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BIKE

2021.02.02

TCR ADVANCED PRO 1 DISC : 前田公平インプレッション

昨年末惜しまれながらもプロ選手を引退した、元JPTロードレーサーで前シクロクロスチャンピオンでもある前田公平さん。その前田さんが引退後のロードバイクとして選んだのは「GIANT TCR ADVANCED PRO 1 DISC」でした。年末年始に距離を乗り込んだあと、前田さんにTCRの感想を伺いました。 【インプレッションライダー】 前田 公平(まえだ こうへい)生年月日:1994年6月15日身長:172cm体重:63kgTCRサイズ:S主な経歴: 2020 MTB全日本選手権 XCE : 3位 2019シクロクロス全日本選手権 : 優勝 2019 MTB全日本選手権 : 3位 2019 Coupe du japon MTB : シリーズ総合優勝 2018 シクロクロス全日本選手権 : 優勝 2018 UCI-C1野辺山シクロクロス : 優勝 2018 Japan Cup ロードレース オープンクラス : 3位   Festive 500 用に選んだTCR ADVACED PRO 1 DISC 年末の恒例イベントであるFestive500。今回は、GIANTの新型TCR ADVANCED PRO 1 DISCを使用して、ゆっくりペースからトレーニング強度まで、幅広く500km以上乗り込んでみました。完成車状態での走り味を確認したかったので、市販スペックにペダルを装着してサドル位置を調整しただけの状態でバイクの性能を吟味することに。   外観、スペック まず、TCRの「トップチューブとシートステイが繋がっている」デザインに惹かれた。これは好みの問題だけど、ここは、自分がロードバイクに求める重要な要素。次に部品構成は、機械式アルテグラに42mmハイトのカーボンフックレスホイール、POWER PROのパワーメーターまでもが標準装備されているパッケージで45万円と聞いて驚いた。そして、アルミハンドル&ステムで組まれており特別軽いパーツを使っていないのに、ペダルレスで重量7.4kg。持ち上げてみて納得したけど見た目以上に軽い! ハンドル周りのケーブルが外に出ていて、ポジションを調整したり整備がしやすかったりするのは嬉しいポイント。真横からの写真では細く見えるフォークも、正面から見るとしっかりと厚みがあって、剛性も高そうで走りに期待が持てる。   漕ぎ出し、加速性能 このバイクに乗った人の多くは反応の良さ、加速性能の高さを評価すると思う。それくらい中低速からの加速、踏み込んだ時の反応の良さが光っている。SLR1 42 ホイールのカーボンリムの軽さとGAVIA COURSE 1チューブレスレディタイヤの影響もあってか、気持ちよく加速していく。ダンシング時のバイクの振りも非常に軽くて、スプリントのようにもがいても、ねじれ方向への剛性が高くてもたつくこともない。レースでアタックが続くような展開やストップ&ゴーの多いコースでは武器になりそうだ。   巡行性能 バイクを選ぶ際に、登りがあまり得意でないこととコントロール性を重視するので、横方向に癖のあるバイクが多いエアロロードよりも、扱いやすく軽量なオーソドックスなバイクを好んで乗ってきた。そこでネックになるのは高速域での巡行性能で、ディスクブレーキバイクは、リム(キャリパー)ブレーキのバイクと比較してスポーク数が増えて、ヘッド~フレーム下周りの空気の抜けが悪くなったように感じていた。でもTCRは、ケーブル外装式で4本も出ているにもかかわらず(以前使用していたバイクは電動コンポなのでブレーキホース2本のみ)、空気の抜けが良くて、メーカーの謳う空力性能は確かなるものと感じることができた。大きく確保されたフォークとタイヤのクリアランスも、ボトル装着前提の幅の広いダウンチューブも、その造形すべてが意味を持っていることを理解させられた。   