーカス・ハミルトン(オーストラリア)】Michael Hepburn【マイケル・ヘップバーン(オーストラリア)】Damien Howson【ダミアン・ハウソン(オーストラリア)】Amund Grøndahl Jansen【アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェイ)】Kaden Groves【ケイデン・グローブス(オーストラリア)】Chris Juul-Jensen【クリス・ユールイェンセン(デンマーク)】Tanel Kangert【タネル・カンゲルト(エストニア)】Alex Konychev【アレックス・コニシェフ(イタリア)】Jan Maas【ヤン・マース(オランダ)】Michael Matthews【マイケル・マシューズ(オーストラリア)】Cameron Meyer【キャメロン・マイヤー(オーストラリア)】Luka Mezgec【ルカ・メズゲッツ(スロベニア)】Kelland O’Brien【ケランド・オブライエン(オーストラリア)】Jesús David Peña【ヘスス・ダビド・ペーニャ(コロンビア)】Callum Scotson【カラム・スコットソン(オーストラリア)】Nick Schultz【ニック・シュルツ(オーストラリア)】Dion Smith【ディオン・スミス(ニュージーランド)】Matteo Sobrero【マッテオ・ソブレロ(イタリア)】Campbell Stewart【キャンベル・スチュアート(ニュージーランド)】Simon Yates【サイモン・イェーツ(イギリス)】

