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NEWS (EVENT)

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2018.02.23

EVENT

イベント出展レポート:シクロクロス東京2018

GIANTは2月10日(土)・2月11日(日)、東京都お台場海浜公園にて開催された「シクロクロス東京2017」に出展いたしました。 ブースで2018モデルシクロクロスバイクの試乗対応に加え、GIANT TCXおよびLiv BRAVAオーナー様を対象とした軽量選手権も開催しました。両日とも好天に恵まれたお台場海浜公園には、全国から沢山のシクロクロッサーが集結し、GIANTブースにも多くの方にお越しいただきました。 イベント初日にブースで開催した「マイ TCX / Brava 軽量選手権」には、計16名のオーナー様にご参加いただきました。                     TCXの部では、C3クラス参戦のY様が 2018 TCX ADVANCED PRO 1(改)で7.88kgを記録して優勝! Liv BRAVAの部では、翌日のエンデューロに参加のYさまがこの選手権のために来場され、BRAVA SLR(改)で8.8kgを記録して優勝! カンチブレーキの部では、C1クラスのN様がMLサイズのTCX ADVANCED SLで本日の最軽量7.70kgを記録して特別賞を獲得しました。 TCX部門優勝のY様から軽量バイクのポイントをコメントいただきました。 「ポイントはこだわって組んだホイール。ENVEのリムにCHIRIS KINGのハブを組み合わせ、スポークにはSAPIM CX-RAYをチョイス。タイヤにはデュガスを組み合わせました。以前乗っていたアルミ製CXバイクと比較して軽量なことに加え、トップチューブが細いので担ぎやすく、体力を温存できるようになりました。TCXに乗り換えて、1月の千葉CXでC4からC3に昇格。このCX東京でも今期のベストリザルトを残すことができました。とてもお気に入りの1台です!」 Liv BRAVA部門優勝のY様からは、 「武田和佳選手(Liv)と同じバイクに乗りたいと思い、BRAVA SLRを購入しました。BRAVAは乗りやすくて特にコーナーが曲がりやすいです。和佳選手と同じ油圧ディスクブレーキやシマノDi2コンポーネントも使いやすくてお気に入りです。レースだけではなくカフェライドにも使える、おしゃれなカラーリングも魅力の1台です!」 番外編で、明日のエリートクラスに参戦するTEAM GIANTの門田基志選手のTCX ADVANCED PROチーム仕様を計測したところ、MLサイズのフロントダブルギア仕様で7.80kgでした。 門田選手からは、「今シーズンから使用しているGIANTの新型チューブラーホイール CXR 0 が軽いだけではなく高性能なので最高です!」とのコメントをいただきました。 大会発表の動員数1万1000人となった二日目2月11日(日)、午前中に開催されたキッズカテゴリーレースでは、TCX ESPOIRに乗った多くのライダー達が元気いっぱいな走りを見せてくれました。     メインとなる最終レース「男子エリート」は、国内トップの32名のみが出走できるひのき舞台。このレースにはGIANT TCXに乗る3名のライダーが参戦。TEAM GIANTの門田基志選手は、得意の砂コースで前半一時4位まで上がる好走を見せ、最終的に7位でゴール。特に長い砂セクションでのパワフルかつスムースな走りは、観客からもどよめきが起こったほどでした。機材サポートの合田正之選手(Cycle club 3UP)と、GIANT JAPANスタッフの斎藤朋寛選手(RIDELIFE GIANT)は終始位置を前後しながらTCX列車で走行し、11位と12位となりました。 試乗車の貸出は両日ともに大盛況で、多くの方に本格試乗コースでシクロクロスバイクを思う存分お試しいただきました。 二日間天気に恵まれ、合計2万人の動員となったシクロクロス東京は、2020年オリンピックのため翌年以降の開催は一旦お休みとなりますが、オリンピック以降にまた戻ってきて欲しいと思います。ご来場の皆様、レース参加者の皆様、二日間ありがとうございました!