登坂性能 TCRは軽いとはいえ、以前乗っていたSRAM RED eTap + 各所にチタンボルトを換装したバイクに比べれば当然重い。踏んだ力を推進力に変える性能は高いので、スペックからしたら登るバイクだけど、軽いパーツで組んでみたいという思考が頭をよぎったのがシッティング時の最初の感想。しかし、腰を上げてビックリしたのが登坂力で、前記の通りダンシングの振りが軽いことが登りでより顕著に表れた。もともと登りではギアを掛けてダンシングを多用するタイプなので、よりその違いを感じたのだと思う。ディスクブレーキ化したものの、スルーアクスルの採用とリアのエンド幅を142mmに広げただけのポン付けモデルに多いダンシング時のリアの重さ、後ろに引っ張られるような感覚もなかった。   下り、コントロール性 タイヤのエア圧も高く、サスペンションも無いロードバイクではバイク設計のバランスがそのまま表れる。よく曲がる運動性能と、狙ったラインをトレースできるコントロール性能は、僕が重要視していてバイクに高く求める部分。ピーキーなバイクは乗っていて楽しいけど、バランスを崩したり、滑り出した後に立て直しが難しかったりするので、ロードバイクには安定感も欲しいところである。結論から言うと、このバイクは僕好みの性能をしており、直進安定性と旋回性能を両立していた。まずは、旋回性能、コーナリングについて。405mmという短いチェーンステー、69.5mmと70mmを切るBBドロップによる小回りとバイクの振りやすさ。そしてディスクブレーキのストッピングパワーとコーナーの横Gにも負けない、しっかりとしたヘッド、フォーク周り。ターンインでもたつくことなく、鋭い突っ込みと立ち上がりまで変に膨らまない安定感がある。リアを詰めてBBハイトを高くするだけでは、ピーキーなバイクになってしまい、コントロールし難いバイクになってしまうが、気持ち寝かしたヘッドとフォークのオフセットでホイールベースを確保してあり、扱い辛さを感じさせない味付けとなっていた。また、必要な剛性はしっかりと確保してあるものの、垂直方向にはとてもしなやかで、荒れた舗装でも路面追従性が高く、バイクが跳ねてしまって大変ということもなく、スプリントした時のカッチリとしたイメージからは意外なほどに振動吸収性が高かった。路面をしっかりと掴みつつ、よく曲がるというのは他にはない不思議な感覚で、安心感があった。   カスタムするとしたら メインコンポのULTEGRA R8000機械式シフトを変えない条件で考えると、まず、サドルとハンドル形状は自分の好みに合わせたものに交換します。あと、TCR ADVANCED PROはよく曲がるバイクなので、ハンドリングの良さをより活かすために、シフトインナー&アウターワイヤーをニッセンケーブルに変更すること。定評のある引きの軽さに加えて、アウターケーブルのしなやかさがハンドリングをより軽いものにしてくれるので、ワイヤー類としては高価だけど価値のあるカスタムだと思います。あとは、パーツ交換ではないけど、ホイールバランスを取ると良いかもしれない。SLR1 42のホイールは、リムハイトの割に軽量で扱いやすいホイールだけど、カーボンリムが軽量なせいかチューブレスバルブ側にバランスが寄りがちな印象で、低速では気にならないけどスピードが乗ってくると少しだけ気になってくる。そのままでの性能も十分高いけど、バランスを取った後は中高速の走りが良くなります。   まとめ 平坦、登り、下り、ダート、パヴェ、アタック、スプリントなど、様々なシチュエーションのあるロードレースで、あらゆるセクションで高いパフォーマンスを発揮するためにというトップモデルから踏襲した性能をひしひしと感じた。ディスクブレーキ化に伴い、車軸の径が太くなってリアエンド幅も広くなり、大きく変わったはずの全体バランスがしっかりと纏まっているのも良い。思い通りにバイクが扱えるということはストレスフリーで、乗っていて楽しいと思えるバイクだし、これからもTCRと一緒にサイクリングを楽しみたいです。   インプレッションした製品 TCR ADVANCED PRO 1 DISC¥450,000(税抜)