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2021.12.24

他の追随を許さない:クリスティアン・ブルメンフェルトの歴史的な1年を支えたバイクたち

クリスティアン・ブルメンフェルトは、年初に大きな目標を掲げました。東京オリンピックや初のフルディスタンス・アイアンマンレースに出場し、2021年を自身のブレイクイヤーにすると計画していたのです。 オリンピック金メダル、トライアスロン世界選手権での優勝、初のアイアンマンレースでの圧勝など、歴史的なシーズンを振り返ると、ノルウェー出身27歳のブルメンフェルトの、すべての準備とハードなトレーニングが報われたことは明らかです。 オリンピックに向けて勢いに乗ったブルメンフェルトは、集中したトレーニング体制で2021年をスタートさせました。さらに今年は、オリンピックディスタンス用のPropel Advanced SL Discと、アイアンマンディスタンス用のTrinity Advanced Proという2つの秘密兵器も追加したのです。 ブルメンフェルトのために特別にデザインされたカスタムグラフィックが2台とも施されています。また、どちらのバイクもCFD解析と動的風洞試験によって、あらゆるヨー角でエアロ性能を最適化するGIANTのAeroSystem Shapingテクノロジーを採用しています。 ここでは、ブルメンフェルトが2021年を忘れられない年にするために使用した、2台のマシンを詳しく紹介します。   PROPEL ADVANCED SL DISC Photo: Charly Triballeau オリンピックやスプリントディスタンスのトライアスロンでPropel Advanced SL Discを選んだブルメンフェルトは、人生最大のレース「東京オリンピック」でもこのバイクを使用しました。オリンピック前に、世界トライアスロン選手権シリーズ横浜大会や世界トライアスロンカップのポルトガル大会などでPropelに乗り優勝したブルメンフェルトは、最高の自信をもってオリンピックに臨みました。 Photo: Tommy Zaferes Propel Advanced SL Discは、高性能なエアロロードマシンとして2つの役割を担っています。単独で走行しているときも、スプリントやアタックで、もちろんオリンピック・トライアスロンで勝利を狙うときにも、ライダーにあらゆるエアロアドバンテージを与えるよう設計されています。GIANTの最高級フレーム素材であるAdvanced SLコンポジットによって、すべてのチューブ形状と角度を最適化し、空気抵抗を最小限に抑え、実際の走行状況下で機能するAeroSystem Shapingテクノロジーを採用して設計されています。 Propelのフレームデザインは、計算流体力学の研究と風洞試験の結果によって生み出されたものです。CADEXホイールやContact SLRエアロコックピットとの組み合わせにより、様々なヨー角において空気抵抗を最小化し、エアロアドバンテージを実現しています。 ドラフティングが許可されたレースでブルメンフェルトは、フロントに42mm、リアに65mmのCADEX WheelSystemを選択します。Shimano Dura-Ace Di2で組まれたディスクブレーキ専用設計のバイクは、強力な制動力とコントロールを実現し、あらゆるコンディションや天候で性能を発揮します。フロントとリアのスルーアクスルは、剛性を高め、ハンドリング性能の向上に役立っています。 ブルメンフェルトのオリンピック金メダルバイクのフレームセットには、日本のアートやファッションによく見られる「七宝文様」からインスピレーションを得た特別なグラフィックが、ダウンチューブのロゴに採用されています。重なり合う円や形は調和と幸福を象徴し、5色の組み合わせは勝利を追い求める動きとスピードを表現しています。   TRINITY ADVANCED PRO 短距離のトライアスロンで目標を達成したブルメンフェルトは、すぐに新たな目標を掲げました。フルディスタンスのトライアスロンに初挑戦することです。112マイルのフルディスタンスでエアロダイナミクスと快適性を最大化するためには、今までと異なるライディングポジションが必要となるため、ピュアトライアスロンバイクでありTTマシンでもあるTrinity Advanced Proで、数ヶ月の準備期間中にトレーニングを開始しました。 2022年にコナで開催されるアイアンマン世界選手権を含む、より長距離の大会を目標に、ブルメンフェルトはメキシコのコスメル島をアイアンマンデビュー戦に選びました。彼はアイアンマン・コスメルで好調なスタートを切り、2.4マイルのスイムをトップから2秒差の2位で泳ぎ切りました。 そこからブルメンフェルトは、新しいマシンで圧倒的な走りを見せ、レースのトップに躍り出ました。CADEX Aero WheelSystemとGIANT Rivet TTヘルメットを装着した彼は、この日の最速タイムとなる4時間2分40秒でバイク区間を走り抜け、2位のRuedi Wild(スイス)に15分以上の差をつけ、圧倒的な強さで優勝を飾ったのです。 実際、ブルメンフェルトはアイアンマン史上最速のタイム(7時間21分12秒)を記録し、トライアスロン界に衝撃を与えました。その後、スイム中にダウンカレントがあったことが分かり、プロトライアスリート協会はこの世界記録を撤回しましたが、ブルメンフェルトが完全にレースを支配していたことは否定できず、アイアンマンの世界記録を塗り替えそうな勢いがあったことは誰の目にも明らかでした。 今月初め、ブルメンフェルトはフロリダの有名なモータースポーツ会場であるデイトナで開催された中距離イベント、CLASH Daytonaで再び大きな勝利を収め、シーズンを締めくくりました。高速道路を何周もする90マイルのバイク区間で、彼は再びCADEX Aero WheelSystemを搭載したTrinity Advanced Proを使用しました。 Photo: @dnarrowgate ブルメンフェルトは、動的マネキンによる風洞試験によって設計されたTrinity Advanced Proのエアロアドバンテージを、明らかに気に入っています。エアロエンジニアリングに加え、一体型デザインのハイドレーションとベントーボックス、ウォーターボトルなど、ロングに特化した機能を備え、エアロ性能の向上に寄与しています。また、幅広い調整機能を備えているため、112マイルにおよぶアイアンマンのバイクパートでも、快適性と効率性のためにフィット感を高めることができます。 Photo: Mikal Iden カスタムグラフィックは青から黒へのフェードで、選手が水中を進む様子や、路面で風を切り裂くような動きを表現しています。メインカラーに筆で描かれたグラフィックは、CADEX Aero WheelSystemのデザインにも反映されています。また、ホイールにはブルメンフェルトのサインと、彼の座右の銘 "It hurts more to lose"が刻まれています。 Photo: Mikal Iden 夢のようなシーズンを終えた今、ブルメンフェルトはすでに2022年に向けての準備を始めています。 ひとつだけ確かなことは、きっと面白い展開になる、ということでしょう。

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