2018.02.16

EVENT

サイクルモードライド大阪2018に出展いたします

GIANTおよびLivは、2018年3月3日(土)・4日(日)に大阪万博記念公園で開催される屋外型サイクルイベント 「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2018」に出展いたします。 今年は、GIANTとLivの最新2018モデルから試乗車23台と展示車10台の計33台をご用意いたします。また、パーツやアクセサリ、アパレルなどのGEAR製品も展示いたします。 当イベントの魅力は、アップダウンのある全長2.2kmのロング試乗コースとアクセスの良い会場ロケーションです。 サイクリングシーズン直前に、主要なスポーツバイクブランドが大阪エリアの真ん中に集結する貴重な機会。当日は、GIANT/Livブースで最新モデルをご体感ください! 名称: CYCLE MODE RIDE OSAKA 2018会場: 大阪 万博記念公園 東の広場+EXPO'70 パビリオン日時: 2018年3月3日(土)・4日(日) 10:00~17:00   <展示・試乗車> ※展示・試乗車は変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。 ■試乗車 ブランド モデル名 サイズ (mm) カラー GIANT PROPEL ADVANCED PRO DISC 520(M) カーボン GIANT PROPEL ADVANCED PRO DISC 500(S) カーボン GIANT PROPEL ADVANCED 2 465(XS) ネオンレッド GIANT TCR ADVANCED PRO 1 DISC 445(S) ブルー GIANT TCR ADVANCED 1 KOM 425(XS) カーボン GIANT TCR ADVANCED 2 445(S) ネオンレッド GIANT TCR SLR 1 470(M) アルミニウム GIANT TCR SLR 2 445(S) ブルー GIANT DEFY ADVANCED 2 445(S) カーボン GIANT CONTEND SL 1 DISC 445(S) チャコール GIANT CONTEND SL 1 480(M) ブラック GIANT CONTEND 2 430(XS) ホワイト GIANT ANYROAD 1 400(S) ダークブルー Liv ENVIE ADVANCED 1 465(XS) ブラック Liv ENVIE ADVANCED 2 430(XXS) ホワイト Liv LANGMA ADVANCED PRO 1 DISC 385(XXS) レッド Liv LANGMA ADVANCED PRO 1 385(XXS) ダークレッド Liv LANGMA ADVANCED PRO 1 410(XS) ダークレッド Liv LANGMA ADVANCED 2 410(XS) ブラック Liv AVAIL 2 395(XXS) ダークブルー Liv ESCAPE RX W 350(XXS) ブラック Liv ESCAPE R3 W 400(XS) ブルー Liv GRAMME 350(XXS) ネイビー   ■展示車 ブランド モデル名 サイズ (mm) カラー GIANT PROPEL ADVANCED SL 0 DISC 740(M) カーボン GIANT TCR ADVANCED SL 0 740(M) カーボン GIANT DEFY ADVANCED 1 480(M) マットネオンレッド GIANT TOUGHROAD SLR 0 460(M) ブルー GIANT ANTHEM ADVANCED 29ER 1 440(M) ブラック Liv AVOW ADVANCED PRO 0 450(XXS) ブラック Liv ENVIE ADVANCED PRO 500(S) ブラック Liv LANGMA ADVANCED SL 0 630(XS) ブラック Liv ESCAPE RX W 400(XS) ホワイト Liv THRIVE 2 380(XS) ライトブルー   なお「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2018」のウェブサイトでは、試乗時に必要となる 「試乗パス」発行手続の時に提出する誓約書を事前にダウンロードできます。 試乗手順や乗車時のルール等、詳細な説明も記載されていますので、 試乗をご希望の方はぜひ下記ページをご覧ください。 https://www.cyclemode.net/ride/trial/

2017.02.07

EVENT

「シクロクロス東京2018」にブース出展いたします

GIANTは2/10(土)~11(日)、東京都お台場海浜公園にて開催される「シクロクロス東京2018」に出展いたします。 ブースでは、両日ともに2018モデルのシクロクロス全モデルの試乗車をご用意します。 また、2/10(土)にはレース参加ユーザー様を対象とした「マイ TCX / BRAVA 軽量選手権」を実施いたします。   <試乗車> 最新2018シクロクロスの全モデルをGIANTブース横の特設試乗コースでお試しいただけます。 ※TCX ESPOIRの試乗をご希望のお客様は、親御様同伴のうえブースにてお申込みをお願いいたします。 ブランド モデル名 サイズ (mm) 展示/試乗 GIANT TCX ADVANCED PRO 1 500(S) 試乗車 GIANT TCX ADVANCED PRO 2 525(M) 試乗車 GIANT TCX SLR 2 475(XS) 試乗車 Liv BRAVA SLR 445(XS) 試乗車 GIANT TCX ESPOIR 26 350(適応身長:140-160cm) 試乗車 GIANT TCX ESPOIR 24 350(適応身長:135-150cm) 試乗車   <マイ TCX / BRAVA 軽量選手権> 大会に参加されるGIANT TCXおよびLiv BRAVAユーザー様を対象に「軽量選手権」を実施します。 選手権への参加は、実施時間内にレース仕様の愛車とともにブースにお越しいただき重量を計測するだけ。 優勝したオーナー様には、レース遠征で活躍する大人気のバックパックをプレゼントいたします。 実施日時: 2/10(土) 10:30〜15:00 優勝者発表: 2/10(土)15:00 優勝賞品: GIANT SHADOW GEAR BAG および Liv Trilliant Bag 参加条件: 撮影画像の使用許可をいただける方。 *軽量選手権はディスクブレーキモデルを対象とさせていただきます。カンチブレーキモデルで最軽量の方には特別賞を差し上げます。   <エリート男子レース出場 GIANT TCXライダー> 大会二日目、2/11(日)の最後に行われる国内ランキングトップ35名のみが参加を許されるエリート男子クラスには、GIANT TCXに乗る3選手が参戦します。 特にお台場の砂と相性の良いTEAM GIANTの門田基志選手は、TCX ADVANCED PROとCXR 0 TUBULAR ホイールシステムとともに今年も上位を狙います。 皆様のご声援よろしくお願いいたします。 2/11(日)エリート男子 GIANT TCX ライダー門田基志 TEAM GIANT合田正之 Cycle club 3UP斎藤朋寛 RIDELIFE GIANT