BIKE

2021.01.21

TCR ADVANCED PRO DISC が ROAD.CC の バイク・オブ・ザ・イヤーを獲得!

イギリスのサイクリングメディア road.cc が選ぶ「バイク・オブ・ザ・イヤー2020/21」で、TCR ADVANCED PRO 1 DISCがNo.1バイクに選出されました。 「バイク・オブ・ザ・イヤー 2020/21」は8つのサブカテゴリーで高得点を獲得したモデルから選出されますが、TCR ADVANCED PRO 1 DISCは「ロードバイク・オブ・ザ・イヤー」でNo.1に。TCR ADVANCED SL 0 DISCも「スーパーバイク」のカテゴリーでNo.2にランクインしました。 road.ccの編集者は、TCR ADVANCED PRO 1 DISCを今年のNo.1バイクとして選んだ理由として以下のようにコメントしています。 「TCR ADVANCED PRO 1 DISCは、手ごろな価格でスーパーバイクの性能を提供している。コストパフォーマンスに優れていることを除けば、より高価なADVANCED SLモデルの乗りごこちとテクノロジーを踏襲していて、パワーを上げても反応性が良くてペダルを強く踏んでもロスがない。しっかりとしたフィーリングと素早い加速を提供してくれるし、このバイクの本当の強みはクライミングです。」 また、「スーパーバイク」のカテゴリーで2位を獲得したTCR ADVANCED SL 0 DISCについても以下のようにコメントしています。 「この最高級の製品は完璧に美しいし、加速も上り坂も速い。バイクを掴んで強くブレーキをかけてもびくともしないフォークの剛性には自信を抱かされたし、これはかなり希少な製品です。」 詳細は、下記road.ccの動画とウェブサイトでご確認いただけます。 ※YouTube内の動画は、「設定」→「字幕」→「自動翻訳」→「日本語」を選択することで簡易翻訳字幕をご利用いただけます。

INFORMATION

2020.09.18

フックレスリムテクノロジー情報と互換タイヤをアップデート

GIANTでは、フックレスリムで安全に使用できる「表示最大空気圧が72.5psi(5 bar)を超えるタイヤ」を確認するために、独自のテストプロトコルを実施しています。 この度、そのテストプロトコルに合格した“GIANT・CADEXブランド以外”の認定タイヤが新たに加わりましたので、HP上にて更新いたしました。また、テストプロトコルの詳細と各ブランドのタイヤのテスト結果につきましても、同時に公開していますので、ぜひご確認ください。 テストプロトコルに合格しなかったタイヤにつきましても、各タイヤブランドと協力して、できるだけ早くGIANTフックレスリムに対応できるように進めてまいります。 <フックレスリムテクノロジーと互換タイヤ> https://www.giant.co.jp/giant21/showcase/hookless-technology/ <テストプロトコル PDF> https://www.giant.co.jp/giant21/showcase/hookless-technology/images/Giant_Hookless_Tire_Test_FINAL_JP.pdf また、「フックレスリムにおける推奨空気圧」につきましても、「自分に最適な空気圧の見つけ方」と合わせて下記HPにてまとめています。 <フックレスリムにおける推奨空気圧> https://www.giant.co.jp/giant21/showcase/tire-pressure/ GIANTは、フックレスリムテクノロジーの有益性を、安全性と透明性をもってすべてのサイクリストに届けるべく、今後も各ブランドと緊密に連携していきます。

RACE

2020.09.03

ヴァルテルがツール・ド・ハンガリー最終ステージで勝利。CCCは総合優勝に!

CCCチームのアッティラ・ヴァルテルが、ツール・ド・ハンガリー最終ステージを勝ち取り、チームは5日間のUCIヨーロッパツアーレースで総合優勝しました。 ヴァルテルのステージ優勝は、チームメイトであるヤコブ・マレッコの3ステージ連続優勝の勢いに続き、CCCチームで4つめのステージ優勝となりました。マレッコはステージ2、3、4で勝利を獲得しポイントリーダージャージの獲得が確実となったため、チームの総合優勝に向け、第5ステージではチームのための走りに集中しました。 第5ステージは、ミシュコルツからスタートし、ジェンジェジュの山頂フィニッシュが設定されたクイーンステージ。距離188km、獲得標高は約3500メートルという、厳しいコースです。ヴァルテルは昨年のツール・ド・ハンガリーを3位で終え、この困難な第5ステージでの勝利を狙っていました。ハンガリー出身、22歳のヴァルテルにとって、強い意志で挑むレースだったのです。 「今日のレースでは結果を出せたと思うし、ここ数日間の走りが正しかったと、自信が持てたよ。」とヴァルテルは語ります。「最後の上りもよく知っていて、自分が何をする必要があるか分かっていた。去年、アタックするのが早すぎてうまくいかなかったから、今年は忍耐強くタイミングを待っていたんだ。」チームはすべての攻撃をカバーし、勝敗を分ける最後の上りでヴァルテルを好位置につかせました。 ハンガリーのタイムトライアル ナショナルチャンピオンの経歴を持つヴァルテル。彼のUCIヨーロッパツアーでの初めてのステージ優勝は、自国にとって特別なものだったと語りました。 「地元でのレースは素晴らしい。コロナ渦の今年は例年とちょっと状況が違うけど、レース期間中ずっと応援してくれる人の声を聞き、多くのパワーとやる気を引き出すことができたよ。去年、あと少しで優勝を逃したこともあって、この勝利は本当に特別なものになったよ。」とレースを振り返っています。

