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新型TCX ADVANCED PROが17年間におよぶシクロクロスの革新を継続

ワールドカップのエリートレーサーからローカルレースに熱中するライダーまで、GIANT TCXシリーズは、勝利を求めるすべてのシクロクロスレーサーから支持されてきました。これまで世界選手権を含むプロレースで数えきれないほどの栄冠を手にしてきたTCXは、2003年の登場以来シクロクロスの革新の最先端を走り続けています。

シクロクロスは歴史や伝統に傾倒した保守的な競技と言えます。しかし、TCXは常に前向きです。最高峰のレースでの勝利とともに新しい技術を開発し、レースの場で改善を続けてきました。そして、TCXはこれらのテクノロジーを誰もが利用できるようにした実績があります。

 
 

TCXの歴史は、レーサー専用に開発されたアルミフレームからスタートしました。2003年の初期フレームは、コンパクトジオメトリを採用した世界初のシクロクロスバイクで、誰もがカンチブレーキを使用していた時代に、既にディスクブレーキを使用可能な選択肢を提供していました。初期型フレームが登場してから4年後、ALUXX SLアルミフレームにカーボンフォークを備えたTCXが完成車として市販されました。

フルカーボンフレーム&フォークを採用した最初の量産型シクロクロスバイクとして2011年に「TCX ADVANCED SL」を発表しました。2013年には、ラース・ファンデルハール(オランダ)がプロトタイプのディスクブレーキバイクに乗り、ワールドカップで初優勝して歴史を作りました。その後2014年には、TCXに快適性とコントロール性を高めるD-Fuseシートポストが採用されました。以降D-Fuseシートポストはエンデュランスロードバイクやグラベルバイクにも取り入れられ、今では他のブランドも同様のデザインを試しています。

長年にわたりGIANTのエンジニアと開発者は、世界のトップレーサーと密接に協力してきました。2008年の世界チャンピオンであるラース・ボーム、ワールドカップ優勝9回のラース・ファンデルハール、2016年のU23世界チャンピオンであるヨリス・ニューエンハイス、彼らはTCXとともにキャリアの頂点に到達しました。最近では、カナダナショナルチャンピオンを2度獲得しているマイケル・バンデンハムを含む新世代のレーサーと提携しています。

TCXは常にレース育ちのシクロクロスバイクであり、それを証明するために世界選手権に挑戦してきました。
それは舗装路、グラベル、ダートでスピードを上げることに繋がります。

絶え間ない革新と改良によって、レースでのパフォーマンスに優位性を与えるだけではなく、よりスムーズなライディングを実現し、多様な地形と広い用途に対応する機能的なバイクとなりました。

このまったく新しいTCX ADVANCED PROは、最も総合的なTCXとして、進化を続けて水準を引き上げ続けます。まず新型TCXは、前期モデルと同じ高剛性を維持しながら大幅な軽量化を誇ります。完全に新設計されたフレームは200g、フォークは60g軽量に、合わせて260gの軽量化を実現しました。また、非対称チェーンステイは動力伝達と泥はけ性能を最大化します。

軽量化と画期的なエンジニアリングの進歩により、俊敏でかつ応答性に優れる新型TCXは、舗装路、土、砂、レースコースで現れるどんなシチュエーションにも対応します。軽量化により、クライミングや担ぎパート、そしてスプリントで速さを感じるでしょう。

新型TCXは、俊敏性と加速性が向上しているだけでなくライディングもスムーズです。ほとんどのモデルに採用される、新しいフルカーボンD-Fuse SLRシートポストは、既存のD-Fuse SLと比較してしなりが20%向上しています。また、独自の内蔵シートクランプによって、30.9mmのラウンドシートポストの装着が可能になり、ライディングスタイルに応じてドロッパーシートポストの装着も可能です。

新型TCXの革新には、フレーム以外のコンポーネントやホイールシステムも含まれます。最大45mm幅のタイヤを装着可能なフレームは、よりスムーズで効率的な乗り心地と、パンクのリスクを低減してより低圧でのしなやかな走りをライダーに提供します。また、フラットマウントディスクブレーキと前後12mmスルーアクスル仕様で、極限のレースでの剛性とコーナーリング性能を高めます。

ラース・ファンデルハールは、ワールドカップで初めてディスクブレーキバイクで勝利したライダーとしてTCXとともに歴史に名を刻みました。プロトタイプのTCX ADVANCED PROを駆ったファンデルハールは、地元オランダのファルケンブルグでのワールドカップで優勝しました。

プロクラスのシクロクロスレースで勝利するためには、様々なアドバンテージが重要です。素早いスタート、タイトなコーナーリング、泥・砂・土とあらゆる路面でのコントロール性。新型TCXは、長年にわたるトッププロライダーによる世界最高峰のレースでのフィードバックにより、これまで以上にさらに速く、スムースに進化しました。

Key Performance Factors

LIGHTER AND
STIFFER

アドバンスド・グレードのカーボンフレームセットは、前世代よりも260g軽量に仕上がっています。フレームは1050gから850gに、フロントフォークは460gから400gに、フレームとフォークのねじれ剛性とペダリング剛性を落とすことなく軽量化され、結果、重量剛性比が向上しています。

TOTAL
CONTROL

フラットマウントとスルーアクスルでインテグレートされたディスクブレーキテクノロジー、それに組み合わされたチューブレスレディのGIANTホイールシステム、そして45mmまで対応する充分なタイヤクリアランスが、変化の多いコンディションや様々な気象状況における高いコントロール性を提供します。

SMOOTH RIDE
QUALITY

新フレームに採用される独自の内蔵クランプと新しいD-FUSEシートポストが振動吸収性を高めるだけではなく、新たに内蔵クランプの入替で30.9mm径の丸形シートポストやドロッパーシートポストにも対応。ライディングスタイルや走る路面に合わせて選択肢を提供します。上位モデルには新しいフルカーボンD-FUSE SLRシートポストが採用され、従来のD-FUSE SLと比較して20%可動域が広がり振動吸収性を向上しています。

Highlights

再設計されたアドバンスド・グレードカーボンの採用で、前世代よりも大幅な軽量化を実現した新型TCX ADVANCED PRO。スムースで反応性が良く、高いフレーム剛性を持ち、コース上で素早く敏捷なパフォーマンスを発揮。全力で走るシクロクロスのレースから、様々な路面でのライディングまで、これまででもっともスムースで最速のTCXが誕生しました。

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