2017.01.08

EVENT

2017 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー REPORT Vol.2

台湾全国規模での環島(=台湾1周)サイクリングイベント「FORMOSA 900」。当イベントに「捷安特(GIANT)日本團」として正式参加した「2017 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー(2017年11月3日〜12日)」レポートの第2弾です。>> 前回の「レポート第1弾」はこちら 今回はサイクリング2日目から4日目までレポートします。 ■「東京〜名古屋〜大阪」を4日間で走る。 私たちの「環島日本團」は、台湾北端の台北市から、南端の屏東縣車城まで、500km強の距離を前半の4日間で南下します。それは東京〜名古屋〜大阪とほぼ同距離であり、大都市が連なる経済エリアという面でも台湾西側と日本の東名阪は似通っていますので、以下のように日本の都市と重ね合わせると旅のスケール感をイメージしやすいかもしれません。 ・Day-1 : 台北〜竹南125 km = 東京駅-小田原-箱根-三島駅 ・Day-2 : 竹南〜員林112 km = 三島駅-静岡-掛川駅 ・Day-3 : 員林〜台南148 km = 掛川駅-浜松-豊橋-岡崎-名古屋市緑区-桑名駅 ・Day-4 : 台南〜車城144 km = 桑名駅-甲賀-大津-枚方-大阪駅 (※表示の距離は今回のGPS実走距離です) <参考図>同縮尺の台湾を日本付近に配置してみると、さらに分かりやすいです。 ■ 11月5日(日) Day-2 : 112km(※GPS実走距離) サイクリング2日目。6:30モーニングコール、7:00食事、7:45ロビー荷物出し、8:00サイクリング集合。この日は清々しい青空の下でスタート。市街地から7kmほどで「環島サイクリング1号線」に戻り、まずは人気の展望スポット「好望角」までの23kmを走ります。展望スポット=高いところ。「西側はほとんど平坦」という前情報に油断していた身体が、いきなり現れた斜度のキツい登り坂に悲鳴をあげます。とはいえ標高100mぐらいですので、ほどなく全員無事に登頂し、小一時間ほど絶景ポイントを楽しみました。 竹南市街地中心部の広大な運動公園に面する上級ホテル「兆品酒店苗栗」。居心地のよい宿でした。 スタート前には必ず準備体操。動的ストレッチで身体に「これから走るぞ」というサインを送ります。 風力発電機が林立する台湾沿岸部特有の風景。何故なのかは解りませんが風車をみると気分が高揚しますね。 斜度が強まった途端に喜々としてペースを上げる強健な参加者たち。エスコートする先頭ガイドも必死です。 後方からマイペースで登るシニアチーム。もちろんガイドが前後につきますので無理なく安全に楽しめます。 海岸線を一望する絶景ポイント。眼下には数十機もの風車が爆風で最速稼働していて圧巻でした。 お約束の一斉ジャンプショット。台湾を走ると参加者が日に日に子供っぽくなっていくのが面白いです。 好望角から26km走り、台中市の「巨大機械工業」すなわち「Giant Manufacturing」に立ち寄ります。日曜日のため本来は休業日なのですが特別に本社ビルを開けてくれました。これも「FORMOSA900オフィシャルツアー」ならではの対応です。 本社ロビー壁面には、GIANTの先端技術を象徴するカーボンフレームの変遷が描かれています。 最新モデルやグランツール実走バイクなどがハロウィン装飾されたディスプレイの前で記念撮影。 上から下まで「Team Sunweb」でキメた岩瀬さん。「聖地には正装で」との金言をいただきました。 GIANT本社のある台中市に入ってからは内陸の工業地帯や市街地を走ります。交通量も駐車車両などのトラップも増えてくるのですが、途切れることのないバイクレーンとサイクリングガイドの的確なエスコートで安全かつ快適に距離を稼ぎます。ランチのあとも12〜20km毎に休憩を挟みながら快調に進み、この日の宿営地である員林に16時過ぎに到着できました。 幹線道には、ほぼ途切れずに続く完璧なバイクレーン。交通量を問わず安心して快適に巡航できます。 特に交通量が多く車のスピードも速くなる大型の橋には独立したバイクレーンが整備されており安心。 サポートカーにその日の行程を表示。参加者は休憩毎にその先の距離や強度をご自身で確認できます。 DAY-2完走の乾杯。前日はビールのみだったので、ソフトドリンクも追加しておきました。 員林ステイのお楽しみは「アヒル生姜鍋」と「足裏マッサージ」。サイクリングが主目的のツアーとはいえ、せっかく台湾まで来たのだから食も遊びも欲張りたい!というこだわりから事前に手配。アヒルも足裏もエリアで人気No.1のお店を確保できたので大満足。まだまだ続くサイクリングへの英気を養い、ぐっすりと眠ることができました。 アヒル生姜鍋で人気の「鼎味炭火薑母鴨員林總店」。アヒルのぶつ切りに様々な具材を追加していただきます。 担当Sのベストメニューは「麻辣鴨血」。レバーの旨辛煮という感じの食味でビールがグイグイすすみます。 我を忘れて悶絶するのが台湾足裏マッサージ。「吳神父養生泡腳會館」のVIPルーム貸切です! 初めから終わりまでずっとニコニコ顔だったあかりさん。なぜか何をされても痛くないとのこと... 員林のホテル「昇財麗禧酒店」。若いスタッフのフレンドリーな応対が気持ちいいホテルでした。 ■ 11月6日(月) Day-3 : 148km(※GPS実走距離) 8日間のサイクリングで最長距離となるこの日。暑さが心配されたもののまずは上々の薄曇り。早めの7:45スタートから、15〜25km毎に休憩を挟みつつ、内陸部をひたすら南下して台南を目指します。台南は19世紀まで台湾の中心であり、日本統治時代も製糖などの重要産業の拠点として隆盛だったそうですので、町並みや建造物に歴史を感じながら走るのも楽しさのひとつです。 西螺大橋(せいらおおはし)は日本統治時代に着工され1952年に完成。建設当時世界第2位の長大橋でした。 このポイントのお約束ショット。皆で撮りましたが、一番うまかったのがダークホース?野間さんです! 「大林製糖工場」でアイスクリーム休憩。かつて製糖で栄えた当エリアで最後期まで操業していた工場だそうです。 ランチの「噴水雞肉飯」は嘉儀の名物グルメ「雞肉飯」発祥の店。魯肉飯の「七面鳥」版?! 「北回帰線」を示す日本統治時代の標塔。ここまでが「温帯」で、ここより南側が「熱帯」となります。 「後壁(こうへき)車站」で3ショット。小さい駅は万国共通サイクリングの休憩にイイですね。 距離が長い上に、休憩の度に盛り上がって遊んでしまった結果、台南市街中心部に到着したのは18時近く。この夜はサドルが痛いという参加者のために市内のジャイアントストアへのショッピングツアーを実施。折良くサポートカーのドライバーを務めるジャイアント台湾のスタッフ(※通称のび太)が台南店の店長だったので、問題のサドルの他、日本未発売のグッズなどをゲットいただき、皆さんご満足いただけたようです。これもオフィシャルツアーだけの特別対応です。 帰宅車両で戦場と化した夜の台南市街地はかなりスリリングでした... 台南運河に面した「維悅酒店」。台南有数の高級ホテルだそうです。 「捷安特 台南店」。ホテルからやや距離はあるものの、品揃えと21時までの営業に助けられました。 GIANT独自のサドルフィットでしっかりとチェックした結果、「UPRIGHT」をオススメしました。 皆さんいろいろお買い上げいただきました。結局21:30まで残業させちゃったけど、のび太ありがとう! ■ 11月7日(火) Day-4 : 144km(※GPS実走距離) サイクリング4日目は、8日間の最南端&折り返し地点である車城まで、約140km。台南市街の通勤ラッシュを避けたいのと、前日の到着時刻が真っ暗になってしまったことから、6:50にスタート。さすがは3日間で380kmを走ってきた参加者たち。もう台湾の交通事情にもすっかり慣れてきており、台南から高雄までの市街地86kmを危なげなく走り抜け、ランチ休憩ポイントである潮州鎮の街へ到達しました。ここは清の時代からの歴史ある旧市街や独特な食文化が素晴らしく、しかもGIANT ADVENTUREの日本担当者の出身地でもあるので、日本團には素通りできない街なのです。 市街地を抜ければ、高速道路のように幅広くフラットで交通量の少ないサイクリング天国が拡がります。 慣れてしまえば片側1車線の市街もなんのその。台湾らしい街の表情を楽しみながら快調に駆け抜けます。 「牛大福」。文字通り牛肉料理の人気店。出るモノすべてが美味しく、当ツアーのランチ評価No.1です。 センマイの冷菜。甘酸っぱい絶妙な味付けが無闇に美味しい!思わずビールが欲しくなる危険な一品です。 デザートは5分ほど歩いた「正老牌冷熱冰」。熱い豆に氷をかける「“逆”かき氷」といえば想像できますか? 海岸線に出てから車城までの30kmは、前半500kmのファイナルに相応しい天国ルートです。東シナ海を金色に染める夕陽を眺めながら整備されたバイクレーンを追い風に乗って快走するうちに、脳内が幸福物質で充たされていくのがよくわかります。サイクリング初日の夕方の空気感を十倍にスケールアップさせたような感動です。美しい薄暮に包まれたリゾートホテルに17:30に到着し、満面の笑みで乾杯! 日本でも似たような場所はありますが、右側通行の国じゃなければこの幸福感は得られないのです。 夕陽ポイントとして人気のセブンイレブン駐車場。いやはや、羨ましいほどに幸せなツーショット... 海岸線に沿ってゆるやかなカーブを抜けると、夕陽に全身が包み込まれるような感じになります。 薄暮の空の下に広がる南国リゾートへ向かって快走。今夜のホテルが見えてきました。 4日間で500kmを共に走り抜いた仲間との乾杯。ビールだろうがお茶だろうが、最高の味わいです。 以下は「2017 FORMOSA 900ムービー・日本語テロップ版」です。私たち日本團のメンバーも登場しますので、こちらもぜひご覧ください。※全編12分を観る時間のない方は、5'25"から8'26"までの3分間に日本参加者3名の走りとコメントが収録されていますので、その部分だけでもぜひご覧ください。 (お知らせ) 台湾親善大使である一青妙さんのFORMOSA 900 体験記「環島(かんとう)」が2017年に東洋経済新報社から刊行されました。台湾と日本の架け橋として活躍されている一青さんならではの視点による台湾サイクリングは、多くの気付きを与えてくれます。ぜひご覧ください。 >> 2017 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー REPORT Vol.3 に続きます。 >> 前回のレポート「2017 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー REPORT Vol.1」はこちら

