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長屋 : トライアル世界選手権#2 日本大会 2位

8/26(日)、岐阜県関市板取で行なわれたトライアル世界選手権第2戦日本大会で、
マスタークラス(26インチMTB)に参戦した長屋佳政は惜しくも2位に終わりました。


本年の世界選手権は僅か2戦のみの為、年間ランキング上位を狙う海外選手の多くが
今回の日本大会へ参加し、計100名を越す選手が来日しました。
これら海外選手に加え、出場を認定された日本人選手60名が加わり、日本では過去
最大規模のトライアル大会となりました。

今回の開催地となった岐阜県関市北部に位置する板取地区は長屋の生まれ故郷であり、
幼少からこの地で練習を重ねた長屋に有利な点は多く、また今回長屋は、ベストコンディ
ションで大会を迎えることができました。更に、マインダー1名に加え、2名のスタッフと十分
な器材を用意し、万全のサポート体制を敷いて世界の頂点を目指します。

24(金)・25(土)の公式練習日の両日、長屋・マインダー・スタッフはセクションの下見を
2度行い、減点(足着き)を最小限に止めるために、タイヤ接地面、残り秒数など、
マインダーが声を掛けるタイミングについて、全員で入念な打ち合わせを重ねました。

翌26(日)、地元板取出身の長屋が世界チャンピオンを狙える位置にいることは、
大会前のマスコミ報道で周知されており、大勢の観客が囲む中、長屋は競技を
スタート。

いつも以上に緊張してもおかしくない第1セクションから第3セクションまで、長屋は
落ち着いてライディングし、足つきなしの連続クリーン。
今大会最高の難易度を誇る第4セクションでは、ライバルの走りを見てから走行する
目的で選手同士の駆け引きがあり、20分以上誰もセクションに入らない状態が続いたが、
この状況から脱するべくセクションに入ったのは長屋でした。
下見時のイメージを忠実にライディングするものの、セクション半ばの難所で予定通り
足を着いたが、その時足元が崩れてしまい転倒で5点を宣告されてしまいます。
しかし長屋は、続く急斜面の登り下りのパワーが必要な第5セクションを冷静に
クリーンで通過。
続く第6セクションは、電柱ほどの丸太を池の上に斜めに横たえ、先端は空中に突き出し
途切れる設定で、究極のバランスと集中力が求められます。

  

しかし、斜度のきつい一本橋を漕ぎで上るものの、バランスを崩し足を着いてしまいます。
一旦足を着くと、再スタートの時にまたバランスを崩しさらに足が出てしまい、丸太の
先端に届く前に3回の足つきをしてしまい、思うようにバランスが取れず足を着いたまま
動かなくなってしまいます。
持ち時間が過ぎていき、取り囲む観客からは諦めの空気も感じられる中、大声で吼えた
長屋は、空中に突き出た丸太の先端で見事バランスを取り直し、2m直下の水面へ飛び
降り、このセクションを2分以内に走破成功。減点5を避けることができた。

  

更に集中力を高めた長屋は、第7~第10セクションを減点2で乗り切り、1ラップ目を
累計減点10で終了。2ラップ目も集中した走りで、シナリオ通りの完璧な走りで、2ラップ目
トップの累計減点6で終了。 結果、総減点数16でフィニッシュ。
しかし、この日優勝したのは、高い集中力・技術を持ち、何物にも惑わされず自分の走りを
崩さず、過去に8度のチャンピオン経験のあるスペインのセサール・カニャスでした。

長屋の大会成績は2位、年間総合ランキングも2位となりました。
(選抜マスタークラスでは日本人として過去最高位。)
また、コンストラクターズ部門でもGIANTは総合2位を獲得。

この後、長屋は、10月7日に長野県中条村で開催されるトライアル全日本選手権
最終戦に出場します。既に今年度の全日本チャンピオンを決めている長屋ですが、
全日本選手権7連勝を目指し全力で挑みます。
今後とも長屋とTRIALS PROの活躍を応援よろしくお願い致します。


■結果
マスタークラス
1. Canas Cesar      減点11 (クリーン=15) -SPAIN  MONTY
2. Nagaya Yoshimasa  減点16 (クリーン=14) -JAPAN  GIANT
3. Savage Ben      減点22 (クリーン=11) -UK     KOXX

■年間総合ランキング
マスタークラス
1. Canas Cesar      40POINT -SPAIN  MONTY
2. Nagaya Yoshimasa  32POINT -JAPAN  GIANT
3. Savage Ben      32POINT -UK    KOXX
※同ポイントの場合、最終戦での上位者がランキング上位

■コンストラクターズ26インチランキング
1. MONTY    40POINT
2. GIANT     34POINT
3. KATAYAMA 15POINT

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