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コロンビアのレオナルド・パエッツが、トルコのサカリヤで行われたUCI MTBマラソン世界選手権 男子エリートで2年連続優勝。タイトルを守り、金メダルを再び獲得しました。
38歳のパエッツは、イタリアを拠点に活動しているGiant-Livポリメディカルチームのライダーで、XTC ADVANCED SL 29ERを駆り、ハイスピードで予測不可能な110kmのコースで勝利をおさめました。2年連続でMTBマラソン世界選手権を優勝したのは、ベルギーのライダー、ロエル・ポーリセンが2008年と2009年に成し遂げて以来のことでした。
「どれだけ幸せかを表す言葉が、まだ見つからない」と、昨年のスイスでの優勝を含め、これまでに合計5つの世界選手権メダルを獲得してきたパエッツは言います。「チームメイトに感謝している。家族とチーム、そしてすべてのスポンサーとファンのみんなにも」。
ハイスピードな展開となったレースで、前半には18名の大きな先頭グループが形成されましたが、徐々に選手が絞られ、小さなグループへ。最終ラップとなる3周目ではパエッツ、ポルトガルのティアゴ・フェレイラ、チェコのマーティン・ストセクとクリスティアン・ヒネク、イタリアのジュリ・ラグノリの5名にまで絞られました。
そのグループで決定的なアタックを最初に行ったのが、パエッツでした。フェレイラとストセクだけが、それに続くことができましたが、パエッツはプレッシャーをかけ続け、最終的に銀メダルとなったフェレイラに2分20秒の差をつけ、フィニッシュしました。