2017.12.01

EVENT

2017 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー REPORT Vol.1

台湾全国規模での環島(=台湾1周)サイクリングイベント「FORMOSA 900」に「環島日本團」として正式参加する「2017 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー」。2017年11月3日〜12日に実施された当ツアーの模様を、今回より3回にわけてレポートしていきます。 ■ 11月3日(金・祝) DAY-0 朝7時30分。成田空港第2ターミナル3階の「H」カウンターに集合した成田出発組は、お客様6名、GIANTスタッフ3名の計9名。遅刻者もなく、まずは無事にツアーをスタートできました。 3連休の初日とあって、チェックインカウンターは朝イチから大混雑でしたが、GIANTと提携するCHINA AIRLINEの厚意により、別カウンターでスムースにチェックイン。この後、大型預け荷物専用の検査機までバイクを運ぶ必要もあり、国際線の飛行機輪行は何かと時間が掛かりますね。 プチVIP対応に気分もアガり、さあゲートイン!と勢い込んだものの、トランプ大統領来日によるチェック強化と連休とが重なり、保安検査場はゴールデンウィーク以上の大行列! 並び始めてから出国審査を抜けるまで1時間も掛かってしまい、「中に入ったらラウンジで朝食を食べよう」とか「台湾のスタッフにお土産を買おう」などと皮算用していたのが全てご破算に。出国検査からそのまま搭乗口を目指して小走りするハメになりました。いやはや、これもイイ勉強です。 バイク9台を含む預け入れ荷物は総重量300kg超。特別カウンターでのチェックインは嬉しい配慮でした。 保安検査場はゴールデンウィーク以上の大行列。出国審査を抜けるまで1時間近く掛かりました。 離陸が少し遅れたので、13時過ぎ(※ここから台湾時間です)に台北桃園空港へ着陸。定刻では4時間10分ですが飛行時間は3時間半程度ですので、機内食を食べてひと眠りしたらすぐ到着という印象です。入国審査もスムースですし、やっぱり台湾は「近い国」ですね。先に到着していた広島と関空出発組の10名と到着フロアで合流。台湾ドルへの両替やWi-Fiレンタルなどを空港内で済ませ、14時にはバスに乗りこみ、15時過ぎには台北市街中心部のホテルに到着。チェックイン後すぐにバイクを組み立て、16時半からブリーフィング。無駄のない行程はツアーならではです。 チャーターバスで台北のホテルへ。台湾の観光バスは出入口が前後にあり乗降や荷物積載もスムーズ。 ホテルの地下駐車場の数区画を占有してバイクを組み立て。台湾1周の間はここにバイクケース等を留置。 レストランの個室でブリーフィング。記念ジャージやボトル、ネームタグなどもここで配布されます。 夕食はホテルから徒歩10分の人気店「京鼎小館」で小籠包などの台湾料理を堪能しました。 ※すみません、担当S自ら率先して食べて飲んでいたので、写真がこれしかありません... ■ 11月4日(土) Day-1 : 125km(※GPS実走距離) サイクリング初日。5:30モーニングコール、6:00食事、6:30ロビー荷物出し、6:45サイクリング集合。これから毎日、朝はこのような流れです。この日は「2017 FORMOSA 900」の出発式があるため、少し早めにホテルをスタートしました。 6時からレストランで朝食。日本より1時間遅いため、朝がそれほどキツくないのも台湾のイイところです。 担当Sのチョイス。台湾の朝食ブッフェはどこも野菜たっぷりで味付けも薄く、実はかなりヘルシーです。 「日本團」総勢19名で記念撮影。前夜からの雨が残り、少し肌寒いぐらいでした。 出発式の会場は「台北市政府」。日本でいえば東京都庁にあたり、有名な台湾101タワーも間近な台北市街の中心部です。ホテルから市内を4kmほど走って7:20頃に到着。 6年目となった今回の「FORMOSA 900」では、12チームが台湾国内の5地点からスタートします。参加総数は650人、そのうち4割が海外からの参加者ということで、もはや国際イベントですね。台北からは、私たち「日本騎士 8日團」を含めて5チームがスタートするため、市政府会場には150人超の参加者が集結。セレモニーから準備体操まで和気あいあいとした時間を楽しみ、8:30頃から各チームが間隔を空けてスタートしました。 セレモニーが進むにつれて気分も高揚し、表情が緩み始めた日本團メンバー。 前週までの第1弾「2017 FORMOSA 900」を完走された女優の一青妙さん。ご満悦なのはメンバーの長島さん。 全チーム合同で準備体操。参加者を壇上からリードするアガーさん。GIANT ADVENTUREの総責任者です。 チーム毎に登壇して紹介されます。オレンジ色の女性は日本通のヴィッキーさん。台湾自行車新文化基金会の執行長です。 いよいよ台湾1周900kmのサイクリングがリアルスタート!雨も少し小降りになってきたような気がします... スタートから10kmは雨の市街地走行のため緊張の連続。写真を撮る余裕もありませんでしたが、淡水河沿いに整備されたサイクリングコースに入ってからはノーストレスな快適ライド。10kmから15km毎に休憩を挟みながら50km地点の「竹圍漁港」に12:30到着。ここは海鮮料理と夕景で台湾でも人気の景勝地。朝が早かったためにお腹ぺこぺこのメンバーは、次々と運ばれてくる料理を喜々として平らげていきます。とにかく全て美味しいのが台湾料理。ですが、満腹になってからもなお出され続ける台湾ポーションの洗礼を受け、初日から全員完敗でした。 淡水河沿いのサイクリングコースは対面走行ですが、車道のように道幅も広いので安心して快走できました。 コースの途中で完走証用の個人写真を撮影。ついでに仲良し撮影?愛媛松山から参加の福井さんと平磯さん。 国道沿いの側道はクルマの通行量が少ないので気兼ねなく集団走行を楽しめます。鈴木さんも余裕の微笑み。 路肩の自転車走行レーンも幅が広く走りやすいところが殆ど。愛媛の野本さんと藤原さんもリラックス。 美味しい料理に大喜びの大塚あかりさんとトライアスリート軍団。最初の5皿ぐらいまでは絶好調でしたが... 食べ始めて30分もするとほぼ全員が戦意喪失。大阪から単身参加の寺本昌弘さんも完全に打ち止め状態... 食事から再スタート後は内陸の国道を50kmほど淡々と走ります。ほぼ全区間を通して自転車レーンが設定され、うっかり眠くなってしまうほどに快適です。そして夕方、大きな河口の橋を越えて新竹市に入ってからの20kmが、今回の8日間コースの最初の魅せ場です。この日一緒に台北を出発した通常の9日間チームはこの橋からすぐ市街に入って新竹ステイとなるのですが、西側の500kmを4日で走破する私たち8日團は25km先の竹南ステイとなるため、夕陽に染まる美しい海岸線を楽しむことができるのです。午後いっぱい曇り空でしたが、折良く海岸線に入る頃に雲から夕陽が顔を出し、強い追い風の吹くオレンジ色の天国を集団で快走!あまりの美しさに予定外のポイントでストップして記念撮影も。ホテル到着が17:50と少し押してはしまいましたが、まずは大満足の初日を無事に走り終えました。 夕暮れの国道を集団で快走。先頭をひくのはGIANT ADVENTUREのサイクリングガイド、ジャッキー。 美しい薄暮の干潟をバックに記念撮影。メンバーの笑顔から心地よい空気感が伝わってきます。 北よりの強い追い風を背に受け、40km/h以上で快走するあかりさん。さすがアイアンマン! ホテルに着いてストレッチを終えたらその場で乾杯!担当Sこだわりの日本團オリジナルスタイルです。 (お知らせ) 出発式のセレモニーにいらした一青妙さんのFORMOSA 900 体験記「環島(かんとう)」がこの2017年11月に東洋経済新報社から刊行されました。台湾と日本の架け橋として活躍されている一青さんならではの視点による台湾サイクリングは、多くの気付きを与えてくれます。ぜひご覧ください。 以下は「2017 FORMOSA 900ムービー・日本語テロップ版」です。私たち日本團のメンバーも登場しますので、こちらもぜひご覧ください。 >> 2017 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー REPORT Vol.2 に続きます。