RACE

2020.09.02

CCCチームのヤコブ・マレッコがツール・ド・ハンガリーで3ステージ連続優勝!

CCCチームのライダー、ヤコブ・マレッコ(イタリア)がツール・ド・ハンガリーに出場し、3ステージ連続で優勝。5日間のUCIヨーロッパツアーで、トップレベルのスプリンターであることを証明しました。 スプリンターの実力の証であるグリーンジャージを身にまとい、CADEX WheelSystemをアッセンブルしたPROPEL ADVANCED SL DISCで、シャーロシュパタクからカジンツバルツィカまでの180kmを走ったヤコブは、エミルス・リエピンス(ラトビア、トレック・セガフレード)やデイヴィッド・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)と競り合い、第4ステージでも勝利を収めました。 3度目の優勝を果たした後、26歳のマレッコは「素晴らしい気分だ!レースの間ずっと、チームメイトは信じられないほどの良い仕事をしてくれました。彼らは、他のライダーの飛び出しに素早く反応し、スプリントに向けての準備をするために、一生懸命走ってくれた。」 「今日は終盤に2つの登り区間があり、前のステージよりも厳しいコースでしたが、体調が良いことは分かっていたので、あまり心配していませんでした。」と、レースを振り返っています。 ツール・ド・ハンガリーは、本日の第5ステージでフィナーレを迎えます。本日のコースは、総合順位が大きく動くことが期待される山岳ステージとなっています。

RACE

2020.08.31

「CCCチーム」がツール・ド・フランスで好調なスタート

コロナ禍による様々な試練を乗り越え、ついに開幕した「2020ツール・ド・フランス」。GIANTがスポンサードするCCCチームももちろん参戦しており、好スタートをきりました。 「第1ステージ」で、ミヒャエル・シェアー(スイス)がスタート直後から逃げグループに入り、好調な走りをみせました。山岳賞ジャージこそ惜しくも逃しましたが、「敢闘賞(ドサール・ルージュ)」を獲得し、存在感を示すことができました。 今後のステージでも力強い走りをみせてくれると期待しています。 第107回ツール・ド・フランスは、3週間のグランツアーの中でも最も過酷なルートが特徴で、ニースを発着した開幕ステージは、厳しい気象条件の中での激しいレースとなり、ファンに多くのドラマを提供しました。 PROPEL ADVANCED SL DISCにCADEX WHEELSYSTEMをアッセンブルし、GIANT REV PROヘルメットを装備したCCCチームのアシストライダー、ミヒャエル・シェアー(スイス)は、第1ステージのスタート直後に形成された逃げグループに残り、降り始めた雨も影響してメイン集団からリードを奪います。 「雨が降ればレースは予想外のものとなり、また雨の中の下りは簡単ではない、と分かっていた。」「実際は、タイヤを信頼してたし空気圧も完璧だったから、とても快適だったよ」とシェアーは語りました。 シェアーはその日の2番目の登りでKOMポイントを獲得したものの、ゴールまで残り数km地点での落車により残念ながらマイヨアポワ(山岳賞)ジャージの獲得はならず、共に先行したファビアン・グルリエ(フランス、トタル・ディレクトエネルジー)のものとなってしまいました。 「ポイント数は同じだったので、山岳賞ジャージを獲得するためには相手より先にゴールする必要があった。でも、スプリンターがひしめき合い、落車がいつ起こるか分からない最悪な位置取りの自分にとって良くない状況でした。残り3kmの下りで、私の目の前でコルブレッリが激しく落車し、ブレーキをかけたけど路面が滑ってホイールが横向きになり、ハンドルバーを飛び越えて転倒してしまった。」とシェアーは語りました。 最終的に、シェアーは第1ステージで敢闘賞を獲得しました。 翌日はCCCチームのリーダー、グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー)が勝利に近づき、さらにエキサイティングなレース展開が見られました。グレッグは、2つの1級山岳に加え、エズ峠の上りも含まれる山岳ステージの最前線にいました。 激しいレース展開を見せた一日も終わりに向かい、ヴァンアーヴェルマートとチームメイトのイルヌール・ザカリン(ロシア)を含めた、大幅に人数を減らしたプロトンは最後の山岳の頂上地点に。その時ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)が攻撃を開始し、他の2人のライダーが彼に加わり、このグループが約20秒のリードを獲得しました。 最後の1kmで、ヴァンアーヴェルマートを含む集団は、逃げグループに近づきましたが、最終的には200m足りませんでした。結果、アラフィリップがステージ優勝とイエロージャージを獲得。ヴァンアーヴェルマートは、集団スプリントで4位ゴールとなりました。 「ステージ優勝とイエロージャージを狙っていたので、ワンデーレースのようにすべてをかけて走った。残念ながら3名が前にいて、もちろん彼らの走りは最高だった。自分の能力は出したつもりだから結果は残念だね。」 失望しているに見えたヴァンアーヴェルマートでしたが「ステージ優勝のチャンスはこれが最後ではないと願いたい。」と、今後のチャンスに期待を示しました。

RACE

2020.08.04

グラントリティコ・ロンバルドでヴァンアーヴェルマートが3位

8/1(土)に開催された「ストラーデ・ビアンケ」にて2020 UCIワールドツアーが再開。続いてイタリアで8/3(月)に開催されたワンデーレース「グラントリティコ・ロンバルド」ではCCCチームのグレッグ・ヴァンアーヴェルマートが表彰台を獲得しました。 猛暑の中で開催されたストラーデビアンケでは8位を飾り、雨のロンバルドでは表彰台獲得と、その好調ぶりを示したヴァンアーヴェルマート。ロンバルドのコースは、レニャーノからヴァレーゼへの200km。ピッコロステルヴィオの登坂を含む丘陵のルートをたどり、後半は激しい雨の中ヴァレーゼの周回コース4周半を走り切りました。 5名の選手が早い段階で飛び出し、CCCチームが率いる集団が追いかける展開に。タイムギャップは10分でしたが、CCCチームのライダーの努力により、最終ラップが始まるまでに5分に短縮され、最終周回開始時に、先頭集団をついに吸収。ヴァンアーヴェルマートとチームメイトのアレッサンドロ・デ・マルキが、勝負を決する最後の12名の集団に残りました。 ゴルカ・イザギレ(スペイン、アスタナ)が登坂区間でアタックを仕掛け、逃げに成功。独走勝利を収めました。CCCチームは後続の選手とのゴール前スプリントを競り合い、ヴァンアーヴェルマートが3位フィニッシュで表彰台を獲得。デ・マルキは9位でフィニッシュしました。 「結果が残せて良かった。とても厳しいレースだった。3位という結果に満足していて、この調子を次のレースにもつなげたい。ミラノ〜サンレモで良い一日を過ごせると良いと思うし、そうなるように頑張りたい」と、ヴァンアーヴェルマートは語りました。 8/8(土)の開催が予定されている「ミラノ〜サンレモ」は、イタリアのクラシックレースでシーズンの最初のモニュメントレースであり、ヴァンアーヴェルマートの今年の大きな目標の1つです。