2017.11.28

EVENT

イベント出展レポート:Raphaスーパークロス野辺山2017

11/26(土)・27(日)に出展したシクロクロスイベント「Rapha スーパークロス野辺山」で、GIANTおよびLivユーザー様を対象に「あなたのTCX / BRAVA見せてください」キャンペーンを実施いたしました。 「愛車で最も気に入っている部分」をお伺いしたところ、「泥はけ性能」と回答した方が一番多く、2番目に多かったのが「軽量性」でした。 朝方凍っていた路面が溶け出してマッドコンディションとなった日中のレースでも、TCXは泥詰まりのトラブルなく走ることができたとのコメントもいただきました。 会場では、TCX ESPOIRシリーズでレース参加するキッズも数名お見かけし、シクロクロスの広まりを感じることができました。                  また両日ともに、海外から有力選手が参戦した大会のメインレースとなるUCI男子エリートクラスにTEAM GIANTの門田基志選手とシマノレーシングの横山航太選手が参戦。 初日は、パンクと体調不良で両選手ともふるわなかったものの、二日目は観客を沸かせる熱い走りで横山が9位(日本人4位)、門田選手が15位(日本人8位)でゴールしました。   キャンペーンにご協力いただきました皆様ありがとうございました! また来年の野辺山でも多くのGIANT TCX、Liv BRAVAユーザー様とお会いできることを楽しみにしています。

2017.11.20

EVENT

「Rapha スーパークロス野辺山」にブース出展いたします

GIANTは11/25(土)~26(日)、長野県滝沢牧場にて開催される「Rapha スーパークロス野辺山」にブース出展いたします。 ブースではGIANT TCXシリーズ全3モデルとLiv BRAVA SLRに加え、人気のキッズシクロクロス TCX ESPOIR 26と24を展示いたします。 また、両日ともに大会のメインレースとなるUCIエリート男子クラスに参戦するTEAM GIANT 門田基志選手のTCX ADVANCED PROもブースでご覧いただけます。 門田選手は今シーズンから、U23世界チャンピオンのヨリス・ニューエンハイスも使用する超軽量42mm高の「CXR 0 TUBULAR」ホイールシステムを使用開始。 泥レースの多い野辺山で、新型ホイールを使用した門田選手への応援もよろしくお願いいたします。 <展示車> ブランド モデル名 サイズ (mm) 展示/試乗 GIANT TCX ADVANCED PRO 1 500(S) 展示車 GIANT TCX ADVANCED PRO 2 525(M) 展示車 GIANT TCX SLR 2 475(XS) 展示車 Liv BRAVA SLR 445(XS) 展示車 GIANT TCX ESPOIR 26 350(適応身長:140-160cm) 展示車 GIANT TCX ESPOIR 24 350(適応身長:135-150cm) 展示車   <オーナー様キャンペーン> ブースでは両日ともにGIANT TCXおよびLiv BRAVAオーナー様に向けた「あなたのTCX / BRAVA見せてください」キャンペーンを実施いたします。 ご参加方法は簡単です。ご自身の愛車と共にブースで記念撮影にご協力いただくと、先着でGIANTグッズをプレゼントいたします。 ※実施時間:8:30 – 11:30(両日ともに) ※プレゼントは数に限りがございます。無くなり次第終了とさせていただきますので予めご了承ください。 ※撮影画像の使用許可をいただいた方のみ対象となります。

2017.11.10

EVENT

イベント出展レポート:サイクルフェスタ2017

11/3(祝・金)~11/4(土)の2日間、さいたま新都心駅周辺にて開催された「サイクルフェスタ2017」にブース出展いたしました。 ブース内では、一般お披露目初となる「PROPEL ADVANCED SL 0 DISC」をはじめ、ロードバイク数台の展示を行いました。また、両日ともに、「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム 2017」に参戦したチーム・サンウェブの応援キャンペーンを行い、たくさんのファンの方にご参加いただきました。ありがとうございました。 クリテリウムレースでは、ツールで山岳王のバルギルが敢闘賞を獲得する活躍をみせるなど、日本のファンに本場の走りを見せてくれました。ブースでも両日笑顔で仕事をしてくれたバルギル、来期はチームを去ることになり残念ですが埼玉でも大活躍ありがとうございました!

2017.11.02

EVENT

サイクルフェスタ2017に出展いたします

GIANTは、11/3(祝・金)~11/4(土)の2日間、 さいたま新都心駅周辺にて開催される「サイクルフェスタ2017」にブース出展いたします。 GIANTブースでは、話題の新型エアロロード「PROPEL ADVANCED SL DISC」を筆頭に、 チーム・サンウェブレプリカ「TCR ADVANCED PRO TEAM」など、2018モデルロードバイク6台の展示を行います。 最新モデルを、この機会にぜひご覧ください。 <展示車> ブランド モデル名 サイズ (mm) 展示/試乗 GIANT PROPEL ADVANCED SL 0 DISC 740(M) 展示車 GIANT TCR ADVANCED PRO TEAM 445(S) 展示車 GIANT TCR ADVANCED 2 445 (S) 展示車 GIANT TCR SLR 1 470(M) 展示車 GIANT IDIOM 0 420(M) 展示車 Liv LANGMA ADVANCED PRO 1 375(XXS) 展示車   また、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム応援企画として、サンウェブグッズがもらえる 2つのキャンペーンを実施いたします。 <TEAM SUNWEB 応援キャンペーン> 1. KOMバルギル(マネキン)と記念撮影してチームキットをゲット!GIANTブースの「バルギルKOM仕様のマネキン」と一緒に記念撮影し、Instagramに投稿いただいた方から 抽選で1名様に「TEAM SUNWEB KOMキット」をプレゼント。 ※ワレン・バルギル選手本人ではありませんので、あらかじめご了承ください。 2. チーム・サンウェブ応援キャンペーンサンウェブ関連の応援グッズを身に着けてGIANTブースにお越しいただいた方に、 世界選手権タイムトライアル種目3冠を記念した「TEAM SUNWEB 特製チームポスター & クリアファイル」をプレゼント。 ※ポスター&クリアファイルは数に限りがございます。無くなり次第終了とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。   <ツール・ド・フランス さいたまクリテリウムにGIANTライダーが参戦!> メインイベント「2017 ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」には、 GIANTがサポートするチーム・サンウェブとシマノレーシングが参戦します。 2017年のツール・ド・フランスで山岳賞を獲得したワレン・バルギルら4名が、 チームとして2年ぶりとなる勝利を目指します。 TCRに乗り全日本選手権3位入賞を果たした、シマノレーシングの木村圭佑にもぜひご注目。 国内外のトップレーサー達の力走にご期待ください! <チーム・サンウェブ 出場メンバー> ワレン・バルギル(フランス)ツール・ド・フランスでは、2つの難関ステージを制すと共に山岳賞ジャージ「マイヨアポア」を獲得し、 クライマーとしての才能を開花させた26歳のフランス人ライダー。 今シーズンを最後にチームを離れるため、サンウェブのジャージを纏いレースを走る姿は、今大会で見納めとなる見通し。 シモン・ゲシュケ(ドイツ)チーム最古参ライダーの一人であるドイツ生まれの31歳。 普段はアシストとして走る機会が多い一方で、2015年のツール・ド・フランスでは難関山岳ステージで勝利を飾っている。 整えられたダンディーな髭がアイコン。 ニキアス・アルント(ドイツ)スプリンター大国ドイツが期待する若手ライダー。 今季はUCIワールドツアーのカデル・エヴァンス グレートオーシャンズロードレースで勝利。 ツール・ド・フランスではアシストとして、マイケル・マシューズ(オーストラリア)のポイント賞獲得とステージ2勝に貢献した。 ヨハネス・フレーリンガー(ドイツ)ステージレースを得意とする経験豊富なベテランライダー。 ツール・ド・フランスをはじめとする3大グランツールへの出場は、チーム2位の14回を誇る。 チームではアシストとして多くの勝利に貢献してきたほか、母国ドイツ代表として走る機会も多い。 <シマノレーシング 出場メンバー> 秋丸 湧哉 木村 圭佑 水谷 翔 小山 貴大