RACE

2020.08.03

ワールドツアー再開初戦、GVAがチームを引っ張る活躍で8位に

新型コロナウイルスの感染拡大によって休止となっていた2020年のUCIワールドツアーが、イタリアで開催の「ストラーデビアンケ」ワンデーレースで再開しました。 CCCチームのリーダー、グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー)は、8/1(土)に開催されたストラーデビアンケに出走し、8位でフィニッシュ。レース名の由来となったトスカーナの白い道で、未舗装の63kmを含む過酷な184kmのルートを生き延び、トップ10フィニッシュを達成しました。 ワールドツアーの中でも、最も厳しいレースの1つとして知られているストラーデビアンケは、当初予定されていた3月から8月への延期により、さらに挑戦的なものになりました。気温は36度とかなり高く、砂利道は荒れて、ほこりっぽく、乾燥していました。 「今までのレースで、最も過酷な1日だったよ」と、ヴァンアーヴェルマートは語ります。「予想通り、とても暑く、未舗装のコースはかなり走り辛かったけど、各区間で常に良い位置にいることができたから、長時間とても良い調子で走れたんだ。でも、また暑さにやられて、出だしの好調さを奪われ、少し遅れをとってしまった」 TCR Advanced SL Discに、CADEX 42 Disc WheelSystemをアッセンブルし、GIANT Rev Proヘルメットを装備したヴァンアーヴェルマートは、40名の集団に動きがあった5番目のグラベル区間で、その決定的な動きに反応。 リオ五輪のロード金メダリストであるヴァンアーヴェルマートには、チームメイトのアレッサンドロデマルキとサイモンゲシュケが加わり、強力な陣営となり、グループはヴァンアーヴェルマートを含め8名になるまで、グラベル区間を走り続けました。 「先頭グループの中では、できるだけ長く彼らに食らいつこうと考え、心がけていた。それが良い結果につながったと思う」と、ヴァンアーヴェルマートは語ります。 「結果にはとても満足している。フィニッシュ後はかなり体調が悪かったので、自分をどれだけ追い込めたかがわかったよ」 2020年のロードシーズンは、ヴァンアーヴェルマートとともに、良い結果で再開しました!