2017.09.30

EVENT

ツール・ド・東北2017に今年も参加しました。

■ 5回目の「ツール・ド・東北」。 宮城県石巻市と気仙沼市を拠点とする復興サイクリングイベント「ツール・ド・東北」に、今年もテクニカル・サプライヤーパートナーとして参加してまいりました。 第5回という節目を迎えた当大会。今年は土日2日間の参加定員を4,000人にまで拡大し、名実ともに国内最高峰のロングライドイベントになりました。2013年の第1回大会こそ参加者1,300人でしたが、2回目以降は3,000人規模となり、気仙沼スタートや土曜日のグループライドを追加しながら年々そのスケールを拡大。今年もグループライドに「奥松島グループライド&ハイキング」が追加され、土日2日間の重複参加もOKとなったこともあって、大会の魅力がさらに高まったと思います。 >「ツール・ド・東北 第1回から第4回までの軌跡」をぜひご覧ください。   ■ 9/16(土)大会1日目。 今年からグループライドが2コースとなり朝のスタート時刻が早まったため、前夜から石巻に泊まって早朝に会場入り。SHIMANOさん、IRCさんと共にオフィシャルメカニックサポートを実施しました。 国際レースなどで活躍するSHIMANOさんのサポートカーとトラック。 グループライド参加者のメカニックサポート。輪行や配送箱から組んだバイクのチェックが多かったようです。 2コース合わせて500人以上の参加者で会場は朝から大賑わい。もちろんそれぞれのライドにもジャイアントのメカニックサポートカーが帯同しました。復路での石巻市街の渋滞など、課題もあったようですが、こちらは今後もますます人気が出そうですね。 >大会公式の「ツール・ド・東北 2017 ダイジェストムービー」も、ぜひご覧ください。前半2分ぐらいはグループライドの様子です。 会場でのメカニック作業は年々軽微になってきている印象です。復興イベントという主旨を理解され、事前に整備をされる方の比率が高まったのではと推察します。また他方、会場でのメカニック工賃が「ツール・ド・東北基金」への寄付となることを承知され、敢えて作業を受ける方も散見されました。どちらもこの大会ならではと思います。 受け付けをするジャイアントジャパン社長とメカ作業をする商品部長。まさに全員体制です。 メカニック作業は例年15時頃から急に忙しくなります。ジャイアントストアいわきのスタッフもフル稼働でした。 2011年4〜5月に被災地にお届けした特別仕様のMTB。今回は奥松島ライドに参加されたそうです。   ■ 9/17(日)大会2日目。 今回は台風の影響で走行距離が短縮されましたが、集合・スタート時刻は予定通りでしたので、3,000人を超える参加者が5時半から10時過ぎまで4時間半ほどかけて順次スタート。私たちも例年通り朝4:00から会場でメカニックサポートにあたり、フォンドのスタートに応じてサポートカーも順次スタートしました。 筆者は今回、最終の女川・雄勝フォンドに帯同しましたが、ライド中は絶えず沿道や参加者を注視しており、いつも写真をほとんど撮れません。しかしその分だけ参加者や沿道の方々の表情が心に刻みこまれ、最終走者がゴールするまで自分なりに大会を楽しんでいます。これもツール・ド・東北ならではの関わり方だと感じます。 朝5:40。気仙沼フォンドのサポートカーと女川エイド対応のSHIMANOトラックが出発。 同時刻のスタート隊列。沿岸部の狭い道で地元車両の不都合を出来る限り抑えたいため、ここから4時間半かけての時差スタートとなります。 SHIMANOさんも4:00から担当フォンドのスタートのギリギリまで休まずメカニックサポートに当たられていました。 9:00。女川・雄勝フォンドのスタートを待つMOREチャレンジの3人と、一緒に走るLiv担当者のM。 10:50。女川・雄勝フォンド最後尾のサポートカーからの石巻バイパス仮設住宅。恐らく4時間以上もこちらで手を振っていただいていると思うと胸が熱くなります。   ■ ツール・ド・東北の真価。 今年は5回目にして初めて「大会中止」の危機に直面しました。大型の台風18号が東北地方を縦断する気象予報が会期前から公表されており、大会メインの日曜日の開催が危ぶまれる状況で、私たちも雨対策を強化して現地入りしました。 結果として「走行距離を短縮しての開催」となり、終わってみれば逆に拍子抜けするぐらい無事だったのですが、私たちはこの結果と過程に当大会の真価を感じています。素晴らしかったのは、この難しい判断を大会事務局が確定し、公表したのが前日の11時という早いタイミングだったことです。開催メリットとリスクとの狭間で「15時までに全員をフィニッシュさせるための短縮開催」を早期に確定するには、コアメンバーの胆力だけでは無理で、地元と連携した運営体制や、大会成功を願うモチベーションの高いボランティアスタッフの協力が不可欠なはずです。事実、石巻も気仙沼も大会終了後から風雨が激しくなり、夜にはイベント参加者が走った地区でも浸水被害や避難勧告が出ました。そんなギリギリの状況でも開催できたのは、入念な準備のもとに英断され、最善を尽くされた運営スタッフ全員の功績と思います。 11:28。女川エイド恒例の「サンマのつみれ汁」をスタッフも堪能。ボランティア女性の笑顔に癒やされます。 13:55。小雨の中、最後まで沿道で声援を送っていただいた石巻市福地町の皆さま。毎年ありがとうございます。 14:22。残り4km地点を快走する内藤大助さん。TCR ADVANCED PROを前日にお貸ししたのですが、優しい語り口と腰の低さが印象的な良い方でした。 内藤さんのすぐ後をMOREチャレンジの3人も快走。雨も少しパラつく程度で済みましたので本当にラッキーでした。 私たちジャイアントは、「ツール・ド・東北を、まずは10年、必ず継続する」という主催者の思いに賛同し、「こちらもトコトン付き合おう」と決めて、第1回大会からオフィシャルメカニックサポートを継続してまいりましたが、今回、真価が問われる厳しい状況を乗り切った現場に際し、大会への思いがさらに一段、強まったと感じています。   ■ 東北への思いと今後。 また、手前味噌で恐縮ですが、私たちは今大会前日の9/15(金)に、「ジャイアントストア仙台」をオープンいたしました。私たちが仙台市街ではなく仙台東部道路そばの荒井東地区を選んだこと、そして、この日にオープンさせたことには、ツール・ド・東北での経験が大きく影響していると後顧しています。復興への思いを途切れさせないためには、復興で変わっていく街の一員としてビジネスをすべきと思い至り、この日この場所に行き着きました。もちろん、復興は一朝一夕にはいきませんので、目先の損得に捕らわれず中長期的なビジョンで腹を括って営業し続けるためにジャイアントジャパン直営といたしております。 「ジャイアントストア仙台」外観。仙台市地下鉄東西線の東の終点である「荒井駅」の改札から徒歩1分ぐらいです。 今後はツール・ド・東北という「点」を、「線」そして「面」に拡げるべく、「ジャイアントストア仙台」を起点に「ジャイアントストア北上」や「ジャイアントストアいわき」、そして東北全体のサイクルショップ様と連携して、私たちがすべき役割を果たしていく所存です。 また1年、皆様それぞれのRIDE LIFEをお過ごしいただき、また来年の9月に、ぜひ東北の地でご一緒いたしましょう。 2017年9月 ジャイアントジャパン広報・イベント担当 渋井亮太郎

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