BIKE

2020.07.10

2021モデル「CONTEND」「ESCAPE RX」「GRAVIER」シリーズなどを先⾏販売

7月中旬より、GIANT 2021モデルのオールラウンドロード「CONTENDシリーズ(7車種)」、スポーティクロスバイク「ESCAPE RXシリーズ(4車種)」、ライフスタイルクロスバイク「ESCAPE R DROP(エスケープRドロップ)」「GRAVIERシリーズ(2車種)」を先行販売いたします。 なお、6月より先行販売開始した「ESCAPE R DISC」「ESCAPE R3」「CROSTAR」と合わせて、先行販売は計17車種となります。 ■ CONTEND AR シリーズ 高めのスタックハイトと38mm幅タイヤまで装着可能なフレームが特徴のオールラウンドロード「コンテンドAR」シリーズは、「AR 1」「AR 3」「AR 4」の3グレードをラインナップ。前後12mmスルーアクスル+フラットマウントの最新規格に、D-Fuseピラーと32mm幅タイヤ、フェンダー装着などの汎用性が、アドベンチャーサイクリングの世界を切り開くオールロードバイク。 CONTEND AR 1標準価格 : ¥200,000(税抜)サイズ : 410 (XS)、445 (S)、480 (M)、515 (ML) mm 重量 : ーカラー : メタリックネイビー>>詳しくはこちら   CONTEND AR 3標準価格 : ¥125,000(税抜)サイズ : 410 (XS)、445 (S)、480 (M)、515 (ML) mm 重量 : ーカラー : ガーネット>>詳しくはこちら   CONTEND AR 4標準価格 : ¥105,000(税抜)サイズ : 410 (XS)、445 (S)、480 (M)、515 (ML) mm 重量 : ーカラー : チャコール>>詳しくはこちら   ■ CONTEND SL シリーズ 上級アルミ素材「アラックスSL」フレームのオールラウンドロード「コンテンド SL」シリーズは、「SL 1」「SL 2」の2グレード。剛性を維持しながら軽量化したフルカーボンフォークと、オフセットシートステイ設計が、振動吸収性を向上させ快適性を高めている。28mm幅チューブレスレディタイヤ「GAVIA FONDO」を採用し、アルミロードの常識を超越するライドクオリティを実現。 CONTEND SL 1標準価格 : ¥150,000(税抜)サイズ : 410 (XS)、445 (S)、480 (M)、515 (ML) mm 重量 : ーカラー : ガンメタルブラック>>詳しくはこちら   CONTEND SL 2標準価格 : ¥135,000(税抜)サイズ : 410 (XS)、445 (S)、480 (M)、515 (ML) mm 重量 : ーカラー : ブラック>>詳しくはこちら   ■ CONTEND シリーズ エントリーオールラウンドロード「コンテンド」シリーズは、「1」「2」の2グレード展開。安定性が高く快適な28mm幅タイヤを採用。上位モデル同様、快適性の高いD-Fuseピラーとオフセットシートステイ、フルカーボンフォークを採用し、ケーブル内装でクリーンな外観に。 CONTEND 1標準価格 : ¥100,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、535 (ML) mm 重量 : 9.6kg (500mm)カラー : メタリックネイビー、ホワイト>>詳しくはこちら   CONTEND 2標準価格 : ¥86,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、535 (ML) mm 重量 : 9.9kg (465mm)カラー : マットチャコール、ブラック、レッド>>詳しくはこちら   ■ ESCAPE RX シリーズ ロードバイク譲りの走行性能をもつ軽量アルミフレームの「エスケープRX」シリーズは、「RX DISC」「RX 1」「RX 2」「RX 3」の4グレードをラインナップ。ステアリング剛性を向上させるOVERDRIVEフォークを採用、フロントダブル仕様でシンプルな操作性と軽量性を獲得。2021モデルでは、転がりがよく、濡れた路面でもグリップするオールコンディショントレッドの「S-R3 AC TIRE」を採用。「RX DISC」のカメレオンネプチューンは色の変化を抑えめにした品のある青系グラデーションカラー。 ESCAPE RX DISC標準価格 : ¥78,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M) mm 重量 : 10.7kg (465mm)カラー : カメレオンネプチューン、マットブラック、ホワイト>>詳しくはこちら   ESCAPE RX 1標準価格 : ¥105,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm 重量 : 9.9kg (465mm)カラー : コズモネイビー・レッド>>詳しくはこちら   ESCAPE RX 2標準価格 : ¥77,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm 重量 : 10.0kg (465mm)カラー : ティール、マットガンメタルブラック>>詳しくはこちら   ESCAPE RX 3標準価格 : ¥63,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm 重量 : 10.3kg (465mm)カラー : メタリックブルー、ラバレッド、マットブラック、ホワイト>>詳しくはこちら   ■ ESCAPE R DROP 「エスケープ R」シリーズから、6月の「ESCAPE R3」「ESCAPE R DISC」に続き、「ESCAPE R DROP」も先行販売。ドロップバー用に最適化されたジオメトリに、初心者にも安心のサブブレーキレバー、やや太めの30mm幅タイヤ、快適サドル。リラックスした乗車姿勢でロードバイクスタイルを楽しめる、ドロップバークロスバイク。 ESCAPE R DROP標準価格 : ¥66,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M) mm 重量 : 10.9kg (500mm)カラー : メタリックグリーン、マットブラック、ホワイト>>詳しくはこちら   ■ GRAVIER シリーズ 27.5×45mm幅タイヤと専用設計の軽量アルミフレームが、想像を超える軽快な走りと安定性とを両立する「グラビエ」シリーズは、ディスクブレーキの「GRAVIER DISC」とリムブレーキの「GRAVIER」を展開。アスファルトから砂利道などの荒れた路面まで、走る場所も幅広く対応する、ニッポン生まれの新定番クロスバイク。2021モデルではシートステーにリフレクティブデカールを採用し、夜間の視認性を向上。 GRAVIER DISC標準価格 : ¥62,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm 重量 : 11.6kg (465mm)カラー : サテンブルー、サテンチャコール>>詳しくはこちら   GRAVIER標準価格 : ¥52,000(税抜)サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm 重量 : 11.2kg (465mm)カラー : サテンゴールド、サテンレッド、サテンネイビー>>詳しくはこちら   >>2021モデル先行販売「ESCAPE R DISC」「ESCAPE R3」「CROSTAR」はコチラ

BIKE

2020.05.12

「新型TCR」スペシャルコンテンツ

スペシャルコンテンツページでは、新型TCRの重要なパフォーマンス要素である「効率性」、「エアロダイナミクス」、「コントロール性」を支える新しい製造プロセスや、1998年のデビューから第9世代に至るまでの歴史などをご紹介しています。 今後もこちらのページにて、店頭試乗キャンペーンのご案内などを拡充してまいります。 是非ご覧ください。

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